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おめでとう!継続表彰200回 中村香織さん

表彰式では、サン=オートム室内オーケストラによるファンファーレが華を添えました。
表彰式では、サン=オートム室内オーケストラによるファンファーレが華を添えました。
 2014年5月6日(火・祝)新緑の爽やかな季節の中開催されたPTNA新宿コンチェルト地区ステップで、中村香織さんが前人未到の継続表彰200回に到達し、福田成康当協会専務理事より継続200回の功績を称えた表彰状と「ステップ参加券」及び101回~200回のステージを記された『参加の軌跡』が贈呈されました。

 150回表彰に続き、200回表彰もコンチェルト地区ステップを選んだ中村さん。200回を一つの節目として、モーツァルト作曲 ≪ピアノ協奏曲第23番≫ 第1楽章を演奏された中村さんに、お話を伺いました。

(1)200回のステージを振り返っていかがでしたか?
一番変化があったのは「ステージ上での緊張(演奏不安)」に対しての心構えだと思います。私が1回目のステップに参加したのは、2004年1月11日だったと記憶しています。人前で演奏する際の不安は、体調に支障がでるほどとなり、このような過度の演奏不安を克服するためにステップに頻繁に参加するようになったのがそもそもの発端でした。事実、60回、70回の継続表彰を過ぎたあたりから、本番前に緊張で食べられない、などのことは無くなり、舞台袖で手が冷たくなることも、その頃には、ほとんど自覚しなくなったと記憶しています。演奏不安への根本的な克服は、ステージで演奏することを「日常化」することだと思っています。


(2)ピアノ・ステップの活用方法についてお聞かせください。
ふだん師事している秋山徹也先生とのレッスンのなかで、頂いた講評とともにステージでの演奏を振り返りながら先生とディスカッションを行います。これは、様々な気づきにつながる重要なプロセスであり、レッスンの一環としてステップを活用しています。


(3)仕事との両立などについてアドバイスをお願いいたします。
ピアノが上手くなる為にある程度の時間をかけて練習する必要があることはもちろん間違いないのですが、時間を費やしただけで上手くなるものでもないように思います。芸術のみならず、広い趣味性のバックボーンを身につけることや、演奏という行為を物理学的あるいは人間工学的な観点で考察すること、また、作業の効率化やプライオリティの考え方などの社会人として求められる資質を上手く練習にも応用することによって、省エネ/時短を目指して能率の良い練習を進めて行くことができれば、両立することは十分可能であると思います。

(4)今後の計画や抱負についてお聞かせください。
 すでに昨年秋に発表がありましたように、遂に2015年にグランミューズ部門の上位カテゴリーとして「グランミューズG」部門が新設されることになりました。従来型のグランミューズ部門に対して、4期全てを要求されるプログラム構成やエチュードの課題が課せられることになりそうです。私がA1カテゴリーで2位を頂いた2010年以降、このような上位カテゴリーの新設を強く心待ちにしていたのですが、ついにそれが実現化しそうな運びとなってきたため大変楽しみにしておりますし、自分もこれに照準を合わせ、準備を進めて行きたいと思います。
 200回目の記念となったピアノ・コンチェルトの素晴らしい演奏と継続表彰受賞、誠におめでとうございました。これからの中村香織さんのますますのご活躍を楽しみにしております。

(インタビューと文: ピティナ文京アナリーゼステーション 岡田 雅子)
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