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第6回 ロシアピアノ奏法勉強会報告

3月9日(木)、古畑由美子先生を講師にお迎えして
6回目になるロシア奏法の勉強会が行われました。

テキストは2巻に入りました。
『ロシア奏法によるピアノ教本 はじめの一歩 2 』
(O.ゲターロワ/I.ヴィーズナヤ著 村手静子訳 音楽之友社)
レガート奏法、スタッカートを学びます。

はじめは右手の3の指から左手の3の指へレガートで移行するレッスンです。
〝3の指の指先に重さをかけながら手首、肘、肩は固くなっていない〟
〝指の腹で鍵盤に触れるようなタッチ〟などなど、
1巻で学んだことの総動員です。
後半ではスラーのかかった二つの音の二つ目の音がスタッカート、という入り方です。
〝まるめた手の中から前にそっとはじくような〟と古畑先生はおっしゃっていました。

頭で先に考えてしまうと難しく感じますが、1巻を習得してきた子どもたちには
〝今まで慣れてきたことにほんの少し新しい要素が入ってきただけ〟というように
作られており、スムーズに進んでいけるように思いました。
スオミの教材にも言えることですが、他のメソッドで進んできている生徒さんが
奏法の見直し、表現の幅を広げたいときなどに、このシリーズを使ってみたい、
とも思いました。

また、古畑先生が何度もおっしゃっていたのは〝聴く〟ことの大切さです。
これまでの勉強会でも3度、5度、さらに6度の和声を感じることの重要性を
お話ししてくださいました。今回のレガート奏法、スタッカートにおいても、
前の音を〝聴いて〟瞬時に次の音を作り出す手の準備をする、緊張感をもって
先取りする、などなど惜しみなくエネルギッシュに伝えてくださいました。
次の勉強会は5月29日(月) 2巻の4.アウフタクトからはじまります。
(M.K記)

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