レポート アーカイブ

2012年9月14日

9月7日勉強会レポート

こんにちは。

9月7日に行われました第1回ちば若葉ステーションの勉強会の様子を

紹介したいと思います。

勉強会では「スオミピアノスクール~音楽への旅立ち~」という教材を使用して進めていき、

ピアノを弾くうえで必要な脱力、奏法などに立ち返り、ピアノや音楽に生徒さんとどう向き合うか等

意見を出し合ったり実践したりしました。

 

ピアノ1.jpg

実践中です。

 

ピアノ2.jpg

 

こんな風に実践しながら基本に立ち返って話し合いをして勉強会が進んでいきました。

指導するうえでさまざまな提案もあったりと実のある2時間だったと思います。

 

今回正しい脱力中心の勉強だった為、フレージングや奏法についてはさわりだけでしたが

次回できたらいいなぁと思っております。

 

次回勉強会の予定は1月を予定しております。

どうぞよろしくお願い致します。

 

m.miyoshi

2013年8月 2日

第3回勉強会

こんにちは!

暑い日々が続いていますがいかがおすごしですか?

 

さて、遅くなってしまいましたが5月29日に開催しました第3回勉強会のご報告を致します。

今回は「即興と創造」をテーマに映像や資料、スオミピアノスクールの教材を使って勉強しました。

 

こどもの成長に伴った感性や音楽性を育てていくうえで大切なこと、音楽の本質を見直す良い機会となりました。

「即興演奏をすること」の認識の上での敷居の高さは今後の課題となるかもしれませんね。

常に新しい発見をしようとする探究心、好奇心、自分の中に潜んでいる音楽を開放してあげることetc...

こどもたちだけでなく教育者もおなじようにたくさんアンテナをはっていかなければならないな、と勉強会を通じて考えさせられました。

 

即興演奏には種類があります。

自然界での音を自由に表現することだったり自分が考えてることを音にすることも即興です。

カデンツにあてはめてメロディーを自分で考えてつけることもまた即興です。

自分のなかにある音を表現することをまずは難しく考えずに怖がらずに挑戦することがとても大切です。

即興演奏を通じて広がる創造力は音楽の根本になりうる要素の一つだと思うので流さずにしっかり勉強していきたいところですね。

 

長々と書いてしまいましたがこのへんで。

次回の勉強会は9月4日(水)10時半~を予定しています。

 

m.miyoshi

 

 

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2013年10月18日

第4回勉強会「美しい音とは?音色とタッチ」

9月4日に行われました勉強会は「美しい音とは?音色とタッチ」をテーマに、一人一人が音をイメージし、それぞれが、実際に音を出しながら確かめ、探り、再確認するといったことに取り組みました。腕の動き、指の動きといったことだけにとらわれず、イメージした音を出すことの難しさや、一つ一つの音のみでなく、実際の楽曲の中での音づくりなど、話しはつきません。

そして、何より一番大切なことは、「自分の音や響きをよく聴く」というところに行きつきます。音への追求は永遠のテーマと言えそうです。

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T.miyoshi

 

2013年11月28日

千葉若葉ステップ開催レポート(2013.11.4)

11月4日(月曜日)千葉市若葉文化ホールにおいて、多数の参加者によるステップが開催されました。大きな混乱もなく、素晴らしい演奏が披露されました。

演奏の中頃には、小原孝先生によるトークコンサートもあり、魅力ある演奏と楽しいおしゃべりで会場の中は、和やかな笑顔があふれました。どなたにとっても、思い出深いステップになったと思います。

また、「Q&Aコーナー」では、アドバイザーの先生方に、皆様からお寄せいただいた質問にお答えいただき、学習の助けとなるお話をきくことができました。

一つ一つの質問に丁寧に答えていただきました先生方には、本当に感謝しています。

2013千葉若葉ステップ 2013千葉若葉ステップ 2013千葉若葉ステップ 2013千葉若葉ステップ 2013千葉若葉ステップ 2013千葉若葉ステップ 2013千葉若葉ステップ 2013千葉若葉ステップ 2013千葉若葉ステップ

2014年7月 2日

第5回、第6回勉強会「導入、初級の生徒に合わせた教材の選び方①②」


7月2日10:30~12:30(伊藤楽器イトウミュージックサロン船橋3F③番教室にて)の勉強会は「導入、初級の生徒に合わせた教材の選び方 ②」をテーマに行われました。

前回2月5日に行われました勉強会も同テーマにて話し合いましたので今回とまとめてレポートさせて頂きます。

7月2日

教本「スオミピアノスクール」と併用できるものを中心に表現、テクニック、譜読み、理論と各方面でカヴァーしあえる教材を持ち寄って話し合うことができました。
今回はともだちのーと、アルフレッド導入コース等それぞれの教材のオススメポイントを詳しく聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。


バランスよく楽しくピアノに向き合ってもらうか...大切ですね。

7月②次回の勉強会は9月3日(水)10時30分〜12時30分伊藤楽器イトウミュージックサロン船橋 メンバーズルームを予定しております。



m.miyoshi

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2014年11月12日

第7回勉強会「初級の生徒の表現力アップ!」

こんにちは!
遅くなりましたが9月3日(水)10時30分〜12時30分伊藤楽器ミュージックサロンメンバーズルームにて行われました、第7回勉強会のレポートです。

今回は「初級の生徒の表現力アップ!」というテーマで進められました。
スオミピアノスクール1巻をもとに、効果的な併用教材や使用方法等、ピアノを使用しながら行われました。


image.jpgのサムネール画像

9月3日1

9月3日2


また楽典等の基礎知識を楽しく学ぶための資料の紹介など、それぞれが価値ある情報を持ち帰ることができました。

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2015年5月22日

1月7日(水)第8回勉強会「いろいろな時代の楽曲の指導について~バロック時代」

レポートだいぶ遅くなってしまいましたが...

1月7日(水)第8回勉強会「いろいろな時代の楽曲の指導について~バロック時代」を行いました。

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バロック時代独特の演奏法をいかにわかりやすく指導するか、ということを実践を交えながら行っていきました。
ポリフォニー、舞曲とバロックダンス、アーティキュレーション、装飾音符、校訂楽譜、タッチ等さまざまな視点からバロック音楽と向き合いました。

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教本「スオミピアノスクール」に載っているバロック時代の曲を参加者で弾き比べてみなさん真剣に意見を出し合っている様子です。

終わり20分ほどは、テキスト紹介の時間をとり、ミュージックキー認定の講師の先生に「オリズムピックB」についてお話いただきました。
生徒さんが無理なく楽しく身に着けられるような工夫がいっぱいのテキストです。


終了後は近くの中華レストランにて新年会。
円卓を囲みながらの優先話題は11月15日開催のピティナステップのオプション企画についてでした。

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こちらも決定次第告知いたします。
どうぞお楽しみに!


さて、次回は6月3日(水)10時30分~第9回勉強会「いろいろな時代の楽曲の指導について~バロック時代②」を伊藤楽器イトウミュージックサロン船橋内メンバーズルームにて行います。
今回は初級の楽曲が中心でしたので、次回はバッハの小前奏曲やインベンションなどの指導法とテキスト紹介は「ハロー!こちら音楽ドクター」を行う予定です。
よろしくお願い致します。


m.miyoshi

2015年11月11日

【実施レポ】スオミ・ピアノ・スクール ~監修者・ピアニスト舘野泉氏を迎えて~(久保春代先生・舘野泉先生)

10月22日(木)千葉市美浜音楽ホールにて、「スオミ・ピアノ・スクール」の監修者でピアニストの舘野泉氏を特別ゲストにお迎えして、翻訳や編集に携わられた久保春代先生によるセミナーが開催されました。

初めに久保先生は、「スオミ」の生まれたフィンランドの音楽教育についてお話しされました。日本の20分の1の人口にもかかわらず、国際的に活躍する優れた音楽家を多く輩出しているフィンランド、そこでは厳しい冬を生き抜くために、長い目で物事を考えることが求められます。そのことが「目先の成果にとらわれない長い目の教育」につながっているとのことです。

国立音楽大学のシベリウスアカデミーの教育では、
Ⅰ学生を芸術家の卵としてみる。
Ⅱ教え込むのではなく、自ら学ぶのを助ける。
Ⅲ人間工学的な体の使い方を学ぶ。
Ⅳ現代音楽を同時進行で学ぶ。
Ⅴ実践的な教育(学生がプロのオーケストラを指揮したり、実際に子どもを連れてきて教えるetc.)
といった特徴を挙げられました。

これらは「スオミ・ピアノ・スクール」の
Ⅰ子どもの心を大切に育てる。
Ⅱ自発性を養う。(即興演奏を取り入れるetc.)
Ⅲ奏法(脱力)、理論、様式など、回り道をせずに初めから学ぶ。
Ⅳ現代音楽も取り入れられている。
Ⅴ自然や文化に興味を持たせ、豊かな音楽性をめざす。
という特徴にそのまま当てはまるものです。

続いて、導入編の"音楽への旅立ち"から1ページずつめくりながら、丁寧に説明をされました。
"じぶんのて"のページは子どもの手の形をなぞるところですが、ここでは、ピアノは初めてでも、歯磨きをしたり、ボタンをはめたり、とすでにいろいろなことができる手だということに気付かせてあげます。「その同じ手でピアノを弾く」という認識が脱力につながることになります。
ページ全体に描かれた絵の中の音をピアノで表現してみるところは即興演奏の第一歩です。1巻や2巻に載っているいろいろな種類の即興演奏のページも例として弾いて下さいました。
他のテキストではあまり見られない即興演奏ですが、「このような自由な発想で子どもの創造力を引き出す方法は初めてで驚きと可能性を感じました!」というお若い先生からの感想を頂きました。
久保先生のお話は、限られた時間の中、スピーディーでありながらとても分かりやすくて「スオミ」の特徴や素晴らしさが十分に皆さんに伝わったようです。

後半はいよいよ舘野泉先生にご登場いただき、まずはおふたりの対談となりました。 舘野先生のご幼少の頃のお父様のユニークなご指導のお話がありましたが、それはまさに「スオミ」の導入そのものだと思いました。
舘野先生が若いピアニストたちにアドバイスされることは、身体にむだな力が入っていない状態になるよう、自然な呼吸でときほぐしていくこと。そして先生ご自身、この「脱力」を今もなお模索されていると伺い、驚きとともに「スオミ」のメソードのめざすものと重なることに感慨を覚えました。

最後に演奏をしてくださいましたのは、 光永浩一郎さんの「サムライ」、スクリャービンの左手のためのノクターン、ショーロホフの左手のための第3組曲から「アリア」です。
舘野先生のピアノは一音一音が心に響き、会場は深い感動に包まれました。 セミナーとは思えないような実に贅沢で幸せな時間でした。
Rep:浜本多都子

初めての方に生徒さん役になっていただいて、「こっけん をひ きましょう」を即興演奏♪
テキストの中から即興演奏の例も素敵に演奏してくださいました。
舘野泉先生ご登場です。

2015年11月26日

千葉若葉ステップ開催レポート(2015.11.15)

11月15日(日)千葉市若葉文化ホールにて、千葉若葉地区第3回目のピアノステップが開催されました。
今回は106組というこれまでで一番多いご参加をいただき、朝10:10演奏開始、夜は9:00までの長丁場となりました。

アドバイザーの先生方には最後までお疲れの表情もお見せにならず、暖かく、アドバイスや講評にあたっていただき、感謝いたします。ありがとうございました。

トークコンサートでは菅野潤先生にモーツァルトのピアノソナタ KV.330 を演奏していただきました。
美しいピアノの音色に皆さんが感動されたようです。

Q&Aコーナーでは、テクニックについての質問が多く、菅野先生が丁寧にお答えくださいました。

また講評ではそれぞれの先生から、分かりやすく、ためになるお話をたくさんお聞きすることができました。

今年は初めて参加者全員で写真撮影をしました。

来年のピアノステップは11月3日です。

皆さまのご参加を楽しみにお待ちしております。

ロビーに手作りの更衣室を設置しました。
ロビーに手作りの更衣室を設置しました。
第1部受付開始です。
第1・2部継続表彰
1・2部継続表彰
1部出演者の皆さんとアドバイザーの先生方
第2部出演者の皆さんとアドバイザーの先生方
第3・4部の継続表彰
第3・4部の継続表彰
第3・4部の継続表彰
第3部出演者の皆さんとアドバイザーの先生方
第4部出演者の皆さんとアドバイザーの先生方
第5部に出演された方の継続表彰
第5部に出演された方の継続表彰
第5部に出演された方の継続表彰
第5部に出演された方の継続表彰
5部に出演された方の継続表彰
第6部に出演された方の継続表彰
第5部の出演者の皆さんとアドバイザーの先生方
第6部の出演者の皆さんとアドバイザーの先生方
第8部の方の継続表彰です。
第7・8部の出演者の皆さんとアドバイザーの先生方

2016年1月25日

第11回勉強会

1月20日(水)、第11回勉強会を行いました。
テーマは「いろいろな時代の楽曲の指導について~古典派」

まず、「スオミ・ピアノ・スクール」の第1巻、第2巻に収められている古典派の作品を皆さんに弾いていただきながら、
この時代の背景、楽器、演奏技法、楽曲の形式、指導の際のポイントなどお話をしました。

次に、古典派の重要な作曲家としてクレメンティを取り上げました。
クレメンティは、モーツァルトより4年早く生まれ、ベートーヴェンより5年長く生きた人です。
ベートーヴェンに大きな影響を与えました。
ピアノ(この時代はフォルテピアノ)だけのために作品を書いた最初の作曲家のひとりだそうです。
練習曲「グラドス・アド・パルナッスム」で、近代的な演奏技術の基礎を確立したといわれています。
作曲家、指揮者、コンサートピアニスト、教師だけでなく、自分で出版社を持ち、ピアノ製作者でもあった最も多才な音楽家のひとりでした。

ソナチネアルバムで、多くの人が最初に弾くOp.36-1 を見ていきました。
古典派のスタイルが確立してからの作品です。
版によって、アーティキュレーションや指使いが違うのですが、
クレメンティ自身が書いた指使いを見ると、どのように弾いてほしいのかという意図が見えます。
第2楽章のフレージングについて、原典版やその他の版の違いで盛り上がったところで時間になってしまいました。
次回はここから続きをしたいと思います。

今回は、テキスト「ハロー!ドクター・シリーズ」の紹介もしていただくことになっていましたが、こちらも次回にお願いすることになりました。

終了後は近くの中華レストランで新年会をいたしました。


次回の勉強会は、6月29日(水)10:30~12:30
伊藤楽器イトウミュージックサロン船橋内 メンバーズルーム
にて行います。

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2016年6月26日

ロシアピアノ奏法勉強会


6月24日(金)は
ロシア奏法による
「はじめの一歩」のセミナーの
講師でいらっしゃいます
古畑由美子先生をお迎えして、
第1回目のロシアピアノ奏法勉強会をいたしました。

これまでに何回かこのセミナーを受けていますが、
このロシア奏法による教授法は
子どもにも大人の生徒さんにもとても良いと思います。

フィンランド生まれのピアノ教本
「スオミ・ピアノ・スクール」
との共通点もあると思いました。


この教授法を正しく、
効果的に実践していくために、
ステーションメンバーのグループで
古畑先生から直接レッスンを受けることにしました。

先ずは1音から。

3の指でひとつの音をピアノから引き出すことから始まりました。

これが本当に正しくできているかが大切です。

手首にはばね、張りが必要で、
二の腕は自然に落ちていること。

古畑先生は
「大人の私たちはこのように。」
「子どもにはこれでいいです。」
と具体的な弾き方の違いも示して下さいました。

長年ピアノを指導している私たち、
それぞれの経験や考え方、テクニックも違いますが、
より美しい音を求めて学ぼうという
謙虚な姿勢は同じです。

次回は7月22日(金 )、楽しみです。






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2016年11月17日

千葉若葉ステップ開催レポート

11月3日(木) 文化の日、第4回目のピアノステップが無事終了いたしました。
今年は佐久間龍也先生、杉谷昭子先生、中羽政美先生という3人の素晴らしいアドバイザーの先生をお迎えしました。
講評では毎回それぞれの先生方から、より良い演奏のためのアドバイスやヒントをたくさんいただきました。

ランチタイム後には杉谷昭子先生によるトークコンサートが開催されました。
タイトルは "美しい音の出し方"
初めに皆さんに馴染みのあるブルグミュラーの曲で2種類の弾き方をされ、会場の皆さんに「どちらがいいと思いますか?」と質問をされました。
小さな生徒さんもよく耳をすませて聴き入っていたことと思います。
その後は、杉谷先生ご自身の編曲による カルディッロ作曲のイタリア歌曲 "カタリ カタリ" 当日リクエストさせていただいた ショパンの"子犬のワルツ"、最後はファリャの"火祭りの踊り" と素晴らしい演奏をお聞かせくださいました。

Q&A のコーナーでは、参加者の皆さまから寄せられたたくさんの質問に、3人の先生方が順番に丁寧にお答え下さいました。それぞれの先生の様々な角度からのお話は大きなヒントとなったのではないでしょうか。

来年のピアノステップは11月5日(日)です。
また皆様のご参加をお待ちしております。


1・2部継続表彰
3・4部継続表彰
5・6部継続表彰
50回表彰です!

2017年1月18日

第5回 古畑先生をお迎えして ロシア奏法勉強会報告 2017.1.5

新年最初のロシア奏法勉強会は、コダーイシステムについてのお話から始まりました。

幼少より小・中・高校と継続し系統立てて本格的な音楽教育を行うコダーイシステムは、「歌う」ことを重視し、自国の民謡を歌うことから始まるとのこと。

きれいな声で正しい音程で歌うために「ハンドサイン」を用いながら、フレーズ感を感じながら歌うことが、後に歌うように弾くクラッシック音楽へと繋がると考えているそうです。

そしてロシアでは(またドイツでも)ごく普通の子供が当たり前のように充実した音楽教育を受けられ、やがては音楽を愛する大人、音楽を理解する聴衆としてコンサートに出かけて行く。才能ある子供を見出し育て偉大なピアニストを生み出すために国が支援するロシアの音楽教育システムは素晴らしいものだと思います。

また古畑先生は「奏法を学ぶことも大切ですが、同じように歌も大切です。外国の民謡を歌ったり日本の童謡を口ずさむような、そんな時間を大切にしましょう」とおっしゃいました。

フィンランド版"スオミ・ピアノ・スクール"も自国の民謡を用いており、日本版では日本の童謡や民謡が取り入れられています。

民謡を大切にするロシアのメソッドとも共通していることがわかり、音楽の原点は歌であることに改めて気づかされる思いでした。

次は、指のレシピとして、脱力した親指だけで鍵盤をなでるように触っていく練習に入りました。手首にある親指の関節を付け根から動かすように、集中して目に見えない感覚を感じ取り毎日さらうこと。

その後宿題であったハノン1番を取り上げ、美しいレガートを引き出すための練習方法へ。

16分音符4つを強弱弱弱で、親指は鎖骨から前に押し出すように、小指は肩甲骨を後ろに引くような感覚で。1音目の弾みで残り3音を軽く弾き、最高音のひとつ前4指では立ち上がるようにしながら次の最高音をイメージする。下降は引き寄せるように。

慣れてきたら呼吸とともに音名を歌いながら、また一つ先の指番号を先取りし指替えをしながら弾く。

左手を3度下で弾くと左の音をよく聴くことが出来る。

首は伸ばし、手も肩も常にストンと落ちている状態で。そのためには足腰、腹筋、体幹の支えが必要で、肘が開いてこないよう、片方の手で押さえながら弾くと良いとのこと。

その後、テキスト"はじめの一歩"1巻の重音の弾き方、すべての指を使うレガート奏法について、個々にご指導をいただきました。

教えていただく事柄を感覚の隅々にまで行き渡らせるのは難しいことでもありますが、一

人一人の手の大きさに合わせたきめ細かいアドバイスを頂き、実践してみると、受講生それぞれの音がきれいにふくよかに響き、艶のある美しいレガートへと変わるのがよくわかります。

私の場合、手が大きく重さがかかりやすいとのことで、置くタッチを心掛ける事など今後のピアノを続けていく上での大切な課題を教えていただきました。

またロシア奏法を学ぶことにより、方向性を同じにするスオミ・ピアノ・スクール指導法への理解も更に深まっていくように感じています。

音楽の新しい扉が開かれていくことを楽しみに、これからもじっくりと勉強していきたいと思います。 (K・H)

第5回 古畑先生をお迎えして ロシア奏法勉強会報告 2017.1.5(番外編)

勉強会終了後、東魁楼本館で新年会をいたしました。

その席に、古畑先生のご友人で指揮者の新田ユリ先生がいらしてくださいました。

日本全国、そしてフィンランドその他で大変お忙しくご活躍されている新田先生ですが、フィンランドの教本"スオミ・ピアノ・スクール"を研究している私たちのグループについてご興味を持っていただいていたとのことで、古畑先生がお引き合わせくださいました。

教育先進国と言われているフィンランドの最近の国の状況や音楽教育、子どもたちの様子など、とても興味深いお話をたくさんお聞きすることができました。

私も"スオミ・ピアノ・スクール"についてご説明しながらテキストをお見せしました。

「自分で考える」というフィンランドの教育方針がピアノ教本にも実践されていることに納得されていらっしゃいました。

美味しいお料理も口に運ぶのがもどかしいくらいお話が弾み、あっという間の楽しいひと時でした。 (T・H)

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2017年5月22日

第6回 ロシアピアノ奏法勉強会報告

3月9日(木)、古畑由美子先生を講師にお迎えして
6回目になるロシア奏法の勉強会が行われました。

テキストは2巻に入りました。
『ロシア奏法によるピアノ教本 はじめの一歩 2 』
(O.ゲターロワ/I.ヴィーズナヤ著 村手静子訳 音楽之友社)
レガート奏法、スタッカートを学びます。

はじめは右手の3の指から左手の3の指へレガートで移行するレッスンです。
〝3の指の指先に重さをかけながら手首、肘、肩は固くなっていない〟
〝指の腹で鍵盤に触れるようなタッチ〟などなど、
1巻で学んだことの総動員です。
後半ではスラーのかかった二つの音の二つ目の音がスタッカート、という入り方です。
〝まるめた手の中から前にそっとはじくような〟と古畑先生はおっしゃっていました。

頭で先に考えてしまうと難しく感じますが、1巻を習得してきた子どもたちには
〝今まで慣れてきたことにほんの少し新しい要素が入ってきただけ〟というように
作られており、スムーズに進んでいけるように思いました。
スオミの教材にも言えることですが、他のメソッドで進んできている生徒さんが
奏法の見直し、表現の幅を広げたいときなどに、このシリーズを使ってみたい、
とも思いました。

また、古畑先生が何度もおっしゃっていたのは〝聴く〟ことの大切さです。
これまでの勉強会でも3度、5度、さらに6度の和声を感じることの重要性を
お話ししてくださいました。今回のレガート奏法、スタッカートにおいても、
前の音を〝聴いて〟瞬時に次の音を作り出す手の準備をする、緊張感をもって
先取りする、などなど惜しみなくエネルギッシュに伝えてくださいました。
次の勉強会は5月29日(月) 2巻の4.アウフタクトからはじまります。
(M.K記)

2017年9月25日

第7回 ロシアピアノ奏法勉強会報告

2017年5月29日(月)古畑由美子先生をお迎えして、
第7回目のロシア奏法勉強会が行われました。

ロシア奏法によるピアノ教本"はじめの一歩"第2巻の
「スラーのかかった2つの音符――アウフタクト」から始まりました。

弱拍から始まるフレージング、よく曲の中に出てくる大事な動きです。

拍子感を持ってどのようにレガートするのか、
古畑先生は子どもにも分かりやすい様々な表現で示して下さいました。

右手から左手へのスラーは、「左右に揺れるように」両腕が連動して弾きます。

このような場合も"はじめの一歩"の最初にやった3の指で
鍵盤から音を引き出す奏法が基本です。
小指を意識してポジションはなるべく「回外」で取ります。
手の中にエネルギーを感じて、指で弾くのでなく、手の中から弾くという感じです。

右手がアウフタクトで左手が強拍にくる曲では、左手1拍目をめざして入ること、
また左手を聴いて右手を歌う、といった提案もありました。

この後は今回から始まったツェルニー30番より第1番です。

ピアノを学ぶのに必須の練習曲ですが、これをロシア奏法で弾くと......?

先ず左手の弾き方から入りました。

バスの重心のかけ方、スラーやスタッカートの弾き方など
丁寧に取り上げてくださいました。

この1番は右手の速い動きばかりを気にしがちですが、音楽の流れを作るのは左手です。
両手で弾く時も、左手がリードして決して止まらないようにとのことです。
右手を音名で歌いながら(早口で!)弾くといいそうです。

古畑先生は、ここでも「回外」という言葉をよく使われていましたが、
外声をしっかりさせて、他の音をその響きの中に入れるというのがポイントのようです。

次回は2番から、"はじめの一歩"はいよいよ第3巻になります。


(T.H記)

第8回 ロシアピアノ奏法勉強会報告

「ロシアの子どもたちは幼い頃からプーシキンの詩を暗唱している」ので、
自然に《言葉が音になる!》、とのお話が心に残りました。

言語が音楽と分かち難く結びついているヨーロッパの言語に比べ、
日本語は抑揚が小さく言葉のフレーズ感も弱く、全てに母音が付くので
子音の強いアクセントがなくまたポキポキ切れて聴こえ、語尾もはっきりしません。
言葉の点では不利ですが、日本にも良い歌がたくさんあり、
四季の移ろいがはっきりした風土と日本人の繊細な感情を生かした、
音楽的に価値のある『スオミ』や『はじめの一歩』のような、
日本独自のピアノ教本がいつかできたらいいなあと思います。

さて、1本指のノンレガートから始めたロシア奏法による教本『はじめの一歩』の
レッスンも、いよいよ第3巻「スラーのかかった3つの音符~第1音に重心をおいて~」
に入りました。3つの音符のレガートで、第1・第2・第3音と順に重心をおき
系統立てて詳しく学ぶのは、初めての経験です。今回は116~121の5曲。

116と121では、f (強)とp (弱)の表情を変化させる練習をしました。
f では打鍵のスピードを速くp ではゆっくり入る。
p の《なでなでする》との古畑先生の表現が印象的です。
3拍子のこの2曲とも、左手3拍目から右手1拍目への旋律の橋渡し部分では、
「しっかり右手に渡し、左手からしっかりもらって」と、
2人で心を通わせて会話やダンスをしているようなイメージです。

117では、「伴奏の5度の響きの方をもっとよく聴いて」とのアドバイスで、
弾こうと意識し過ぎた旋律が、5度の響きの中から良いバランスで
自然に聴こえて来ました。8小節の素朴な曲でも(だからこそ)、
聴く(正しく聴く)ことがいかに大切かよくわかりました。
耳で聴こえない音は弾けないはずなのに、日本人は聴こえない音でも
弾けてしまう傾向にあるとのお話。
そのような演奏は聴く人の心に届かない。
自然で美しく心に沁みる演奏は 「指で弾くのでなく耳で弾く」

118では、4・6小節の2拍目裏拍は落とさずに、次の音へ向けて引き上げてから
5・7小節1拍目に落とします。いつもアウフタクトを意識し、「一音も!疎かにせず」、
どの音から来てどの音へどのように向かうのか?...を常に考えて弾かなければと、
あらためて気づかされました。

また、16分音符を2つ含むテンポの速い3つの音は、弾き過ぎないで押し込まないで、
小指をしっかり手の中に入れて第1関節だけで弾きます。

119のスタッカートはひとつひとつ切って弾かないで、
レガートで弾いてからその同じ位置でまとめて弾く。
フレーズの切れ目では小さな息(ちょっと吸う)を使う、などなど。

どの曲も「息を止めずに呼吸(歌うこと)を意識し、弾く前に息を吸い息を吐きながら
音を出す。たっぷりニュアンスをつけながら、とてもゆっくり練習して体の動きを覚え、
テンポアップした時は自然な体の動きだけで弾けるように!」

122は、今回の復習として練習しておくようにとの宿題です。

「演奏の基本は回外である」

小指でしっかりタッチして、親指の第1関節は力を抜く。肘を外に出さず脇は締める。
常に肩関節から垂れている腕。上腕の重さを利用しない手はない。
前腕は肘関節で支える。上半身は足で支える。

「回外から回すのと回外へ回すのと両方自由にできるようになったら、
しめたものです。」

ロシア奏法に出会ってから、「《表現したいことを実現するための具体的な方法》
が全ての音において存在する」のを知ったのは、大きな発見でした。

始めたばかりの小さな生徒さんから、長くピアノを弾いて来た大人の生徒さんまで、
できるところからいっしょに勉強しています。

次回のレッスンも楽しみしております。


参考文献~演奏法の3大重要書として~

(1) カール・フィリップ・エマニエル・バッハ『正しいクラヴィーア奏法』 (全音 2000年)
(2) レオポルド・モーツァルト『ヴァイオリン奏法』 (全音 1998年)
(3) ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ『フルート奏法試論』 (シンフォニア 2011年)

ご紹介下さいました「C・P・E・バッハの本(旧版)」などは、難しくて途中で挫折し
長い間本棚に飾ってありましたが、また手に取って熟読してみようと思います。


(T・H記)


2017年11月13日

千葉若葉ステップ開催レポート(2017.11.5)

11月5日(日)千葉市若葉文化ホールにて、
ピティナ・ピアノステップ千葉若葉地区が開催されました。
小さなお子さまから音大生、大人の方まで100組を超えるご参加をいただき、
聴きごたえのある素晴らしい演奏が展開されました。

今年はアドバイザーとして、岩本智子先生、高嶋麻企先生、
内藤晃先生にお越しいただきました。
先生方の誠意あふれる温かな講評や、一人ひとりへ丁寧に書かれたコメントは
参加者の皆さんにとても励みになったことと思います。

内藤晃先生によるトークコンサートでは、シューマンとショパンの
興味深いお話に続いて、シューマンの"謝肉祭"Op.9より「ショパン」、
そしてショパンのノクターン第8番Op.27-2、即興曲 第3番 Op.51が演奏されました。
内藤先生の美しいピアノの音色には会場中が魅了されました。

来年はここ若葉文化ホールが改修工事に入りますので、
近隣のホールでのステップ開催を予定しております。
同様に皆さまのご参加をお待ちしております。



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