2019年2月19日

ピアノが育てる子どもの脳力~ママと先生のために、ピアノ学習を「科学的」に解説!~

2019年1月27日(日)にふくい子どものための音楽教室研究所にて塚原 利理先生をお招きし、「ピアノが育てる子どもの脳力~ママと先生のために、ピアノ学習を「科学的」に解説!~」を開催いたしました。

当日は、あいにくの雪とインフルエンザ警戒警報の出ている中、20名の聴講者が集まり、アカデミックな内容ながらわかりやすいお話しに、先生のセミナーを楽しく聞かせていただきました。

 まず、人間の発達課題についての「脳と学習」についてご説明いただきました。そして子供の4つの本能を理解すること。

 1. 社会的本能・・・「話したがる」 
 2. 制作本能・・・「創りたがる」
 3. 探求本能・・・「知りたがる」

1.~3. がつながって生じる 4.芸術本能・・・「表現的衝動」をピアノにおいていかに伸ばすかが、我々ピアノ教師として心がけねばならないという事です。

また、子供にとって、誰に認められることが喜びにつながるかという「最重要他者」を知り、それを上手く使う事で、子供のやる気につなげる事ができるということを、教えていただきました。

具体的には 0~1歳において最重要他者は「母親」 1~2歳・・・「父母」 2~6歳・・・「家族全体」

とだんだん広がっていき、10歳前後では「クラスメート」(この時期に学校で格好良く弾かせることが大事)

13歳~大人・・・「彼氏、彼女」(自分自身がどうしたいかという主体性を持たなければならない)

従って、小学生の間は、母親に褒められることが重要で、練習計画を本人にまかせていてもいつまでたっても練習しない、主体は親にあるということを理解していただく事が重要だそうです。

そして、2020年に文部科学省の「科学的指導要綱」により「主体性」「対話的な能力」「深い学び」を求める教育に大きくシフトされるというご説明を受け、AIの導入や教科書に変わるタブレットの導入、プログラミング授業も始まり、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化するこれからの時代、私達ピアノ教師も常にアンテナを張って変化していくべきとのご提言をいただきました。通常3回でされる内容を1回にギュッとつめていただき、大変濃い内容で聴き応えのあるセミナーでした。

Rep:武内 玲子

2018年5月14日

【実施レポ】2018年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー(金子 恵先生)

2018年4月8日(日)ふくい子どものための音楽教室研究所にて、金子 恵先生のセミナー「2018年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」が開催されました。

当日、74名の参加のうち、31名は高校生以下の皆さんでした。小学校低学年の方のお姿も多数見えました。それは、金子先生の、親しみやすく、また分かりやすいセミナー内容だからだと思います。金子先生には、ここ何年か継続してセミナーを実施頂いているので、参加の皆さんも安心して受講して頂いてます。また、県外からお越し頂いてる先生もいらっしゃいました。

2018年4月13日

【実施レポ】初級指導から取り込めるロシアピアニズム -ロシアの小品を使って(カバレフスキー他)(奈良井巳城先生)

2018年2月26日(月)ハーモニーホール練習室にて、奈良井 巳城 先生をお迎えして、「初級指導から取り込めるロシアピアニズム -ロシアの小品を使って(カバレフスキー他)」が開催されました。

まずはロシアの作曲家をたくさんご紹介頂きました。師弟関係やいろんなエピソードなどを、ユーモアを交えて説明して下さいました。 そして、今回のテーマであるロシアピアニズム。簡潔に言い表すと、腕の重みを指先にかけ、手首を十分に使い多彩な音色を作り出す重量奏法だそうです。まずはピアノの構造を知ること。そしてピアノに必要なテクニック(しなやかな手首、腕の回転、脱力、関節、親指の動き、など)を身につける為のハノン等の活用方法などをグッズも取り入れながら教えて下さいました。

今回詳しく教えて頂いたロシアピアニズム!なかなか難しいですが、初級の生徒さんから少しでも伝えていけたらと思います。 最後に弾いて下さった、カバレフスキーの「悲しい物語」は本当に素晴らしく、参加された先生も聴き入っておられました。

奈良井先生、分かりやすく、そして楽しい講座を本当にありがとうございました。

Rep: 福井支部 橋本

2017年2月 2日

【実施レポ】脳を活性化させる!高速読譜法と基礎テクニックの指導(添田みつえ先生)

170123soeda_1.jpg 2017年1月23日(月)、ハーモニーホールふくいにて、添田みつえ先生のセミナー『脳を活性化させる!高速読譜法と基礎テクニックの指導』が開催されました。

「生徒の譜読みが遅くてなかなか進まない...」「テクニックをつけてあげたいけど子どもの集中力がもたない...」という大多数のピアノ指導者が抱えているであろう悩みに、添田先生は身振り手振り、そして軽快な語り口で、解決に繋がる様々なアイデアを教えて下さいました。

使用テキストは「一冊で全調が弾ける おんぷの絵本」。
導入期から全調を学べるという画期的なテキストの使用方法を、非常にわかりやすく説明していただきました。中でも各調の性格や特性の説明は、調性をしっかり理解した上で演奏することの大切さを、参加者一同再認識することができたと思います。

170123soeda_2.jpg 講座が進むにつれ、柔軟性のある子どもたちであれば、このテキストを使用すればすぐに全調が覚えられるに違いない、と確信しました。また「導入期の指導が肝心」との思いが、より一層強くなりました。

導入期のテクニック指導方法では、習い始めから大譜表を使って音符の色分けをして読譜を進める方法、大譜表を使ったミラーごっこ、リトミックを取り入れたリズム感を養う方法、「嬰」と「変」の意味や捉え方、3の指を軸指として理想の手のフォームを作り脱力も同時に学んでいく等々、今までにない興味深い発想ばかりで、どうしたらそんなに素敵なアイデアが次々と生まれてくるのか、と驚きの連続でした。

講座終了後、「導入期の指導は非常に難しいですが、今日は多くのヒントをいただきました」「早速レッスンに取り入れていきたいです」「盛りだくさんの内容で勉強になりました」、といった声が聞かれました。
先生のパワフルさに、参加者一同が今後に向けてのパワーとやる気をたくさんいただきました。これからのレッスンに、更に彩りと楽しさを加えることができそうです。

添田先生、素晴らしい講座を本当にありがとうございました。


Rep: 福井支部 上野かおり

2010年4月23日

4/4コンペ課題曲セミナー(武田真理先生)

4月4日(日)10:00から12:50、 武田真理先生をお迎えして、仁愛女子短大音楽ホールで、課題曲セミナーを行いました。

A2級からD級(近現代)まで全曲を取り上げて頂き、重要なポイントをしっかりとアドバイスして下さいました。参加者総数は115名。内訳はピアノ指導者、会員、親御さん方です。

今回の講座が今後の指導や練習に大いに生かされることと思います。
大勢の方々に参加していただき、嬉しく思いました。

2008年4月11日

コンペ課題曲セミナー開催(講師:金子恵先生)

blog_080406fukui.jpg桜満開の4月6日、仁愛女子短大音楽ホールで、金子恵先生を講師にお迎えし、「2008ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー」を開催しました。

当日の状況
・範囲  A2級~C級(全曲)、D級(近現代)
・時間  午前10時~午後12時45分
・受講者 105名(親子35組、ピティナ会員、ピアノ指導者)
・内容  それぞれの時代の音楽をどのように表現するかについて、
金子先生は演奏を交えながら的確に、しかも分かり易く楽曲分析をおこなってくださいまして、特にバロック音楽を演奏する時には、弦楽アンサンブルをイメージして取り組むことの大切さを強調されておりました。
また、クラシック音楽においてはオーケストラの演奏を思い浮かべながら音作りをするよう、アドバイスされました。受講生の方々にとっても、とても有意義であったと思います。

今後の課題としては、弦楽器とのアンサンブルを計画できればと思っております。

(Rep:福井支部/徳岡美智子先生)