2018年7月10日

福岡春日ステップ開催レポート(2018.6.9)

2018年6/9(土)春日ステーション、福岡春日地区3回目のステップを開催しました。
アドバイザーには赤松林太郎先生、大迫千恵美先生、黒川ちとし先生の3名のスペシャルの先生方をお迎えし、コンペ時期ならでは参加者の意気込みのある熱演、コンペ対策をかねた濃厚な講評&コメント用紙をいただき参加者は大感激でした。

ピティナ・ピアノステップの大目玉であるトークコンサートでは、赤松先生が課題曲+自由曲の魔王を演奏されました(*´∀`)♪ 甘い音色とパワフルなタッチと息づかいで、オーバーホールしたばかりのスタインウェイを見事に鳴らされ、熱い参加者&来場者のみなさまと気持ちが一体となりました☆

春日ふれあい文化センターのスプリングホールの美しい響きの誘惑に負けて、バラバラのバラード2番を私もエントリーさせていただきしました。レッスンや指導で弾くのとは全く違うステージの演奏の大切さを痛感しました。コンペに出ていく弟子たちにかける言葉も考え直しますし、ステージで輝くこどもたちの姿に胸があつくなりました。

今回のステップ参加のなかに、お母さまが介助され、本当に人生のステップを踏まれている演奏を聴きました。支えるお母様にも感動しました。人間らしく心をもちながら、人と人とのコミュニケーションをもてるように、九州で良い学びの環境を提供し、上手くなって欲しいとねがいます。ステップ開催にあたりお力添えを頂きました関係者のみなさまに、心より感謝御礼申し上げます。


2018年6月 6日

福岡春日ステップ開催します(2018.6.9)

ご挨拶

ピティナ・ピアノステップ福岡春日地区に
ご参加、ご来場頂きまして心より感謝御礼申し上げます。
福岡春日ステーション誕生の年は60組、昨年は80組、
3年目の今年は90組のご参加を頂き、多くの方に支えていただきながら、
ピアノを熱心に学びたい親子、指導者の交流の場として成長し、
本日無事に3年めのステップを迎えられたことを大変嬉しく思います。
ステーションの活動内容をふりかえりますと、
本日のトークコンサートで演奏される赤松林太郎先生の公開レッスンを最初の企画とし、
赤松林太郎徹底講座シリーズ・バッハ平均律講座は2018年9月で10回目を迎えます。
たくさんの出会いから、九州の地で充実した学びの内容を提供、
継続させていただけることに感謝しています。
この素晴らしい音響空間で、キラキラに輝く美しい音が、
ご来場頂いた方全ての良い想い出となりますように願います☆
福岡春日スタッフ一同、心をこめてサポートさせていただきます。
関係者のみなさまにも心より感謝御礼申し上げます。


福岡春日ステーション 吉田佳代


(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら

2017年12月 6日

赤松林太郎徹底講座シリーズ ★バッハ平均律講座 第7回

2017年12月12日(火)赤松林太郎先生のバッハ平均律講座第8回目が福岡カワイショップにて10:30~開講されます!
【平均律第1巻7番プレリュード~】
第7回目の講座開講(9/12)から3ヶ月あいて、第8回目開講の前に復習をかねて前回の内容をレポートさせていただきます。
  バッハの時代には現代のピアノが存在していないため、多種多様な鍵盤楽器(豊かな響きを持続させるパイプオルガン、上下鍵盤で音量の差をつけられる二段チェンバロ、指先に力をいれるとヴィブラートがかかったように聴こえるクラヴィコードなど)どの鍵盤楽器でバッハがどんな時に作曲したのか、楽譜からバッハの真意を読みとくために古楽器についても、この講座ではふれていきます。ピアニトであり指導者でもある赤松先生ならでは、現代のピアノで真ん中ペダル、左ペダル、右ペダル3本使い、調声感あふれる美しい音色で奏されます。現代のピアノでバッハを美しく弾くためには知識が必要です。調声と拍子が確定したのもバッハの時代からで、曲にふさわしい拍感で弾くには休符が大事!(空拍は想像力!)と、たくさんの曲をあげ、二時間みっちりレクチャー&弾いてくださいます。講座の後片付けをしながら、主催の私は演奏会の余韻にひたるような感動があります(*^^*)   
 
 平均律講座をリピートされる方の期待に100%おこたえする赤松先生の講座は、毎回ネタ帳などまったくお持ちになっていないのに、まるで二時間計っているかのように、1分の無駄もなく充実した内容できっちり終了されます。世界中をご自分の足でまわられていらっしゃるだけあって、リアルトークには深みがあり、難しい平均律を楽しくお勉強させていただけるのはありがたいです。
    第七回目の講座も名曲オンパレードで、平均律第1巻6番ニ短調の響き→ラソラーソファミレドーレー♪(鼻から豆乳~♪笑)から始まり、インベンション二番の出だしの左手の休符の空拍に和音をいれた和声進行→シャコンヌの音型♪(シャコンヌ聴けてラッキーです♪)偶然ではない調性のもたらす曲調の例にモーツァルトのドン・ジョンバンニ→レクイエム♪バッハ以外の作曲家の名話も聞かせていただきました(*´∇`)♪~
    
 どの時代においても、聴き手の心情を得るためには作曲家が曲にこめた願いや、精神をくみとらなければならないです。指が動くから選曲しただけな演奏は淡白で、エチュードや、メトロノームのようになってしまう!と、赤松先生は審査やアドバイザーも数多くなさっているだけに、偉大な作曲家に対しての熱い想い、バッハを奏する演奏者に対しての願い、ご自身が演奏家としての想い(今回の講座の曲の中では、具体的な演奏のしかたとして、遅いテンポに対して速い装飾だと、きが抜けてしまうことや、リズムが単純な時に、スラーをつけるのは違反ではない。なぜ?どうして?な弾き方)弾き手側の伝統、音楽の深みを交えて話してくださいました。
  
 受講者のための手書き資料に詳しく書いてありますが、平均律第1巻6番⬇⬇プレリュードのポイント⬇⬇⬇(°∀°)
○拍感を作りすぎない!メトロノームではない。
○左手スタッカートにしすぎない!
和声感を大事に!(右の三連符をまとめると和音になる)
○休符が大事!(次の拍にきたらパッと離す。)
○下降はdimしながら拍感をつくらない。
○舞曲ではヘミオラを変化につかうが、この曲はバッハが違うリズムを用いてカデンツに。
6番プレリュードは、つむじ風→のりこえ→自分の勝利→人間力→バッハの精神→感情的な曲である。

平均律第一巻6番フーガのポイント⬇⬇(°∀°)⬇⬇
○偲ぶようにスタート(1声→孤独→ソロ)
○5番フーガと類似する音型を使いながら曲想はまったく異なる
○トリルは統一する→大事なことは、一度やったパターンは最後まで変えないこと。  
 (トリルは直前でやめないとタイがみえなくなるが、直前過ぎてもだめだそう(^^;)
6番フーガは、なにかを取り戻そうと葛藤に葛藤し、救いが見えない曲である。

最後20分で次回予告(°∀°)⬇⬇
平均律第7番
○変ホ長調♭3つは天使の羽(聖霊★)
○牧歌的。  穏やか。 歌う曲♪
○オルガン的

この続きは
2017年12月12日(火)第8回目平均律講座★10:30~福岡カワイショップにて開講です!
※⑦資料配りますが予告の⑧の楽譜をお持ちください!
赤松先生九州スケジュール⬇⬇
12/11日(月)は柳川小川楽器にてインベンション講座開講‼
12/10日(日)は飯塚コスモスコモン中ホールにてピアノリサイタルです♪15:00開演   大3000円/中学生以下2000円

赤松先生の本領発揮のステージ★インベンション講座★平均律★3日間★ご来場よろしくお願いいたします‼
お集まり頂く先生方、関係者のみなさま、こころより感謝御礼申し上げます。
九州の地にはるばる赤松先生にお越しいただき、真の音楽を追及できる学びのシェア、、、みなさまのご理解ご協力頂き、継続させていただき幸いです。2018年4/20第9回目平均律講座も開講です!お問い合わせ08039872185吉田sketch-1505363382460.pngreceived_2054269364801798.jpegDSC_0653.JPGのサムネール画像

2017年9月10日

☆福岡春日ステーション☆ピティナ・ピアノステップ♪ 2017年7/15【春日ふれあい文化センターサンホール】

昨年誕生した福岡春日ステーションは多くの方々に支えられながら、第二回目のステップを80組で開催することができました。未熟で至らないことだらけではありましたが一年ずつ成長を見守っていただけますと幸いです。2019年6/9(土)福岡春日ステップ(同会場)開催予定です‼
ピティナの予選前にステージ練習ができる時期です!ご参加心よりお待ちしています!collage-1500267957311.jpgのサムネール画像collage-1500267782408.jpgのサムネール画像collage-1500267601117.jpgreceived_109822523004473.jpegのサムネール画像received_2024906694404732.jpegのサムネール画像collage-1504997782314.jpgのサムネール画像FB_IMG_1504990644697.jpgのサムネール画像のサムネール画像received_2025193237709411.jpegのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像
30分のトークコンサートではショパン国際コンクール第5位のピアニスト宮谷理香先生(東京)にたくさんの名曲をお届けしていただきました♪福岡春日ステップでは、この素晴らしい音響のホールで演奏すること以外に、名演奏をピアニストの先生のお話とともに聴く機会を望んでいます。世界三大ピアノであるスタインェイのキラキラ美しい音色で様々な演奏を聴いていただきたい!という想いがあります。
ピティナ・ピアノステップでは日本各地にお住まいのピアニストの先生の演奏を無料で聴くことができ、コンクールや受験対策にアドバイザーの先生方からとても適格な内容のコメントを頂くことができます。第二回目福岡春日ステップアドバイザーは、岡部玲子先生(茨城)中村美穂先生(長崎)宮谷理香先生(東京)の三人の先生方にお願いさせていただきました。とても素晴らしい講評を演奏の合間に入れて頂き、打ち上げでは日本各地のピアノ事情が聞けて、、こんな素晴らしい企画が日本各地で行われるのは、大変贅沢なことだと思いました。ピアノを初めたばかりでも、体験重視でステージデビューとして使っていただいたり、自分の教室以外のお友達の中で演奏してみることは励みになります。日頃指導にあけくれている私もせっかくのチャンスと思い、リストの【2つの伝説】パオラを弾かせていただきました♪嬉しいことに第5回目の継続表彰で賞状を頂き、ステージブランクを少しでもうめることができました。どんなことにも全力で取り組みたいという気持ちで主催させて頂いていますが、ステーションとしては新二年生なのでご迷惑をおかけした部分もたくさんありましたが、プログラム組、集客、裏方、全てお勉強になることばかりで素晴らしい学びの機会を頂きました。開催するにあたりお世話になりました関係者のみなさま(佐賀葉隠れステーション代表の森真由美先生にご伝授頂きました。)心より感謝御礼申し上げます。

2017年9月 7日

赤松林太郎徹底講座シリーズ★バッハ平均律第6回目★

2017年9/12(火)10:00-12:00★第7回目平均律講座(第Ⅰ巻Ⅵ~)★
福岡太宰府カワイショップ  ルーチェにて開講致します!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
⬇⬇⬇第6回目6/20平均律第Ⅰ巻5番の内容をレポート致します(^-^)⬇⬇⬇
第5番のプレリュードは、ピアノを習いはじめた9歳の息子(ヴィルヘルム  フリーデマン)の教育のためにバッハが書いた作品です。技巧的ではなく小さな会話のように2度音程の3つの音で上下し、2つの違う表情で表現する曲です。
バッハの研究者であったブゾーニは(彼の版はロマン派っぽいアーテュキレーション)弟子たちにこの5番プレリュードを、ショパンエチュードOp.25-2→ショパン「葬送」Op.35のフィナーレの練習に使っていたのではないだろうか。。。音楽教育にかかせないバッハの作品の奥深さと音楽の歴史を魅力あるトークで楽しくレクチャーして下さるので、難しい平均律をとても楽しく学ぶことができます。(*´∇`)
フーガの予告となるプレリュードは、フーガの情報がたくさんつまっています。バッハ作品の「なぜ?」を、ピアニストである赤松先生ならでは演奏事例をたくさん弾いてくださるので、参考書ではわかりにくい内容も美しい音とともに紐とかれていきます。

バッハ自身も何度も楽譜をかきなおしていることや、版によって装飾が違っていることなど、演奏の解釈はたくさんあります。それぞれの楽譜(版)にそれぞれの想いがあるためバッハを演奏するにあたり、一度決めたパターンを最後まで一貫して弾くことが大事です。やってはならないタブー!を知っておく必要があります。大事な要素として【拍感】メトロノームのない時代の基本のテンポ設定。【調声感】平均律において24作品全てそれぞれ異なる調を探求。【トリル】装飾的、保続的、旋律的があることを覚えておくと演奏の手助けになります。

♪第5番プレリュードのポイント⬇⬇
🔘拍子→音楽が拍によって鼓動する。
※平均律Ⅰ巻では29回も4分の4を使っている!(二巻では16回も!)
昔は4分の4をCと記しメトロノームがない時代は健康な人間の心拍を基本のテンポ設定とする→左手8分音符レッ♪(表 ドッ)レッ♪(裏 クン)ファッ♪(表 ドッ)レッ♪(裏 クン)(°∀°)
同じ拍の刻みのなかで半分になるか二倍になるかシンプルなテンポ設定→Allegro Adagio軸
🔘アルペジオ→4分音符はふさわしいおもさで。8分音符は速度をかえて弾くこと。
🔘シンコペーション→和音を強調するためにある。
🔘オルガンスタッカート→左手8分は長めのスタッカートで、指先をたて、しなやかに。
    (短いスタッカートは手首をかためて、鍵盤のそこをはうようなタッチで。)
🔘オルゲルプンクト(オルガンポイント)→緊張感をもたらす持続低音ラーー(の上にのる)

♪第5番フーガのポイント⬇⬇
赤松先生からの手書き資料は何声かが消されてありました。何声か確定するまでは、それぞれ自己紹介し、テーマが終わったら静かにすること。コンクールなどで、ネズミが走り回っているような演奏をよく耳にするそうですが、しっかり打鍵し、音圧がいる曲だとおっしゃっていました。
※「フーガ」は2声以上の主題の多声部で作曲され、主題の模倣により構成されています。
曲の冒頭に示された主題に続き、その主題の模倣である応答が示されます。
※曲の冒頭にだされた主題が形をかえずに完全に模倣されること→真正応答
※調声が変になるのをふせぐために音程進行がかわること→定調応答【調声的応答】
🔘フランス風序曲(インヴェ14みたいに切らずに弾く。)
→スタッカートせず関節に力をいれ、指スタンプのようにゆっくり離すタッチで。
🔘符点→ルーズになりがちなのでスラーはしない。(符点が三連音符にならないように。)
🔘音価を守る→協和音か不協和音かわからなくなるので、きちんと保持する。
🔘パターンを決める→三小節めは、弾き方が二通りあるがどちらにしても一貫すること。
🔘アナバシス→さいご上昇、エネルギーをためfでおわる。

♪第6番プレリュードのポイント⬇⬇
バッハが自宅で夜にチェンバロで作曲したのではないかと思われる曲。
🔘左手が木魚にならないように(-_-;)和声を感じて弾く。
🔘機械的に指を動かし、指を立てて弾く。
🔘音型に従い抑揚をつける。(真ん中ふくらみ、むくみ禁止)
🔘オルゲルプンクト→半音階→ピカルディ\(^-^)/

♪第6番フーガのポイント⬇⬇
死ぬ瞬間のような曲(/_;)/~~バッハの音楽は和声の意味を考えた演奏でなければ
ならない。例)愛がテーマのⅡ番 ハ短調→厳格でありながら悲しさもある。
🔘ニ短調→シリアス(厳粛に)おもおもしく。
🔘トリル→旋律的

第6回目平均律講座では、コンクールでもよく演奏される平均律第5番を90分(タッチまで)ノンストップで解説いただきました。第6番プレリュード&フーガは30分となりましたので(;-;)続きは9/12(火)第7回目平均律講座で!お問い合わせは吉田まで(090-5789-0782)
※第6番の手書き資料は赤松先生から配布予定、平均律テキストを各自お持ち下さい!
二時間みっちり大変お勉強になる講座です!ご受講こころより、お待ち申し上げています。FB_IMG_1505127947500.jpgFB_IMG_1505127973298.jpg




2017年7月12日

福岡春日ステップ開催します(2017.7.15)

ご挨拶

本日はご来場、ご参加いただきましてありがとうございます。
素晴らしい音響のスプリングホールでの演奏、
美しいピアノの音色をたくさんの人に聴いていただきたい思いで、
福岡春日ステーションは昨年誕生しました。

第一回目のステップは、59組での開催。
第二回目の今年は80組のご参加をいただき、心より感謝御礼申し上げます。
福岡春日ステーション誕生からの一年間をふりかえりますと、
平均律講座をとおして、たくさんの先生方との出会い、
誕生記念の公開レッスン開催から熱心な親子さんとの出会い、
多くの方々のお力添えを頂きながら、
大変充実したステーション活動をさせていただいております。
ピアノを通してコミュニケーションの場(練習)を提供できましたら幸いです。

九州の地で豊かに音楽を学べる環境を提供していきたい思いで、
微力ながらも日々精進してまいります。
今後とも、福岡春日ステーションをよろしくお願い申し上げます。
本日は、こころに残るオンリーワンの演奏ができますように。
              

福岡春日ステーション代表 吉田佳代


(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら

2017年6月16日

赤松林太郎徹底講座シリーズ★バッハ平均律第5回目★

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福岡県 太宰府市 KAWAIショップにて開講

第5回目の講座は『5声を2本の手で弾きこなす!』弾くことが、大きな課題である平均律一巻第4番の復習から始まりました。
(美しいカラーコピーの資料配布★)

バッハの鍵盤楽器作品の中でわずか2曲しかない5声。(もう一曲は一巻第22番)作品がつくられた時代や楽器を理解した上で、現代のピアノで21世紀の演奏にすることが大切です。バッハ自身の考えを洞察しなければ、本来の作品と違ったものになってしまいます。
この講座では赤松先生ならでは、各地を実際にまわられたレッスンでのあるある演奏や、審査のときの残念ポイントなど、ユーモアなトークでわかりやすく音楽の構造をしっかり学ばせていただけます。福岡春日ステーションでは、平均律全曲講座開講を赤松先生にお願いしておりますので、各回のポイントをレポートに記しておきたいとおもいます。

【平均律第一巻第4番のプレリュード】
●バッハ自身の苦悩を訴え宗教色で彩られる。内省的。
●この作品には『歌う』という表情があり、調声感がとても大事である。コーラスで実際に声で歌ってみると表現しやすい!声でSとBの音域をだすのは大変ですね(-_-;)
●4分の6はゆるやかな3拍子である。
●バッハの時代は即興的に装飾がつけられていたので、いかに装飾するかが大事である。(装飾なしで、もともとはつくられていたが、表現を豊かにするために自身が20年して後に書き出したのが現在の楽譜です。)
●保続音に十分な音量と音質を。
●アルペッジョが鋭いと雰囲気がこわれる。

【第4番フーガ】
●苦悩、苦痛、罪をせおう曲。×ポップ○どんよりな曲。
●バッハが自分のイニシャル(BACHにそった音階)を神に捧げ、イエスキリストの奉仕者だと音でいっている。主題だけをみても、楽譜上で音のならびが十字架になっていて、痛ましさの表現が不自然な音程関係の減4度に。このフーガの中で二回減4度が完全4度におきかえられ、半音階進行【passus duriusclus】で神の苦しみをバッハも感じている。赤松先生はヨーロッパにいくと、三位一体(父 神、子 キリスト 聖霊)の像がありますよね。くるくるロールケーキみたいな。と、おっしゃっていました  (o^∀^o)‼

バッハの作品には、注意深くアーテュキレーションを施す必要があり、記号によって音楽のきれめや、ブレスなど楽曲に生命をあたえます。動く音を一生懸命弾くあまりに、長い音がみじかくなり音価がまもれなくなる(-_-;)
保続音がないと、きれいな音になってしまうので、音価が大事です。特に4番は、当時の楽器の限界の音量が要求されるため、チェンバロや、クラヴィコードでは、減衰したら打鍵しなおさないとならず、19世紀のベートーベン時代の奏法にならぬよう区別し、5声ともひびきわたるようにペダルを使うとよいです。

【第5番プレリュード】
●4分の4実は!2分の2(*_*)。ビート感が大事。
●バロック時代では、メトロノームがなかったので健康な男性の心音ではないかと。(80くらい)
●リズムからエッセンスをひろう!×エチュード。
●背骨、臓器がみえないと音楽にならない。×イカやタコ
●ベースは、和声感をかんじて、指先をかたくして、手首をかためたオルガンスタッカートで、ひびかせる。

今期のB課題曲のレインドロップスや、昨年課題曲のタンポポの四分、八分音符のスタッカートのひきわけを例にあげて、下手真似を上手にしてくださいました(;_;)。

【第5番フーガ】
コンクールなどでよく使われる曲ですが、ふてんが甘い‼3連符にならぬよう。タイで指導するとよいそうです。ショパンの幻想曲と、『ゆーきーのふーるまーち♪』を並べて弾いてくださいました。私も生徒さんが、ヨーロッパの方と弦合わせワークショップで、『線路は続くよ♪』の、ふてんを『ノー!』と叫ばれたとき、日本の歌を日本の感覚で弾いてはならぬと思い知りました。あちらからきいたら、ふてんをヘンテコ3連符で弾いて!と、同じことだなぁと(*_*)。

第5回目も楽しく難しい平均律を学ばせていただき、とても充実した二時間となりました。赤松先生、ハードスケジュールのなか、はるばる九州までご足労頂きありがとうございました!参加してくださる熱心な先生方、赤松先生、心より御礼申あげます。
第6回は6/20(火)10:00からです。
第5番の資料配布で、第5番の復習から始まります❗
みなさまのご参加、心よりお待ちしております。received_1991007261128009.jpeg






2017年5月 8日

赤松林太郎徹底講座シリーズ★バッハ平均律第4回目★

2017年3月10日福岡市中央区クローバルホールにて♪
平均律ならではチェンバロ設置の素敵なホールで開催させていただきました。
第四回目は、平均律第一巻の『愛にあふれるバッハ』Ⅱ番と、『聖霊登場』Ⅲ番を赤松先生のチェンバロ演奏で復習&解説していだきました。
チェンバロでは、テンポが速すぎるとよく聴こえなかったり、指でパタパタ弾くと何を弾いているのかわからなくなったり(全部の指をノックするように指先コントロールが必要。ユニゾンは指をかためて弾く。)左3和音は揃えて弾くとつまらなく聴こえたり、(ばらして弾く。トリルをいれると広がりがでる。)チェンバロで美しく聴こえる弾き方は、ピアノでも美しく聴こえることを学ばせていただきました。バッハを演奏するにあたり音価不足にならないようにすること(長い音符は音価以上に弾く気持ちで。)や、チェンバロではペダルがないため指ペダル(ピアノでは真ん中ペダルを使うか、少しずつ大きくするなど。)で弾くことなど、楽器それぞれの特徴をつかみ、頭の中で置き換えて演奏する必要があるのを、実際に美しいチェンバロ演奏で聴かせていただきました。
第四回目の平均律講座に来られなかった方のために、ピアノで弾くときのポイントです。↓↓↓
Ⅲのプレリュード
🔘エチュードっぽくならないように。
🔘音価に注目し16分音符はだしすぎない。
🔘短調→小さなアクセントをこめる。
🔘調声を変えるためにタッチ(発音)の速度をかえる。
🔘インテンポでfで終わる→エネルギー放出!(フェルマータなし。)
Ⅲのフーガ
🔘長い音符が保続できる指づかいで。
🔘シンコペーションをしっかり弾く。
🔘喜ばしい曲である。(不協和音の関係)
Ⅳのプレリュード
🔘フーガの5声を予告するプレリュードは、アリアのように歌って弾く。
🔘ペダルを踏みすぎると休符がつぶれるので、4声が3声になるときは、よく聴くこと。
🔘トリル 前打音 アルペジオ(装飾)の違いを区別。
受講された指導者の先生方は、チェンバロの素朴な音色にうっとりされ、赤松先生もピアノのときと変わらず楽しげに演奏されていました(o^∀^o)

第五回目は、福岡県太宰府市のカワイショップにて平均律一巻のⅣ番フーガ(5声)のため赤松先生がカラーコピー予定で資料を作成してくださるそうです。


バッハの音楽で大切な宗教色で彩られるⅣ番プレリュードは、自身の苦悩と隣人への同情をうったえた悲劇の緊張が最高潮に達するフーガへの前奏曲となります。バッハの手にかかれば転調はなにごともなくなされ、自身が20年後に装飾をかきたしたものと、簡素で装飾なしバージョンがあるそうです。簡素なものほど、こころに語りかけるようで、とても美しいそうです。Ⅳ番フーガは当時の楽器の音域全てが使われ、歌う♪表現力がいる曲です(o^∀^o)

赤松先生の徹底講座第五回目は5/12です!!
楽器の違いや音楽の構成を理解して学ぶチャンスです★このような講座を九州にて赤松先生に開催していただけることに、こころより感謝御礼申し上げます‼
第5、6、7と太宰府カワイショップにて、皆様のご受講をこころよりお待ち申し上げます。
※お問い合わせ 090-5789-0782 吉田

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2017年2月 7日

赤松林太郎徹底講座シリーズ★バッハ平均律第3回★

☆赤松林太郎先生のバッハ平均律講座 第3回☆
2016年12月15日 福岡県春日市ふれあい文化センターサンホールにて開講致しました♪

平均律I巻の二番(愛にあふれるバッハ♪)&平均律I巻三番(カエルの歌と思いきや精霊登場♪)を、題材として赤松先生直筆の資料が配布され、受験やコンクールのあるある演奏を例に、丁寧に解説して頂き、平均律の難しさを感じさせない、楽しく充実した2時間となりました♪

バッハの平均律と偉大な作曲家達の係りで、面白い逸話があります。ベートーヴェンは全ての平均律を暗譜していたことや、ショパンは『音楽教育上、比類のないものだ!』と、1日部屋の中にこもり平均律を弾いていたことや、シューマンの残した言葉には、『音楽を学ぶ者にとって平均律は大変素晴らしい教材であり、毎日勉強することで立派な音楽家になれる。』と、、、どの時代の作曲家もバッハの平均律をこよなく愛していたのがわかります。

第3回の平均律講座が終わるなり、『第4回目も是非お願いします!』とのお声に
2017年3/10の平均律講座は、チェンバロが設置してある会場で開講致します♪
平均律講座では、曲とともに楽器の発展が学べ、どんなピアノもならされる赤松先生ですが、次回はチェンバロでどんな風に平均律をひかれるのか、とてもワクワクしています★
チェンバロだけで作曲したのはスカルラッティぐらいで、バッハは自宅でチェンバロを弾いても、仕事場はオルガンであるためオルガン的思考が必要だったそうです。バッハの時代は、最も重要な楽器がオルガンとされていて、チェンバロに比べ、かなり骨の折れる困難なもので、、自宅の練習にはヴァイオリンのようにヴィブラートが可能な『クラヴィコード』が、つかわれており、18世紀に至るまでは、独奏だけでなく、室内楽や管弦楽、オペラにも重要な楽器だったそうです。
バッハの死後、遺族から売り出された楽器にクラヴィコードは7台、チェンバロは3台だったそうです。子供が20人もいたバッハだからこそ、音量が小さいのが難点な楽器でも、小型でたくさん台数が数必要だったのかな。と、バッハの人間愛をかんじます。
今日のピアノは、1つ1つの音の間のニュアンスの表現を要求したり、ペダルによって響かせることや、音を延長することができます。モーツァルトがおきにいりだったフォルテピアノは、1つの音をクレッシェンドしたり、ディミヌエンドに打つことができ、膝ぺダルが、今日の足ペダルです。作曲家の要望に応えようと、楽器の発展のためにどれだけもの人が奮闘し、希望の音を奏でるまで、、、平均律の講座から楽器の歴史が感じられます。

◎平均律二番フーガのポイント◎
●保続音の音価を守ること!
(和音が変わる時に変化を見せ、前の音価を守ることは休符の表現が忠実にできる。)
●長い音の発音が弱いと、のばしている間に、きこえなくなるので、しっかり発音させて響かせること。
●バッハの世界のフェルマータ(停まる・バスステーション)は、その音が自動的に消えるまで待つこと。
チェンバロなら、カシャっと音がするそうです^_^
●緊張感を生むシンコペーションはとても大事。
※二番のフーガは、宗教曲ではなく人間ドラマ。
愛をめぐる、男女の愛のくるしみ→バッハは世俗音楽も愛したそうです。
主題ではない部分は、かるくひくこと。完全四度による半音進行→神の苦悩→愛のリレー★一巻のフーガは全てピカルディ終始である→絶望→希望★救われてしまう(フェルマータはなし!)

◎平均律三番のプレリュード◎
●テンポ感が1拍子に聞こえるように。
※16分の3ではないので、8分の3を速く弾きすぎないこと。
●カエルの歌にならぬように、立対的に音作りをし、六度の時には上をハッキリさせ、10度はベースから立体を作るために下をハッキリさせること。
●転調が多く色彩豊かであるためには、明るい音はかたく。暗い音はまあるく。動いてないものを安定させ、きかせるのがポイントである。
※赤松先生は、ベートーヴェンのワルトシュタインを、例に弾いてくださいました♪
●ショパンのワルツ1・4・小犬のワルツなどに、ヘミオラ(hemiola)がでてきますが、バッハにもたくさんでてきます。次は、いつはじまるか?場面が変わることを、お知らせするために、、ヘミオラまで音色を変えないこと。

赤松先生は、講座やレッスンで音や感覚だけでなく、楽語の意味や、わかりやすい言葉にしてご指導くださいます。ピアノを通し、多くの学びを気付かせて頂いてます。九州での平均律講座を開講してくださり、心より感謝御礼申し上げます。
★第4回赤松先生の平均律講座★のご参加、心よりお待ち申し上げます★
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2016年12月 7日

赤松林太郎先生によるバッハ平均律講座第2回目11/11

  
    赤松先生の平均律講座第二回目は、2016年11/11春日市ふれあい文化センターにて50名の受講者の方にお集まり頂きました。遠方より徹底講座にお越しいただく熱意、大変頭が下がります。心より感謝御礼申し上げます。
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    今回のお写真はランチ会の写真ではなく、講座終了後、一息つかれてあるショットです。スタバの講座ではございません(*´∇`)聴講された先生方は講座終了後に、すっとんで帰られるお姿、九州に明るい未来が訪れていることを願い、全ての根本となるバッハ平均律講座をありがたく主催させて頂きたいと思います★

    ピアニストである赤松先生は、どんなピアノでも美音でならし、解釈をわかりやすい言葉に置き換え、噛み砕いて解説して下さいます。二時間びっちり(ぴったり)和やかな雰囲気で、笑顔と受講者様のびっくり顔に包まれながら、今後の指導や演奏に希望が持てる講座でした★★

    私のレッスンでバッハを弾かせる時には、和音でまとめ、旋律を交互にひきあったり、骨抜きにして弾かせていますが、、赤松先生の講座を受講すると、言葉にして理由を伝えることができます。
演奏家は解釈を音で表す(言葉はいらない)とは言えども感覚だけでは、生徒さんやご父兄様にはわかりにくいです。赤松先生は、一流の演奏家でもあり、言葉にしてくださる名教師です。講座後に復習をかね勉強をする度、二時間に凝縮された内容の深さを思い知ります。

    
     第三回目(12/15)から受講者される方や、欠席のかたのためにもチラッと内容をかきたいと思います(^∇^)
     

    バッハ(だけでなくどの時代でも)を演奏するときには和音が大事であり、バッハが不協和音やシンコペーションを使う名人であること・ルバート(音と音・拍と拍の間をゆらす)ではなくイネガル・フレーズ感を作るためにアエレ(すきま風をいれる)・プレリュードとフーガの関係性(速度)なによりも、テーマをきれいにひき、保続音をだせるための運指(新幹線の移動中に書いてくださった美文字資料がプレゼント!自ら印刷までしてくださって‼受講者への愛情です。)なぜそう弾くのか?の、裏付けを用語の解説と演奏してくださいました♪
    この講座で全曲習得すると、どんな本よりも有能な参考書が出来上りそうです★バッハは神の言葉を音楽で伝えたのなら、平均律講座中は、赤松先生=牧師様です☆
    
    
    レッスンでも、音楽そのものを見ていらっしゃり(真の音楽を追究)、あの世の芸術家たちと日々、会話(交信)されているのではないかと思われます。あまりのハードスケジュールに、バッハや、モーツァルトによびよせられるのではないかと心配になりますが。(T-T)学びたい私たちのためにも、健康で長生きして頂きたいと心から願います☆


     偉大な作曲家・演奏家であったバッハが、平均律やインヴェンション・シンフォニアなどの教育的遺産をたくさん残していますが、赤松先生はピアニストであられるため、解釈を話すより演奏する方が楽であるはずなのに・・(*´∇`)平均律講座では、一巻の①を二回も!
①のプレリュードは、第二巻の①プレリュードのように二巻全体の入り口へようこそ~!にくらべ、とても繊細で美しいです★①フーガは、②のように間奏がなく、主題が途中で省略されながらも20回をこえる密接進行グループ[stretta]の連続事件のため、弾きにくいわけです。
平均律Ⅰ巻②のプレリュードのテンポ感を出だしで間違うと、銃撃戦がはじまり、最後のプレスト前に速すぎて、デリケートな和音の変化もなにもなくなってしまうことや、音量ではなく響きでつくるものだとおっしゃっていました。テンポはアレグロ・アダージョ軸(同拍、ただ2倍、ritシナイ!)。平均律Ⅰ巻②のフーガは、間奏部分をうるさく歌わずノンレガで、、、弾きながら復習し、レポを書こうと、、一ヶ月たちそうなりました。(*_*)

    赤松先生が、他講座でザ・下手真似演奏例はお見事です。先生方も私もハハハ。と、苦笑しながら、わが生徒がなっていたりするので、極めて痛いですが、音大受験やコンクールの課題曲とされている平均律講座は、全ての音楽に通じるので、指導のために学ばせて頂けてありがたいです。
    
    ヨーロッパ音楽の父であるバッハの作品は現代の楽器のためにかかれたものではないため(チェンバロやクラヴィコード)現代の楽器で演奏するには移しかえが必要です。知識がないまま、練習だけしても、仕上がりの方向を間違うことになりそうです。赤松先生の平均律講座が、全ての学びのきっかけとなることを願い、次回の準備に備えたいと思います。(主催は領収書をご用意するだけですが(;_;) 赤松先生、引き続きよろしくお願い致します★

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