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【セミナー実施レポート】「本格的にやるならグランドピアノ」その理由とは--

2019年9月1日 日響楽器2階ホールにて、「本格的にやるならグランドピアノを」その理由とは―。
調律師 水谷浩章さんをお招きし、日響楽器ピアノゼミナール ピアノセミナーVOL.1を開催しました。

コンサートチューナーの視点からピアノについてレクチャーして頂き、ピアノ本来の魅力を演奏を交え,教えてくださいました。
大きく3つの内容に分かれています。

1、ピアノとは
(1)音が発音される仕組み
(2)鍵盤の深さとハンマーの関係
(3)アプライトピアノとグランドピアノの違い
・鍵盤を押さえる深さやスピードと、ハンマーの動く距離との微妙な塩梅で、繊細な音からダイナミックな音まで表現できる
・アプライトピアノよりグランドピアノの方が表現できる幅が格段にあがる
 音の逃げ方や構造の観点から、グランドピアノはより多彩な表現が出来ることを教えて頂きました。

2、ピアノの「音」の捉え方
(1)音律の「狂い」
(2)音を「つくる」
(3)音を「聴く」
・調律の加減、少しの音の狂いに味わいがあり、多彩な音色作りに役立っている
・音色作りは倍音をコントロールすることから始まる
・音には聴き方のコツがある
調律師独特の聴き方を教えて頂き、音についてより深く考えるきっかけとなりました。

3、ピアノのサイズ
 (1)鍵盤の長さ(白鍵の長さは同じであるが、ピアノ内部のアクションが長い)の違いによる影響
 (2)ボディサイズの違い
 (3)椅子の高さ
・鍵盤の長さは、思い通りの音を作るのに重要な役目を果たしている
 それによりサイズは大きいほど弾きやすいことになる
・一概には言えないが、椅子の高さの違いにより音伸びが違ってくる
 どのような音が欲しいかにより、椅子の高さを変えてみるのも一つである。

ピアノを演奏するということは、思い通りの演奏が出来、それを第三者に伝えることである。
その為には、ピアノの構造を知り、音というものをよく聴き、倍音をコントロール
することが大切であるとを教えていただきました。
ピアノって素敵ですね。
改めてピアノの表現の深さ、そして豊かさを再発見する講座となりました。

次回 10月23日 ピアノを知ると、タッチが変わる。 タッチが変わると、演奏が変わる!
どのような思考でピアノニストはピアノを操っているのか!
とても楽しみです。


Rep:PTNA岐阜支部 小島千穂

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