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長谷川 淳先生からメッセージが届きました。

いよいよ4/4ショパン講座、開催間近となりました。
長谷川先生から以下のメッセージが届きました!!

ショパン講座NO2に向けて
早いものでショパン講座No1を持たせて頂き、もう2年が経とうとしております。当初の予定では昨年3月にNo2を実施いたす計画でしたが、未曾有の大震災より延期となっておりました。このたびこうして再び機会を頂けてショパンの足跡を完遂出来ることは大きな喜びです。この間ショパンについて考え、また彼の作品と向かい合う時間を今まで以上に沢山頂きました。私は前の講座の前にも書かせて頂きましたが、ショパンの作品28の前奏曲集を聴いて音楽の道を志す決心を致しました。

それから35年以上の歳月を経て今日まで、紛いなりにもピアノを本職として参りました。そして私も今ではベテランの仲間入りをする年代となりました。その間ショパンの作品をそれこそ数え切れないほど聴き、教え、演奏してきましたが、例えば前述の作品28の前奏曲集を例に取ってみても、聴く度に新鮮で、感動的で、魂を奪われます。その感激は16歳の時に初めて聴いて涙したときと全く同じなのです!!これは本当に奇跡です。

私は人一倍新しもの好きで、常に過去よりも未来志向で生きる部類の人間です。その移り気な私を35年も虜にして来たショパンとは一体何なのでしょうか?

先日豊橋で根津理恵子さんの演奏するショパンの作品28の前奏曲集を聴かせて頂く機会を得ました。細部に至るまで熟知しているはずの自分ですが、演奏が進むに従い、演奏を冷静に分析するどころか、私の魂は浮遊し、身体から離脱し、気が付けばショパン幻想の世界に迷い込み、そこに自分も身を置き、やがて感動で涙があふれるのを止めることが出来ませんでした。その感動を言葉で言い表すことなど到底不可能です。

さて音楽史には数多くの大作曲家が名を連ねますが、そうした天才の中でもショパンは全く特異です。このことは年を経て、音楽体験を積めば積むほど痛感します。さてショパン自身も20代の頃から、マジョルカ島への逃避行、ノアンでの夏の生活、サンドとの確執など様々な出来事を経て、晩年と言うには余りに若い晩年を迎える間に、作品の内面も表現のあり方も大きな変貌を遂げて行きました。
今回は彼の後半生の生き様と作品を通してショパンの魅力と特異性について皆様と一緒に改めて考えてみたいと思います。しかし私の拙い説明では余りに素晴らしいショパンの魅力は到底お伝え出来ないので、今回もピアニストの根津理恵子さんと佐藤元洋さんに応援頂きます。
お二人の奏でる素晴らしい音を通して真に偉大な芸術作品の与える感動を共有出来れば幸いだと思います。今回の講座の開催の為にご尽力下さった市川フレンドステーション代表の根津栄子先生はじめ、関係各位に心から感謝申し上げます。

                        長谷川 淳

 

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