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感動!!関東での二本柳先生のセミナーレポート

「みるみる音が変わる?!~指導のためのヒント」

2月13日、この冬一番の寒さの船橋に大阪から二本柳奈津子先生がいらしてくださいました。私たちも待ちに待ったセミナーです。エレガントで素敵な二本柳先生。ですが、セミナーが始まるとテンポ良い大阪テイストたっぷりで会場は一気に先生に引き込まれ、充実の2時間がアッという間でした。

セミナーでは理想の音を追求するためのノウハウをたくさん紹介くださいました。
音作りで大切な「音を聞ける耳作り」を始め、「指の自立や脱力」、「身体の発達段階の見極め」など、大切な各ポイントを二本柳先生が実際に受け入れた他教室からの編入の4つのケースをVTRでBefore&Afterを見比べながら進みました。VTRで登場したのは年中から小5まで4名の生徒さん。編入時にどのような問題点があったのか、そしてその問題点を克服するために使った教材やグッズなどが紹介されました。

二本柳先生は新入会の生徒さん編入時に「この生徒さんのどこを変えればもっとよくなるか」を考え、最適なグッズを弱点克服に使い次のステップへ進めます。
紹介してくださったレッスンで使うグッズは段階によって使い方は変わってきますが、おなじみの玉ひも、お手玉、ブリオ(起き上がり動物)、アンパンマンのボールなどの他、幼児に手の形を覚えさせるための「おにぎり」、歌い系や重さ移動の曲のタッチを教えるのに最適な「フランスパン(PCのアームレスト)」、指先の感覚を養い関節の安定につながる「半分に切ったスーパーボール」、腕の動きを自覚させるための「アームリボン」、無駄な腕の力を抜くため先生が生徒の腕を操るための「ゴム」、同じく無駄な力が抜けてこそ良い音で鳴る「でんでん太鼓」などが紹介されました。
ほとんどのグッズが100円ショップで購入できるとあり、近くのダイソーにはセミナー帰りの先生方が多数いらしたはず!?
セミナーの中では、レッスンの中で私たち教える側が気をつけるポイントなどにも触れられました。例えば「音が汚い~!」など漠然と悪いところを指摘するだけの指導はNG、二本柳先生は具体的にどういう音がほしいのかを伝え、そのテクニックを磨くため最適な方法・グッズを使いショートカットでの指導を心がけていらっしゃるとのことでした。そしてもっと大切なことは私たち指導者に「理想の音」がちゃんと見えていて、それがブレないこと。皆さん熱心にメモを取りながら頷いていました。
編入時の教材変更をするときの言葉がけは決して上から言わずにこちらの方針を明確に伝えて、生徒さんが「勇気ある撤退」を自ら納得して選べるような声掛けが大切だとおっしゃる二本柳先生からは生徒さんに対しての深い愛情を感じました。

三つ子の魂百まで。良質の音の響きを作る奏法は「○○ができるようになったから次は響きを学びましょう」のように途中から奏法を変えていくことはできません。どんなに小さな生徒さんも「良い音」を理解する力は持っているはず。最初のレッスンから「ピアノは響きを気にしながら弾く楽器!」と音に対してのこだわりを伝えることが大切だとおっしゃっていました。

あまりにも充実の内容で、セミナーが終わっても会場は「もっと知りたいことがある!」という空気でいっぱいでした。近いうちにまた二本柳先生のセミナーが開かれることを一同楽しみにしてセミナーが終わりました。二本柳先生、たくさんのことを教えてくださりありがとうございました。

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