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赤松林太郎先生の2017年課題曲レクチャー・コンサート(B〜F級)

5月10日(水)コンサートサロン・レゾナンスにて赤松林太郎先生による「2017年PTNA課題曲(B級~F級より抜粋)コンサートwithレクチャー」が開催されました。
PTNA課題曲といっても今日は課題曲のセミナーではありません。
と赤松先生も冒頭でおっしゃっていましたとおり、B級~F級より24曲を抜粋し2時間たっぷり演奏をして下さいました。
それぞれの時代と作曲家を巡るお話はいつも興味深く、聞いているうちにその時代に自分もタイムスリップしているかのようでした。
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B級より
・J.S.バッハ メヌエット ト長調 BWV822-7
・W.A.モーツァルト ソナチネ ハ長調 第1楽章
・クレメンティ ソナチネ へ長調 Op.36-4 第1楽章
・マイカパル こもりうた Op.28-15
・グレチャニノフ 初めての舞踊会
・フリブレ アンニック
・ショスタコーヴィチ ぜんまいじかけのお人形
・高橋 由紀 レインドロップス
♪クレメンティ ソナチネでビートを4分音符ではなく、8分音符でドックンドックンと鼓動のように感じるのだそうです。健康的な鼓動は1分間に80。それがアレグロだそうです。

C級より
・テレマン ファンタジア
・ベートーヴェン 11のバガテルより第1番 Op.119-1
・ブルグミュラー 空気の精(風の精たち)
・バルトーク ミクロコスモス第5巻より第128番(土踏みダンス、足踏み踊り)
・平吉 毅州 子守歌
♪バルトーク ミクロコスモスでハンガリー音楽の話をして下さいました。ハンガリー音楽は4分の2拍子で左(足)、右(足)、左、右...と杖つきの音楽です。1拍目も2拍目もテヌートになり、2拍目が重い方がハンガリー感が出るようです。

D級より
・D.スカルラッティ ソナタ K149L93
・ラモー いたずら好き
・ハイドン ソナタHob.ⅩⅥ:32 第2楽章
・W.A.モーツァルト ソナタ KV332 第1楽章
・ベートーヴェン ソナタ Op.10-1 第1楽章
・ショパン ワルツ 第9番 Op.69-1
・メンデルスゾーン 無言歌集より Op.30-6 ヴェネチアの舟歌
・ルトスワフスキ ブコリキより第1番と第5番
・尾高 惇忠 哀歌
♪舟歌のお話が印象的です。メンデルスゾーンの舟歌はヴェネチアの舟歌で8分の6拍子。ショパンの舟歌は8分の12拍子で、それは大きなフレーズをつくるからだそうです。

そしてロシア人も舟歌が好きだが、4分の4拍子とのこと。これは霧が多くテンポ(舟)は早くないからだそうです。

E級より
・関向 弥生 リズミックダンス
♪legato marcato スタッカートではなく、ミシン線のようだとその違いを奏でて下さいました。

F級より
・ヒナステラ 「3つのアルゼンチン舞曲 Op.2」より第2番 粋な娘の踊り

そしてアンコールにシューベルトを2曲、演奏して下さいました。
赤松先生の美しいカンタービレはレゾナンス中に、そしてみんなの心に響きわたっていました。
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コンサート後は美しいお庭でお写真。赤松先生の赤いシャツは、まさにお庭の深紅の薔薇のようでした。
赤松先生、至福な時間をありがとうごさいました。
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文責:O.みどり

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