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赤松林太郎先生inレゾナンス

連休の明けの五月、ちば・市川バスティン研究会主催、赤松林太郎先生によるPTNA課題曲のレクチャーコンサートを拝聴しました。根津栄子先生のコンサートサロン・レゾナンスのエントランスには清楚な白やブルーのヴィオラが満開で、ちば・市川バスティン研究会の先生方が、いつも通りの温かい笑顔で出迎えて下さいました。

PTNAコンペティションの課題曲を勉強する良さは、ピアノ音楽史を時間軸・空間軸という切り口で見渡せるという所でしょう。赤松先生はこの日のレクチャーで、その素晴らしい切り口による「ピアノ音楽史」を堪能させてくださいました。例えば、バロック・スタイル。ヴェルサイユ様式の装飾的な演奏によるJ.S.Bach:MenuettBWV822-7、ギャラントで華やかなテクニックのG.P.Telemann:Fantasia gmoll、イタリアン・バロックの躍動的なD.Scarlatti:Sonata K.149、フランス・バロックのJ.Ph.Rameau:La Follette、というセレクション。赤松先生の驚異的な表現と豊かな音色によって、国や楽派といったスタイルの違いが浮かび上がり、ホールからはため息が起こりました。また、Haydn、Mozart、Beethovenというウイーン古典派の流れのお話も素晴らしく、バロック期からロマン派に至るダイナミックな過程の演奏を堪能させていただきました。

赤松先生のレクチャーコンサートの魅力、それはずばり、豊富で学術的な「解釈」に裏付けられた生命力溢れる「演奏」が目の前で魔法のような音色で奏でられることではないでしょうか!わたくしたちピアノ指導者がコンペティションやコンクール指導で大切なことを教えていただけた貴重で豊かな時間でした。根津栄子先生の育てられたバラ園の美しい深紅の薔薇の下で記念撮影をさせて頂き、温かな気持ちを沢山頂きました。ありがとうございました。
                                 (Report: 羽石 彩子)

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