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奈良井巳城先生をお迎えし第72回ちば・市川バスティン研究会を開催しました。

令和元年 6月14日(金)伊藤楽器船橋メンバーズルームにて、第72回ちば 市川バスティン研究会が開催されました。
梅雨時の貴重な晴れ間、前日まで長袖を着ていたのが嘘のような、日差しの強い一日でした。

今回は洗足・昭和音大・大学院講師として、又課題曲セミナーやアドバイザーとしても全国で大人気の奈良井巳城先生がご多忙の中お越しくださり、
「ハノンで効率アップ!〜コンペ課題曲の克服の仕方〜」を2時間たっぷりと御教授いただきました。

☆ハノンについて
① NO.1〜NO.30(NO.31)指の独立
② NO.32〜NO.39 スケール(NO.40は半音階)
③ NO.41〜 アルペジオ
④ NO.48〜(NO.31. 44. 47. 51. 53.も同様に)手首の動きを柔らかくする
⑤ NO.60(NO.31. 56〜58)トレモロの動き

それぞれの練習目的や役割を踏まえた上で、今年のA2級からD級までのコンペ課題曲・近現代を中心に、効果的なハノンとの組み合わせでの練習法を教えてくださいました。

そして何故、この練習が必要か?又、その曲に合ったタッチでハノンを弾く重要性、曲の解説を随所に織り交ぜ、今回18曲を演奏してくださり、大変贅沢な時間を過ごさせていただきました。

☆ペダルの使用
小さな頃からペダルを使用し、音を聴く感覚を養う。この経験が後にペダルを自由に操れる未来を創る。

☆想像する
題名から自分なりにお話を作ったり、キャラクターを考えたり、想像する事に大変意味がある。因みに「楽譜に書いてしまうとその概念で確定されてしまう」との理由で、作曲者は沢山言いたいことがあってもあまり言えない、とのお話を伺って、なるほど!と目から鱗が落ちた気持ちでした。

☆楽譜
少し離して 図形として見てみると、見えてくるものがある。音型からfやP、間だったり、その後の入り方等 感じ取ることが大切。

☆調性
調性音楽=24調だが、実は+6調で実際には30調。(例/ ♯5個はロ長調、♭7個は変ハ長調など)音は同じでも 調性から考えると全く別物である。これをロシアの作曲家・メトネルを例に、非常に分かりやすく(面白おかしく)お話してくださいました。

奈良井先生の奏でるピアノの音色は非常に多彩で、多岐に渡るペダルの扱い方に うっとり♪右脚を凝視していた参加者もいた程です。

「暑い、暑いー!」と仰りながら扇風機をすぐ脇に置かれ、奈良井先生からたまに発せられる「毒」もとてもチャーミングでユーモラス!
生徒さん1人ひとりに寄り添う姿や先生のお人柄を真近で感じさせていただきました。
先生独自のアイデアたっぷりのレッスン法や、ご自身の経験からの「ペダルを踏む右脚は超大切!」な入院エピソードなど 奈良井先生節炸裂、大爆笑の渦に皆を巻き込み、演奏されると途端にいつものメンバーズルームがコンサート会場になり、音がキラキラと舞い...。

目眩がするほど楽しくて美しくて、本当に充実の2時間でした。

奈良井先生、お忙しい中 本当にありがとうございました!    

          文責 I. 浩子

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