2018年2月18日

金子恵先生 セミナー終了しました。

 2018年2月12日(祝・月)カワイミュージックスクール盛岡にて金子 恵先生によります"四期・時代別指導法 時代の空気を感じる!"と題してセミナーが行われました。生憎な雪模様の天候でしたが、熱心な23名の先生方がご参加くださいました。
 最初に「ちゃんと教える?と言う事は・・・」との金子先生の投げ掛けにドキッ!自分自身を振り返りました。先生は曲を演奏する上で、作曲家のこと、その時代に使われている楽器のこと、作曲についての決まりごとを知ることにより、テンポの設定やペダルの使い方、アーティキュレーションの付け方を考える上で大きなヒントになる、そして、実際の音にするにはどうしたら良いのか?を具体的な事例を挙げて説明してくださいました。
 時代別には、バロックはポリホニックな音楽で通奏低音の意識が大切。アンサンブルが多く、テンポが感情によって動くことはない。古典では、これまで音楽家は宮廷で雇われていたが、政治的な背景もあり、自立をし独立的活動をする。その流れでロマン派は、フランス革命により一般市民が「自由・平等・博愛」の社会を手に入れ、自分達の内面感情を表現する様になる。近現代では、機能和声がつまらなくなり、無調の世界に、半音の響きにも飽き、全音のみの12音音楽への技法が生み出された。

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 バロックの音楽は、舞曲(メヌエット、ガボット、パスピエ)・アリア(協会で歌う)・民族的に大きく3つに分けられる。楽譜にはスラーが書かれているが、音楽を繋げるレガートではなく、1つのグループと考えるべき。ノンレガートにする場合は、弦楽器のボーイング(アップ、ダウン)を考慮して演奏する事が大切。また、マーチは舞曲ではない。歩くのだからテンポは一定に、どう歩くべきかを考える。表の拍ばかりでなく裏拍を作る事が大切。古典は音楽は、オーストリア(ウィーン)、ドイツで発展した事が重要。ハイドン、モーツァルトは前半はバロック音楽、後半が古典派音楽である。古典派で代表的なアルベルティバスは、バスをチェロ中声をビオラで演奏している。二人で練習すると良い。参考楽譜からフンメル エコセーズを用いリン フォルツァンドはスピードをもって音を強調し、拍の意識をもっって弾く。ロマン派の音楽は、政治的な変革の時代で、音楽家は自分で稼がなくてはならなくなる。出版社も出来て楽譜が販売される様になる。代表的なワルツは元々は大衆から出た踊り、標題音楽が生まれ、それらを表現する上でテンポを揺らしたり、若干長めに取ったり、休符だけれどもペダルで響きを残したりと、表情を重視する。近現代は=(イコール)民族性の音楽。参考楽譜を用い、バルトーク 遊びは頭にアクセントがくる、これは言葉(ハンガリー語)と密接に結びついている。カバレフスキー トランペットとたいこでは、不協和音の伴奏がおもしろい。

 

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 音を弾く事とはどういう事か? それぞれ身体が違う、関節(指の付き方)が違う為、個々に適した指導が必要。そしてピアノを弾く上で大切な事は、弦楽器を始めとし他の楽器の生の音を聴くことが重要だと話されていました。普段先生が教えていらっしゃる身体的体操をみんなで体験しました。
 最後に「教えることは自分が知る事!」先生の言葉を胸に、生徒と共に勉強を続けようと決意を新たにさせられたセミナーでした。金子先生有り難うございました。




17'ステップ終了しました

 2017年度ピティナ・ピアノステップ盛岡地区が2018年2月11日(日)盛岡市民文化ホール 小ホールにて開催されました。悪天候が続く中、当日は穏やかな天気に恵まれ無事終了しました。今回の盛岡ステップは、各部全てに渡り初参加の方が多くみられました。

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10周年特別企画として"◯☓音楽クイズ"を楽しみました。参加賞として岩手支部よりチョコレートのプレゼントがありました。最後まで残った方には、2種類のチョコのプレゼントがありました。
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大嶺未来先生によりますトークコンサートでは、ショパンとラフマニノフの繊細で豊かな響きが会場を包み込みました。
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1・2部
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3・4部
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5・6部
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 来年もご参加をお待ちしております。
岩手支部スタッフ一同




2018年2月 7日

盛岡ステップ開催します(2018.2.11)

ご挨拶


2018年が明るい平安な一年でありますようにと願っております。
第10回盛岡地区ピティナ・ステップは、
幼児から70代までの巾広い年代の出演になりました。
音楽が大好きな仲間の輪が広がってきているのですね。
 
これもひとえに応援して下さるご家族、仲間、支援くださっている
企業の方々のお力があっての事と、心よりお礼申しあげます。
 
アドバイザーの先生のトークコンサート、
10周年特別企画として音楽クイズも用意しました。
 
やりたい事が続けられる幸せ、続けさせてもらえる幸せに感謝をし、
前進出来ますように頑張ってください。


岩手支部長   佐藤靖子


(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら

2017年11月25日

17'ステップのご案内

 小雪が舞だし、冬将軍が近づいてきました。そろそろステップ開催の季節ですね〜

岩手支部では、ピティナ・ピアノステップの開催は10周年を迎えます。10周年を記念して、岩手支部よりささやかなプレゼントをご用意して皆様をお待ち致しております。

締切は1月8日です。

 大嶺未来先生のトークコンサートも開催されます。開催時間はウェブサイトにてご確認ください。

是非のご参加をお待ち致しております。


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岩手支部 スタッフ一同

2017年6月24日

第41回盛岡地区予選終了しました

2017年6月18日(日)に第41回ピティナ・ピアノコンペティション盛岡地区予選が終了しました。盛岡市民文化ホール(マリオス)小ホールにて熱演が繰り広げられました。
優秀賞・奨励賞を受賞された皆様、おめでとうございました。

A2.A1.連弾奨励賞            B.C級奨励賞
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D.E.F奨励賞
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A2.A1連弾優秀賞            B.C級優秀賞
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D.E.F級優秀賞
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来年もご参加をお待ちいたしております。

スタッフ一同

2017年3月11日

17'課題曲セミナー終了しました

 3月5日(日)カワイミュージックスクール盛岡にて、金子恵先生をお招きして2017年度ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナーを開催いたしました。


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金子先生はまず、4期の作品を学ぶ意義について「音楽の出発点は歌であり、収穫の喜び


や狩りなど生活そのものに音楽が必要だった。その後に階級制度ができ、バロック時代の


宗教音楽、クラシックの宮廷音楽が生まれる。宗教音楽と宮廷音楽が西洋音楽のベースに


なっており、現代音楽もその歴史の上にある」と仰いました。私は4期をどう弾き分ける


かということばかりを考えていましたが、先生のお話で4期の繋がりと流れを意識する


ことの重要性を実感しました。


また、楽譜から作曲家の意図を丹念に読み取ることの大切さも教えて頂きました。


○アクセントの「強調」はフォルテだけでなく、弱い音で弾くことも強調することになる。

 フレーズとしてどうしたらきれいになるかが大事。


○ロマン派において特徴的な細かいcrescendoやdecrescendo(< >)は、強弱だけではなく

 時間の進み具合も表す。例:<=進む 時間をためてから >=戻る


○和声の性格(キャラクター) 例:Ⅳ度は平和的、Ⅴ度は強気でアクティブ。


○半音階は弾きづらい音型なので、普段のスケール練習から順次進行+クロマティックを織

 り交ぜる等‥


膨大な曲数でしたが、金子先生はどの曲も的確な解説を交えながら魅力的に弾いて下さり、


あっという間の3時間でした。作曲家の意図が伝わる演奏にするにはどうしたら良いか、


とことん追求しなければと思いを新たにしました。



                                                                                                 Rep. 一戸

2017年2月19日

17'ステップ&セミナー終了しました

 2017年2月12日(日)盛岡地区ステップが終了しました。

参加人数も過去最多の88組が参加くださいました。会場も今年は県民会館中ホールで開催されました。運営にも工夫をこらしました。参加者はステージ袖から登壇し、司会者にスポットを当てコメントもステージ上で紹介しました。参加者の思いが一層伝わり、楽しく聴く事が出来ました。3人6手やアンサンブルでの参加もあり、ピアノソロでけではなく、ステージに幅が広がってきました。そして、60回の継続表彰を受賞した佐々木響子さん、おめでとうございました。



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 また、ピティナが50周年を迎えるなか、岩手支部も10周年を迎える節目の年となりました。実施事務局企画を行いステージ上でメンバーを紹介させていただき、小原孝さんの"逢えてよかったね"を合唱し、心に残る開催となりました。



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 宮谷理香先生のトークコンサートでは、支部からの希望で昨年のコンペ課題曲の中から選曲して演奏していただきました。先生の選曲で30分のコンサートとしてまとめていただきました。先生の想いが会場の隅々まで行き渡る素敵な演奏でした。コンペ挑戦者にとっては四期の音色、フレージングの特徴、曲の構成など、とても勉強となるコンサートでした。

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1,2部 継続表彰者             3,4部 継続表彰者
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5,6部 継続表彰者
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来年もご参加をお待ちしております。



そして翌日、アドバイザーでいらして下さった奈良井巳城先生のセミナー「ブルグミュラー25の練習曲」をもっと多彩に!をテーマに開催されました。

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 ロシア・ピアニズムの系譜では約30名の音楽家が登場し、ロシアの教育思想に触れました。また文章では書けない、ちょっと異色のお話もありました。
 ピアノ演奏に必要なテクニックとして、重心移動と脱力を中心にレクチャーいただきました。そしてそれがピアノに伝わる時に、何が起きているのか?ピアノの仕組みの詳細を教えて下さいました。それから、実際のブルグミュラーを使ってフレーズ作り、ディナーミック、和音のバランスの作り方(低反発のパンを使用)、呼吸方法、中でも調音結合の話は興味深かったです。
 沢山の事を教わりました。奈良井先生本当に有り難うございました。

スタッフ一同

2017年2月 9日

盛岡ステップ開催します(2017.2.12)

立春も過ぎて日1日と陽射しが長くなり、春の訪れが待ち遠しい頃となりました。

 今年はピティナ創立50周年、ピティナ岩手支部設立10周年、ピティナステップ開催9回目と記念すべき年となります。ひとえに参加下さる生徒さん、応援くださるご家族の皆さん、そしてご協力いただいた企業の方々に心よりお礼を申し上げます。
 演奏される皆さんが舞台に立ち本当にその曲が好き、演奏する事が楽しいと
思う気持ちが伝わる瞬間にいつも感動を覚えます。又出演される皆さんが他の
方々の演奏も聴くことの大切さを、この機会にぜひ学んでいただけたら嬉しいです。

岩手支部支部長  佐藤靖子


(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら

2016年7月17日

第40回コンペティション盛岡地区予選終了しました

  2016年7月10日(日)第40回ピティナ・ピアノコンペティション盛岡地区予選が終了しました。
今回は105組130名の皆さんが熱演を繰り広げられました。
入賞された皆様、おめでとうございました。惜しくも入賞を逃された皆様も、来年のご参加をお待ちいたしております。
入賞された皆様のお写真を掲載させていただきます。(全員ではございません。お時間の都合でお帰りになられた方もいらっしゃいます。)

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岩手支部スタッフ一同  

2016年3月 9日

16'課題曲セミナー終了しました

 今回のセミナーには24人の聴講者が集まりました。ピアノを勉強する子供たちも何人か聴講していました。

 本多先生がこのセミナーを通してポイントに上げていたことが「対比」です。

 強弱、調性、音型などの「対比」を見つけることで音楽が楽しく豊かになる、とお話されました。

  調性・・・長調、短調で色合いの違いを出す。

  音型・・・上る音型と下る音型でニュアンスを変える。

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◎バロック時代のカンタービレは、音楽に「ゆらぎ」があることが大事。

 (左手の伴奏型にのって歌(メロディー)は自由に)

◎バロックやクラッシク期の曲は当時の楽器を考える。

(当時の楽器は鍵盤の戻りが遅いためそれほど速く弾けなかった。会場では 速すぎない方が1つ1つの音がクリアに聴こえる。)

 

★ベートーヴェンはフォルテピアノに出会って(fpの差など)こんなことも出来ると感動していた。ソナチネヘ長調(B級)もただf、pにするのではなく、ベートーヴェンが喜び感動して作った曲だと思って演奏するといいのでは。

 また、このフォルテピアノでレガートが出来るということで、「レガート」を大事にしていた。

 

★モーツァルトの曲はピアノ曲でもオーケストラの曲を聴くとイメージが持ちやすい。この部分はヴァイオリン、管楽器というようにいろんな楽器をイメージして弾く。モーツァルトのスラーはヴァイオリンの弓使いに倣っている。

 

◎ロマン期はピアノが発展し、レガートで弾けるようになった。歌をいかにしてピアノで表現出来るか、という時代。

◎近現代は調性がくずれる。おもしろい音、変化のある音をしっかり出す。

  ハチャトゥリアン/スケルツォ(B級)流れていってしまわないように円柱ではなく三角柱を転がすイメージで、冷静にきざむ。最後にハ長調だったと気付く曲。

 

セミナーを通して取り上げられた「対比」。中でも調性の変化について何度もお話されていたと思います。

「対比」を見つけること、調性の変化を感じ取ることは、これからどの曲でも勉強していけると思います。

本多先生、素敵なセミナーをありがとうございました。

Rep.   亀井

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