« 前の記事| 後の記事 »

12'課題曲セミナー終了しました

 3月4日、本多昌子先生をお迎えして、課題曲講習会が行われました。

R1001027.JPG
R1001029.JPG

A1級からD級までの全曲、E級の近現代曲について、演奏におけるポイントの解説と、先生ご自身による演奏で、あっという間の三時間でした。

 

 バロック期から近現代までの、時代背景をふまえた、音楽(ピアノ曲)の特徴、それぞれの時代で特に大切なこと(前の時代から変化していること)は何か、のお話からスタートしましたが、コンパクトな説明が、非常にわかりやすく、四期の特徴をつかんで学ぶ大切さを再認識いたしました。

R1001028.JPGR1001034.JPG

バロック期の強弱を出せない楽器における階段状の音楽表現(音の高低で表情を伝える)、チェンバロを思わせる響きのイメージなどを実演で、クラシック期の「和声機能の理解」の大切さを、曲の中の例をあげて解説いただき、良く理解できました。C.D級のモーツァルトにおいては、音符の扱い方、左右のバランスの取り方、弾きにくい左のオクターブのコツ、軽やかな音の出し方など、大変参考になりました。
 ロマン期、近現代では、マズルカなど曲そのものの特徴や、フランスものの音をつくるポイント、拍の感じ方でリズミカルな音楽を生み出すポイントなど、それぞれの曲に多様なアドバイスをいただきました。 また、ペダルの使い方や、版による記譜のちょっとした違いなど、コンペの指導の際、迷いやすいところも丁寧に触れていただきました。
 全体を通して、曲の中のモチーフの性格を良く感じて、それらを表現するためには、どうすれば良いのか(強弱、リズム、タッチなど)念いりに検討しながら取り組んでいく必要を感じました。小さい子に対しては、将来、手や指が正しく発達していくよう、無理な弾き方をさせないことも大切であると教えていただきました。
 コンペの課題曲を通して、他の曲にも通用する多くのポイント、様々な知識を学ぶことができ、さっそく指導、演奏に生かしていこうと思えた、有意義な時間でした。
 本多昌子先生、有難うございました。

                                   Rep.  千菅
※この記事のご感想をこちらにお書き下さい。(Facebook登録者限定)


過去の記事




QRコード

携帯からもピティナ・コミュニティを閲覧できます
ピティナ岩手支部