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14'課題曲セミナーセミナー終了しました。

 

316日(日)盛岡市民文化ホール(マリオス)リハーサル室において、黒田亜樹先生をお招きし課題曲セミナーが開催されました。国内はもちろん、ミラノを拠点に欧州各国でもご活躍されている先生の貴重なお話を本当に楽しみにしておりました。

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 始めに、時代ごとの楽譜の特徴や見方について時代背景を含めながら分かりやすくお話下さいました。

 バロックの楽譜は、古典、クラシック、近現代にくらべて強弱記号やアーティキュレーションが何故ほとんど記されていないのか、逆に古典、クラシック、近現代では記されているのかという内容を教えて頂き、曲の取り組み方や見方がより深く、更におもしろくなるのが分かりました。

 そして、これらの内容を踏まえた曲をどのように表現しその時代にふさわしい音で作曲家の意図する表現に近づけるか、曲ごとにポイントを押さえ演奏しながら説明下さいました。

バロックを取り上げると、当時使われていた楽器が今の楽器とは違うため、スラーが書いてあったとしても、音と音の間に空気を含ませたようなタッチで弾くと良い。又、fであっても絶対的なfと考えず、そのメロディーを目立たせて、又はたっぷりとした音色でと解釈する程度が良い。そして、装飾音の扱い方も分かりやすく演奏して頂きとても役立ちました。

 他の時代の曲も、音色の選び方その際どういう奏法が良いか、練習の仕方、指使いの工夫等、色々な角度から教えて頂き、自分がイメージしていた曲とは遠ざかり、新しいエッセンス、ニュアンスがプラスされ、更に曲へのイメージがふくらんだように思いました。

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 短い時間の中、楽しいお話も交えながらたくさんの曲のアナリーゼをして頂き、あっという間の充実した時間でした。教えて頂いたことをこれからのレッスンに役立て少しでも子供たちに伝えていけたらと思います。

 黒田先生、ありがとうございました。

                                 Rep. 齋藤

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