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17'課題曲セミナー終了しました

 3月5日(日)カワイミュージックスクール盛岡にて、金子恵先生をお招きして2017年度ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナーを開催いたしました。


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金子先生はまず、4期の作品を学ぶ意義について「音楽の出発点は歌であり、収穫の喜び


や狩りなど生活そのものに音楽が必要だった。その後に階級制度ができ、バロック時代の


宗教音楽、クラシックの宮廷音楽が生まれる。宗教音楽と宮廷音楽が西洋音楽のベースに


なっており、現代音楽もその歴史の上にある」と仰いました。私は4期をどう弾き分ける


かということばかりを考えていましたが、先生のお話で4期の繋がりと流れを意識する


ことの重要性を実感しました。


また、楽譜から作曲家の意図を丹念に読み取ることの大切さも教えて頂きました。


○アクセントの「強調」はフォルテだけでなく、弱い音で弾くことも強調することになる。

 フレーズとしてどうしたらきれいになるかが大事。


○ロマン派において特徴的な細かいcrescendoやdecrescendo(< >)は、強弱だけではなく

 時間の進み具合も表す。例:<=進む 時間をためてから >=戻る


○和声の性格(キャラクター) 例:Ⅳ度は平和的、Ⅴ度は強気でアクティブ。


○半音階は弾きづらい音型なので、普段のスケール練習から順次進行+クロマティックを織

 り交ぜる等‥


膨大な曲数でしたが、金子先生はどの曲も的確な解説を交えながら魅力的に弾いて下さり、


あっという間の3時間でした。作曲家の意図が伝わる演奏にするにはどうしたら良いか、


とことん追求しなければと思いを新たにしました。



                                                                                                 Rep. 一戸

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