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2016年度 ピティナ学校クラスコンサートin伊予 実施レポート

ステップの翌日、10月24日(月)、伊予市立郡中小学校音楽室に於いて、伊予しおさいステーション主催、ピティナ学校クラスコンサートを実施しました。
今回は、ステップアドバイザーとしてお越しいただいた宮谷理香先生にお願いしました。


まず初めは、曲の感じが全く違う2曲を演奏し児童の興味を惹き付けました。そして、曲に対するイメージを引き出させるように感想を述べさせました。

・「トルコ行進曲/モーツァルト」...楽しそう。心が弾む感じ。踊り出しそう。
・「ワルツ嬰ハ短調Op.64-2 /ショパン」(1時間目のクラス)...踊っている感じ。
・「愛の夢 第3番/リスト」(2、3時間目のクラス)...しっとりした感じ。美しい音。


ピアノという楽器を知るために、先生から児童達に質問

♪ ピアノは、なぜピアノという名前が付いたのでしょう?

~今からおよそ300年前の1709年にクリストフォリが製作。フォルテからピアノまで出せる楽器ということで「クラビチェンバロ コル ピアノ エ フォルテ」という名前を付けた。長い時を経てだんだん省略され現在の「ピアノ」という名前になる~

強い音を体で感じてもらうため
・「ピアノ協奏曲 イ短調 作品16/グリーグ」冒頭部分の迫力ある演奏。

弱い音で始まる優しく繊細な音色にうっとり。
・「月の光/ドビュッシー」

先生の質問に真剣に考える児童を前に、解答を3択にするなど児童とのやり取りを楽しんでいらっしゃる笑顔がステキでした。


♪ ピアノは何でできているのかな? ピアノの構造を知ろう!

外側は?
「そう!木で出来ている」(扉を叩いた音 コツコツ)
弦の張っている内側の金色の部分は?
「そう!鉄で出来ている。だからピアノは重いよ。」
「たくさんのピアノ線が張られているので木では割れてしまう。鉄で支えているよ。」
「鉄の下に、ピアノの心臓部分である響板があるよ。」

そう言って取り出したのは、手のひらサイズの箱のない小さなオルゴール。
手に乗せて聴いてみても音も小さく聞き取れません。

「実験開始!響板の上に置いてみるね」
あら不思議!大きな音で教室中にオルゴールの音が鳴り響きました。
児童たちは、響板の凄さに目を見開きびっくり、感動!


ピアノの周りを取り囲み、実際に響板を目で確かめたり、内部のハンマーの動き、弦の張り方などを観察しました。

・「ラ・カンパネラ/リスト」
先生の指の動き、表情、息遣いなどをすぐ近くで感じることができました。

それから、先生の伴奏で「翼をください」を合唱。
先生の素敵な伴奏アレンジに児童達も美しいハーモニーで応え、教室が一つの大きな輪になりました。先生の目からは、感動の涙がウルウル。


最後に、先生自身の人生を大きく変えた「ショパン」についてお話しされました。
~ショパンはポーランドに生まれ、20代でパリへ、39歳で亡くなる。戦争により帰国できなかったので、故郷に対してとても強い愛を持っていた作曲家。皆さんも故郷を想う気持ちを大切に!~

・「革命のエチュード/ショパン」

故郷への想いをいっぱい込めて作曲した力強い曲を最後に演奏してくださいました。
先生の演奏は、熱いメッセージとして児童達の心の中に響いたことでしょう。

宮谷理香先生、素敵な時間をどうもありがとうございました。

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Report:伊予しおさいステーションスタッフ 金橋 淳


~回想~

 平成19年より毎年続けてきた学校クラスコンサートも今年で10年目の節目を迎えました。
思い返せばこの10年間、第一線でご活躍のピアニストの方々にお越しいただきました。
児童たちは、その素晴らしい演奏を聴いたり一緒に歌やリコーダーなどの共演をさせて頂く中で、音楽に関心を持ち、素直な感動を味わってくれたのではないかと思います。

この学校クラスコンサートも、10年の節目に合わせて今年で一旦終了です。

今回は最後の企画に花を添えるように、伊予市教育委員会から、「いよし新図書館・文化ホール・交流施設 会館プレ事業」として、このピティナ学校クラスコンサートを取り上げて頂きました。
10年間、地域に音楽を広めるためのボランティア活動として「ピティナ学校クラスコンサート」を続けてきましたが、やっとその活動が認められたようで、大変有難く嬉しく思っています。
今後は、ステーション活動が地域貢献に繋がるように、違う形で継続して実施出来ればと思っています。

 これまでご協力頂きました学校関係者の皆様、伊予市教育委員会の皆様に、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

伊予しおさいステーション代表 荒木 惠子


「ステーションだより」に取り上げて頂きました。
ステーションだより 記事2016年11月.jpg

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