2018年7月23日

赤松林太郎徹底講座シリーズ 「四期」の知っておくべきこと 2018 ~作曲家とその時代の音楽的語法~ 第4回 ロマン(全4回)


2018年7月13日(金)にピアノハープ社 ピアノギャラリーにて赤松 林太郎先生をお招きし、「赤松林太郎徹底講座シリーズ 「四期」の知っておくべきこと 2018 ~作曲家とその時代の音楽的語法~ 第4回 ロマン(全4回)」を開催いたしました。

これまで近現代、バロック、古典派とたどって参りましたが、いよいよ最終回の「ロマン派」です。

《ロマン派》楽曲をいかに魅力的に演奏するか?

●タッチとペダルの操作でその魅力を演出する。
●手首の高さによる手指の角度から生まれるので音色の変化。
●フレーズの歌い方、弾けわけ、内声で対旋律を歌う、ハーモニーの作り方、高い音域での音量の作り方。
●ステージで演奏することを想定しての響きの確認、楽器の音が確認出る状態(蓋、譜面台)をはずして演奏してみる。

などさまざまな手法を教えていただきました。

またロマン派においてペダルの技法は「芸術的」要素でした。
オンオフではないタイミング、スピード、深さの絶妙な"さじ加減"は魅力的に仕上げる、まさに「技」。

4月から7月にかけて4回にわたり開催された今回のセミナー。
ピティナ課題曲を中心に50曲以上を演奏、解説いただき、じっくりと時間をかけて勉強させていただきました。
ヨーロッパの国々の言語の発音、気候、風習、楽器の進化、特徴を踏まえてのまざまな切り口から導かれる表現法は心に深く響き、信頼と喜びに満たされました。

赤松先生、お忙しいスケジュールの中ありがとうございました。

Rep:黒木 和子

2018年6月21日

四期の知っておくべきこと2018 -作曲家とその時代の音楽的語法- 第3回(全4回)

180531akamatsu_1.jpg
2018年5月31日(木)10:00-12:00 ピアノハープ社にて赤松林太郎先生をお招きし、「四期の知っておくべきこと2018 -作曲家とその時代の音楽的語法- 第3回(全4回)」が開催されました。

3回目「古典期」。 ピティナコンペの課題曲を題材にバロック時代から古典期になり変化した楽器、趣味の変化時代に生きた作曲家の交友関係など多角的な背景を踏まえて楽曲の表現法を解説してくださいました。

180531akamatsu_2.jpg舞曲、他(A1,B) 和音はリズムに変化し伴奏としての役割が多く、主に左手パートで拍、ハーモニー、音量が大切。 強弱の変化は左手伴奏の役割が大きい。 メロディーであるフレーズのまとめ方、アーティキュレーションを表す指先、手首、腕の使いわけ、 崩れやすい1の指の使い方など。

ソナチネ・ソナタ(B,C) 音形や音程感からオーケストラの楽器を想定しての音作り、弦楽器はボウイングの種類、管楽器は アーティキュレーションや音域(周波数)により音質を選ぶ。 レガート奏法の指先、手首の使い方、パールトーンの技法。 音価と重さ(軽さ)は手首・指先の使い方でひびきのコントラストをつくる。 ソナタ形式、ロンド形式の再現部へのテンポの変化の有無。ペダルの活用。 表現の引き出しに入れておくべき知識と技術。「古典」も音色、音質の種類は多彩でありテクニックを適宜に 使い分ける、等々書ききれないほど深く幅の大きい内容でした。

180531akamatsu_3.jpg時代が変わると楽器の構造、材料も変わり楽器の可能性を引き出す作曲家のテンポ感、想像力、創造力 が感じられます。ハイドン、モーツアルト、ベートーベン、に代表されるこの時代は鍵盤楽器が大きく変化する ことで彼らが作った交響曲で聴かれるさまざまな音を鍵盤で再現する画期的な時代だったのではないでしょう。

2017年11月24日

【実施レポ】和音の秘密 和音の魅力(全3回)-「できるかな ひけるかな」シリーズ「わぉーん・あそび」を入口に-第1回(春畑セロリ先生)

2017年11月6日、春畑セロリ先生によります『和音の秘密 和音の魅力【できるかな ひけるかな】シリーズ「わぉーん・あそび」を入り口に』を、熊本ピアノハープ社にて開催いたしました。

先生には前日の熊本秋季ステップでのアドバイザー・トークコンサート、さらにはポピュラーアンサンブル企画に出場する皆さんへのステップ前日のワンポイントレッスンもしていただき、3日間たっぷりセロリ先生ワールドに浸る幸せな時間を過ごさせていただきました。

この講座は、「生徒が弾く簡単なメロディにおしゃれな和音で伴奏がつけられるようになりたい」「和音のことをもっと知って、ポピュラーにもクラシックのアナリーゼにも活かしたい」という会員の声から「3回シリーズ」として実現したもので、今回はその第1回目です。

オープニングは、熊本きなっせステーションスタッフ+セロリ先生に急遽入っていただき『春畑セロリ編 リレー連弾Bセレクションより「リレーdeブルク」』を弾く!踊る!のぐるぐるリレー連弾から。笑いで場が温まったところで、本題「わぉーん・あそび」の内容をみながら、リズムとメロディだけの世界から全世界の95%を和音の世界にした「なぜなに」、和音が発展していく入り口の「ドミナントモーション、カデンツ」までのお話をわかりやすくしていただきました。

  • 和音は理論から始めずに響きから。
  • 転回形による響きの違いを感じよう。
  • なぜドミソが心地よい響きと感じるのか。
  • 属七の和音が生まれた訳と全世界を虜にしたドミナントモーションについて。
  • トニック・ドミナント・サブドミナントの役割と仕組み。
  • また2回目からの講座のために、受講者ひとりひとりが「何がわかっていて何がわからないのか、何ができるようになりたいのか」を自己分析しました。
  • 主要三和音から脱却してちょっとおしゃれに発展させたい。
  • わかりにくいコードネーム表記をはっきりさせたい。
  • アレンジする時、それでよいのかどうか自信がない。(省略してよい音はどれなのか等)

受講者はそれぞれ、知りたいこと・できるようになりたいことのレベルが違うので、次回1月17日までに「簡単な曲にそれぞれのレベルで気楽に自由に和音をつけてみよう」という宿題をいただきました。

実践することでレッスンシーンにコミットする講座、この3回シリーズが終わった後の受講生全員のレベルアップ(使用前・使用後)が楽しみです。春畑セロリ先生、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

Rep:熊本きなっせステーション 宮下むつみ

2017年11月16日

【実施レポ】バッハのいろは 第3回(赤松林太郎先生)

2017年11月2日(木)ピアノハープ社にて赤松林太郎先生によります「バッハのいろは 第3回」が開催されました。 3回シリーズの最後ということで、これまでを振り返りながら今回は「フーガの技法」ということでお話しされました。

まず主題と対位について、旋法から調性(感情、喜怒哀楽を表す)への変遷 インベンション、シンフォニアから曲を取り上げながら

○インベンション2・4では和音について

不協和音は協和音に行きたがる
クレッシェンド、ディクレッシェンドが付くのは和音が変わるから
和音の性格・・例〉減7はテンション高く、厳しい
音程が5度より広がるのは感情があふれだしているんだ。

○インベンション6・14では、細かい音符の捉え方、主題と対主題について

32分音符は装飾ととらえる
16分音符のスタッカートについて
主題と対主題は丘とつり橋に例えられてわかりやすく説明していただきました。

○インベンション9ではスラーについて

細かなスラーは弦楽器のボーイングを意識
心の細かいひだをあらわしている。

○調性には調性格がある

ホ長調(インベンション6)・・・満たされて安定した。ふっくらとした。
ヘ短調(インベンション9)・・・キリスト教の受難、苦しみを表している。
西洋音楽を理解するためには聖書(キリスト教)を学ばなくてはならない。
特にバッハ! バッハの家系は教会音楽家
インベンション14・15を取り上げてフランス式(しっとり、落ち着いたテンポ)、イタリア式(乾いていて、軽い)の復習。言葉が違えば音楽も違ってくる。
インベンション15・シンフォニア12では通奏低音について
オルガンスタッカート
3声はバッハの理想形で、不協和音の芸術

○シンフォニア6・15では3拍子のとらえ方、心臓である拍感の大切さを分母の音符が舞曲のテンポを決める。

○シンフォニア8では真調応答、定調応答について

さいごに

  • テンポが表情を作る
  • 3声の前に2声をしっかりやっておく
  • フルスコアをパート譜にわけて、先生が指揮をしてあげるとよい

深い深いお話に納得したり、新たな発見があったり、ここは完全5度と完全4度で完全8度、三位一体のお話などもあって、本当にバッハの曲は神様に近い音楽なんだなぁと、改めて思いました。

Rep:きなっせステーション 寺本房代

2017年11月13日

熊本秋季ステップ開催レポート(2017.11.5)

2017年11月5日、熊本市アスパル富合にて「熊本秋季ステップ」が開催されました。
106組の参加者。
各部にいろんな経験年数の参加者が組み込まれるというプログラム構成。
初心者には将来弾きたいと思える曲がきけるチャンスにもなりました。

午前の部ではアドバイザーの大宜見朝彦先生から
題名からイメージを広げ音の色合を見つけると演奏がもっと面白く
楽しみが増えるでしょう、とさらなる研究を勧めてくださいました。

3,4部では定番企画!ポピュラーアンサンブルはドラムデュオ17組、
ベース、ドラムとのトリオ9組の計26組の参加数。
前日にセロリ先生のレッスンを受けての本番は
場面場面で求められる柔らかい音色とキレのあるパリっとした音色を使い分けよう!
歌詞のある曲は歌ってみて表情を出そう!などなどのアドバイスを
一晩寝かせただけで本番に急成長を見せてくれた参加者もいて
先生の的確なアドバイスと受講者の吸収力の相乗効果を感じました。
素晴らしい集中力です。

今年の【きなっせ鍵盤ハーモニカクラブ】のエントリーは
鍵ハモをピアノに持ち替えて(イヤイヤ持てません)ピアノぐるぐる連弾に挑戦。
セロリ先生の「リレー連弾Bセレクション」の中から
《リレーdeブルク》を9人で演奏しました。
黙って演奏するはずはなく振り付け満載。
斬新!コミック?の好評を頂き団結力も一回り成長した感、大いにあり。

5、6、7部では夕方にもかかわらず小さいお子さんから大人まで
年齢と曲の難易度の幅が大きくいろんなテイストが楽しめました。
須崎朝子先生の講評は
年齢が高くなると楽しく練習できていた小さい頃から次第に部活や勉強に
時間配分の重心が行き練習の時間が取れない時期に入り
思うように弾けなくなる悩みが出てくる。
その時期を上手く乗り越えられるのは音楽が好きという気持ちが大切。
もっと好きになるよういろんな演奏を聴きましょう
とのアドバイスの言葉をいただきました。

参加者のコメントには
ピアノへの様々な思い入れがうかがわれステージの経験を重ねるごとに
その想いが深くなっていることを感じました。
気持ちが違えばタッチも変わる、その時々のそれぞれの個性が輝く貴重なワンシーン。
記念の写真集、ページが増えるごとに成長は身体心と共に
演奏に現れていくことでしよう!
来年も楽しみにご参加待っています。
また、熊本秋季ステップにきなっせ〜



【セロリ先生のトークコンサート】
音楽は演奏する人と聴いてる人の気持ちが寄り添うと楽しい!
寄り添うとはどういう現象か?
先ずはセロリ先生のピアノの音のエネルギーに合わせて
手拍子の強さや音を変えて応えたり
イェイっ❗️、はぁ〜とため息したり、とステージ上の先生とのレスポンス実験しました。

次に和音の繋がり方を2種類から好きな方を選び多数決で決定し和音を進行させ
到着した暁にはその特性が判る!という性格判断みたいなアンケート方式ゲーム。
聴いて応える、選ぶという過程で会場のたくさんの耳が
和音の響きに集中する楽しい空間となりました。

最後に先生の「きっと帰ってくるから」を聴いてもう会えなくなった大切な人、
会いたいのに会えない切ない気持ちを聞く人それぞれの気持ちの中で味わいました。


2017年11月 1日

熊本秋季ステップ開催します(2017.11.5)

ご挨拶

本日は熊本秋季ステップにご来場いただきありがとうございます。

当ステップではソロ、連弾の他にポピュラーアンサンブルの部を設けています。
普段クラシックを中心にお勉強している皆さんに、
あえて違うジャンルの曲でドラムやベースとアンサンブルすることで
拍感やリズムのノリを体験してほしいと願って企画しました。
いろんなジャンル、多彩なステージにご期待ください。

また、午後には春畑セロリ先生のトークコンサートがあります。お楽しみに!
心に花を咲かせるように、、、
音楽はそっとあたなに寄り添ってくれるでしょう。素敵な1日になりますように。


熊本きなっせステーション代表
黒木和子


(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら


2017年10月25日

バッハのいろは

171016akamatsu_2.jpg 2017年10月16日(月曜日)熊本ピアノハープ社にて 赤松林太郎先生をお招きし、「バッハのいろは」という題で講座を開催いたしました。
先ず始めに器楽のための舞曲としバッハが確立させたフランス組曲から2番を 演奏して下さいました。繊細なアーティキュレーション、細かなペダルさばきから生まれ心地よい響きにオープニングから贅沢に気分になりました。
対位法の勉強のためにフリーデマンに与えられた舞曲、インベンション、 シンフォニアを含む練習帖の目的は
1 声部の弾き分け
2 カンタービレ奏法
3 作曲法


171016akamatsu_1.jpg前回、プレ・インベンションが主な内容でしたので 今回はインベンション数曲を取り上げ先生が受講者への愛を込めて手書きで書き込まれた楽譜を基にお話が進められました。
インベンションとは着想する(主題設定)ということ。それまで教会旋法で作られていたメロディーに
1 調性をつける
2 拍子を決める
3 素材を決める

《1番》厳格なフーガ
  主動機(a)は5度以内でおさまるように作られる(a)+(b)=テーマ
  応答主題は5度上へ
  反復進行(ゼクエンツ)は何調へ導かれるか
  装飾の役割など
インベンションの導入として1番を詳しく丁寧に説明してくださいました。
《2番》主題は歌としてとらえカノンとしての対位法である
  対旋律とのポリフォニックな関係。5度を超える6度7度8度が表わす感情
  和声進行を読む。バロックでは和声の揺れは感情の揺れである
ほかに6番、9番にもふれて頂きました。
2時間は瞬く間に過ぎ、理解できる許容量をはるかに超える情報量を整理することから!とレポートを書いてみました。パズルのピース合わせのようなインベンション。バッハが仕掛けた楽しいクイズのようでもあり益々次回が楽しみです。

Rep:きなっせステーション 黒木 和子

2017年7月26日

【実施レポ】赤松林太郎徹底講座シリーズ 「四期」の知っておくべきこと 〜作曲家とその時代の音楽的語法〜 第2回(赤松林太郎先生)

7月13日(木曜日)熊本市ピアノハープ社にて 赤松林太郎先生によります『四期別演奏法』古典派、ロマン派を午前、午後に渡り開催いたしました。

熊本での四期別演奏法は3年目を迎えますが先生の解説と演奏から歴史的観点、楽器の進化、創作の変遷が浮き彫りになり毎回説得力のある内容に新鮮さと驚きを感じます。 古典派では左手のクオリティの重要性、フレーズを歌うためのテクニック、テンポの解釈、音量の加減が可能になったゆえの強弱の概念etc. ロマン派では音質の作り方、ペダルのテクニック、倍音効果を引き出すユニゾンの扱い方etc.

語っても語り尽くせない先生の豊富な知識と圧巻の演奏から多くを学び吸収したいという参加者の熱気に会場は満たされていました。 赤松先生!! 日々の指導の迷いを解決に導くきめ細かな解説をありがとうございました。

Rep:ピティナきなっせステーション 黒木和子

2017年5月12日

四期の知っておくべきこと -作曲家とその時代の音楽的語法-

2017年4月19日(水)ピアノハープ社 ピアノギャラリーにて赤松林太郎先生による「四期の知っておくべきこと -作曲家とその時代の音楽的語法-」が開催されました。
新緑の鮮やかな晴天の下、県外からお越しくださった先生方を含め40数名の参加をいただきました。 午前『近現代』・午後『バロック』と二期を聴講する贅沢な一日となり、研ぎ澄まされた集中した空気の中にも、途絶えることのない話の中に笑いも加わり赤松ワールドに引きこまれた充実した時間でした。
課題曲の発表がなされて2ヶ月近く経過していることから、先生は子どもたちの「トラブルの傾向とその正しい方向への導き方」をA1からD級のそれぞれの曲の特徴とポイント、何が大切で何を見落としてはいけないかを、豊富な知識の裏付けのもとに示されました。

♪音価によるスタッカートの弾き分け・音価と拍
♪和声に基づく表現の仕方
♪表現する上での細かな手首の使い方
♪効果的なペダルの使い方
♪バロック時代と古典派のメヌエットの違い
♪バロックのルールである和声と拍感
などなど...

また、赤松先生の装飾を付けての演奏に魅了されたのは私だけでしょうか?華やかな舞踏会が目に浮かぶようでした。 指導者が楽譜をより深い知識の上でひもとき、またその時代や作曲家にあったアプローチを学ぶ大切さを改めて痛感しました。
流暢にかつ理論的、より身近な題材での例え話で興味を持たせ、終始笑いを交え和やかに進行される講座を拝聴させて頂きました。生徒さんに向き合うとき、個々の生徒さんに楽しく豊かなボキャブラリーを持って、興味が持てるように伝えることの重要性も体験させていただいたようにも思いました。
次回7月は「古典派とロマン派」です。益々の期待をもって、楽しみに待ちたいと思います。赤松先生、ありがとうございました。

Rep:熊本きなっせステーション 寺本房代

2017年2月 2日

【実施レポ】赤松林太郎徹底講座シリーズ 演奏家によるペダル講座- ペダルは魔法の装置-(赤松林太郎先生)

170120akamatasu_1.jpg2017年1月20日(金)ピアノハープ社にて赤松林太郎先生によります「赤松林太郎徹底講座シリーズ 演奏家によるペダル講座- ペダルは魔法の装置- 」が開催されました。
とかくタッチに関しては勉強するもののペダルは疎かになりがちで、せっかく弾けるようになっても、ペダルを踏むことで曲が崩れてしまうことも・・・。
ではどのようにペダルを踏めばよいのか?子どもにはどのように言葉がけすればよいのか?というお話でした。

ピアノの歴史をふり返り、ウイーン式(膝ペダル)から、イギリス式への変遷。
産業革命から大きく変わるピアノ、大きくなり(鉄製のフレーム)、弦の張り方も(張る向きを変えて弦の並びが重なるように)変わることにより、共鳴するピアノへ。
では、ピアノという楽器でペダルがどのような役割を果たし、どのように使うべきなのか?
楽譜にはペダルの記号が書いてあるだけだが、ペダルはon、offではない。
曲によって、また使いたい効果によって踏むタイミングが異なってくる。
「耳で踏む」では子どもたちには伝わらない・・・。

◎ペダルの踏み方

1 同時に踏む(アクセントペダル) 踏むだけで「うぉん」と吠える。
2 あとに踏む(普通に踏む・ゆっくり踏む)
3 最初から踏んでおく(小さく入るときに踏む影響を受けない)

◎ペダルの形と足の置き方 なぜペダルがこんな形なのか?
◎左ペダルの効果 響きを抑制・フラットな感じ・遠くで聞こえてくるような感じにも。
◎「ゴンドラのうた」「小犬のワルツ」「エリーゼのために」の3曲を取り上げ、ペダルのコントロールを実際に見せていただきました。

170120akamatasu_2.jpg 先生が丁寧に説明されながら、ペダルの踏み方を変え、タッチではなくペダルで音が変わっていくということを具体的に実践されたのがとても勉強になりました。
先生が「ペダルとは「魔法」ではなくきちんとタネも仕掛けも仕込んだ「手品」のようなもの」と、おっしゃいましたが、ネタばらしのような解説を聞きながら、美しい音はこうやって作られていくのだと驚きと攣りそうな足の動きに目が釘付けでした。



Rep:熊本きなっせステーション 寺本房代

過去の記事




QRコード

携帯からもピティナ・コミュニティを閲覧できます
ピティナ熊本きなっせステーション