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四期別指導の徹底研究-古典期 ハイドン-(國谷尊之先生)

熊本支部ではバスティン研究会との共催で10月29日(水)、國谷尊之先生の「四期別指導の徹底研究」の第2回目古典期~ハイドン の講座が開催されました。

1.ハイドンソナタをピアノ学習者に弾かせるメリットは何か?

2.ハイドンソナタ演奏上の留意点

という二つの観点からお話を進めてくださいました。

1、について
時代背景、時代が要求するものの中から生まれたハイドンの作品。
とりわけ、ソナタ1巻(講座ではウィーン原点版、ヘンレ版使用)はピアノ学習者(初期)にとって各楽章が短いので全体を見通すのにはソナチネ全楽章を弾かせるより負担が少なくて、構成がはっきりしている。
学習者(こども向け)とはっきり考えられる作品は「9つの小さなソナタ」というカテゴリーの中にある。

2、について
ドイツ風(厳格な雰囲気)かイタリア風(享楽的)の判別、装飾音符の入れ方、展開部の分析について。
特に展開部は3つの要素、
Ⅰ、主題をそのまま活用する、さあ!はじまるよーという合図の部分
Ⅱ、ゼクエンツ的に転調多用、物語的で事件発生の部分
Ⅲ、属音を使って再現部準備の部分を含む。

が主な内容でした。

ホーボーケン番号の見方や展開部の分析についてはぼんやりとしていた輪郭が明確になった瞬間で、知らなかったことを恥じ、知りえたことがとても嬉し く、感激いたしました。会場は國谷先生の柔らかいトークから醸し出される和やかな雰囲気に包まれ、受講者としては、楽しく集中でき、充実した時間となりま した。

古典期はピアノ学習者(初期)にとって、テクニックや演奏法など基本を学ぶ大切な分野なので教える身として、しっかり勉強し、間違ったことをこどもの伝えないようにと責任を感じます。さらにモーツァルト、ベートーヴェンについてもお話を聞きたくなりました。


熊本では今後12月19日(金)、第3回ロマン期~シューマン、来年1月30日(金)近現代~ドビュッシーを予定しています。

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