セミナー アーカイブ

2009年12月 4日

11/16親学レクチャー&コンサート(小倉郁子先生 松田紗依先生)

2009年11月16日(月)、小倉郁子先生、松田紗依先生による『親学レクチャー&コンサート「子育ての中に音楽を」-情緒と感性をはぐくむために-』のセミナーが、メルパルク京都・7階スタジオ2で開かれました。

★まずは、お話に沿って松田紗依先生が作曲されたレオ=レオニ作の絵本「スイミー」『ちいさな かしこい さかなの はなし』を、松田先生のピアノ演奏と小倉郁子先生の朗読で聴かせていただきました。とってもあたたかなメロディーで、情景が目の前に広がり、お話が、そのまま朗読するよりもストレートに心に伝わってきました。音楽によって、朗読する人も、より文章に感情移入できるし、また演奏する方も、お話によってさらに表現の幅が広がると思います。これはぜひ、レッスンや発表会などでも取り入れていきたいと思いましたし、我が子に読み聞かせをする時にも、ピアノの音色を効果的に利用できたらと思いました。

★講座の最後にも、同じく松田紗依先生が作曲された「フレデリック」レオ=レオニ作をピアノと朗読で聞かせていただき、みなさん、あたたかな気持ちになって帰っていかれたようです。朗読用BGMシリーズとして、CDにしていただきたいという声が多数ありました。(スイミーはすでにMUSSEより楽譜が販売されております。)

★「スイミー」の朗読コンサートに続いて、小倉郁子先生によるレクチャーという2部構成でした。「ピアノ学習は情操教育である」ということは、漠然とはわかっているつもりでしたが、具体的に 、テクニックをマスターする過程で、反復力、判断力、思考力、応用力、集中力、忍耐力が育ち、曲のイメージ作りをすることで、観察力、想像力、追求心、思考力、読解力が育つし、ステージで演奏することで、美的感覚、センス、バランス感覚、構築力、想像力、運動能力など、実に様々な力が育つという事をお話いただきました。

このお話は、ピアノ指導者としても、あらためて気の引き締まる思いがしました。それとともに、ピアノを学ぶ子をもつ親として子供と関わっていく場合、親も本気で子供と関わっていかないとダメだということを感じました。そして子供と一緒に真剣に向き合うことで、子供に達成感や成功体験を味あわせ、それが親子の絆につながっていくということをお聞きし、親としては、反省することばかりで、少々耳が痛い話でした。

小倉先生の豊富な体験から話される大変説得力あるお話には参加者一同うなずいており、しっかり心にきざまれて帰られたようです。 

「親が妥協したらおしまいです。子供が乗り越えられるまで、一緒にがんばりましょう」とおっしゃったことを、今後も胸において、我が子と関わっていきたいと思います。
小倉郁子先生、松田紗依先生、すばらしいセミナーをありがとうございました。

2010年5月23日

11/15(月) 永瀬まゆみ先生 講座

導入期から先取りでテクニックを育てよう
 〜能率的でより効果的なレッスンのために〜

テキストは何と音符なし!ごく普通の子ども達を短期間でコンクール入賞に導き、
大きな注目を集めている「永瀬メソッド」は、今までにない画期的な導入期のテクニック指導法です。
数々のコンクールにおいて高い指導実績をあげている永瀬まゆみ先生の、能率的かつ効果的な「企業秘密」を、
先生自身の実践指導例を交えて明快に解き明かします。
レッスンは、工夫とアイデアと情熱次第!各地で評判の指導法を、ぜひ実際に確かめてみませんか?

日 時:2010年11月15日(月) 10:00~12:00
会 場:メルパルク京都 7階 スタジオ2
受講料:一般 3500円
    会員 3000円(PTNA・音研会・FC会員)

お問合せ・お申込先:PTNA醍醐サウンドワークステーション(田邨まで)
TEL:090-9884-2702 FAX:075-571-6964

詳しくはコチラ ↓
IMG_0003.pdf

2013年8月 8日

【実施レポ】チェルニー30番で子どもたちの心を開花!!(根津栄子先生)

 チェルニー30番練習曲。
ピアノを習うこどもたちのほとんどがこの教材を使ってテクニックの習得に励みます。
私も小学生の頃に取り組みました。しかし、チェルニーと言えば・・・『退屈な指の練習』
という印象が。当時、この曲集を何の楽しいイメージを持つこともなく淡々と練習していた
記憶があります。そんなチェルニーに革命が!
7月29日JEUGIA大宮アマデウスサロンにおいて根津栄子先生『チェルニー30番 
30の小さな物語』
の楽譜出版記念セミナーが開かれました。

 こちらのテキスト、表紙を見ただけでとても楽しそうな曲集であることが伝わってきます。
夢がいっぱい詰め込まれて、ウキウキワクワクするような感覚を覚えます。
中を開いてみても、一つ一つの曲に題名と挿絵がつけられ、イメージがグーンと広がります。
題名に関しては、なんと、根津先生の生徒さんたちが付けられたそうです!

♪ 例えば、「リスさんの木の実ひろい」「やまめのおいかけっこ」「ピエロのおてだま」など、
  可愛くておもしろい。「やまめの追いかけっこ」は、釣り好きのお父さんに連れられて川に
  行った生徒さんがみたやまめ。これが泳いでいるイメージが曲から沸いてきたということです。
♪ 「リスさんの木の実ひろい」は、この曲を聴いてみるとわかると思いますが、かたい木の実を
  コツッコツッとしているイメージなんですね。

 実際に生徒さんが考えたというだけあって、日常にある身近なものからイメージを膨らませ
ることができるので、大変魅力的です。
さらに、一つ一つの曲に対する目的・目標(例:指の独立、連打など)が書かれていたり、こども
たちにも読みやすい解説がついていたり、オーケストラの音をイメージしながら弾けるようにと、
巻末にその楽器の紹介がされていたり。単調になりがちなチェルニーの練習曲をあらゆる
角度からアプローチし、豊かなイメージを持って弾けるように工夫がなされています。

 これは抜粋でいくつかの曲のみですが、「アナリーゼ(楽曲分析)をしてみよう」というページ
もあり、こどもたちがより楽譜に書かれていることを深く考える、という作業がここでできるよう
になっています。

 この曲集のもう一つのポイントは、チェルニーを弾くために必要な基礎的な指づくりや
ストレッチ、スケール、アルペジオ、アルベルティバス、ハーモニーや和声、脱力の練習法が
具体的に写真や図を使って紹介されているという点です。

 セミナーでは曲集には書かれていない、根津先生こだわりのテクニック習得法もご伝授
いただき、先生の日々なさっているレッスンが基礎に徹底的こだわっていて、また、それが
とても重要であること、先生の指導に対する熱意がものすごく伝わってきました。

 私も自分の生徒さんに使えそうなことは早速実践してみます。
ボールを使ったリズム練習や指をグーパーグーパー開いて瞬発力を鍛えるトレーニングなど、
生徒さんたちきっと楽しみながら試してくれると思います。

 「こどもたちに楽しくピアノを学んで欲しい」という根津先生の想いがたくさん詰まっている
この曲集。従来のチェルニー、「退屈な指練習」と同じ曲集とは思えません!
私の小学生時代にもこんなチェルニーがあったらもっと楽しく練習できたなぁ。今のこどもたち
がうらやましい!私もこの曲集使ってチェルニーやり直してみます。
根津先生、ありがとうございました。

(Rep:ピティナ京都支部 吉岡桜里)



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