« 前の記事| 後の記事 »

舞鶴ステップ開催レポート(2019.10.20)

2019年10月20日(日)
今年も例年通り、舞鶴商工観光センターコンベンションホールにて、ピティナ・ピアノステップが開催されました。



ただ、今回は20周年の記念事業として、コンサートが同時開催されることとなっており、いつもとは違う空気に包まれたステップ。

中には、体操着で天国と地獄を6手連弾されたり、緊張した表情でマイクを手に、まっすぐに前を見据え、一生懸命に歌声を響かせたり。ステップと同時開催のコンサートに向けて、運営する支部とバラエティ豊かな参加者の皆様がワンチームとなり挑んだ今回のステップ。音楽を楽しむ気持ちが色濃く表れた、大変有意義な開催で幕を閉じました。

今回は、68組が参加。
演奏後に印象的な講評をお聞き出来ましたので、演奏の様子と合わせて振り返りたいと思います。

ピアノは楽器の特性上、「うたう」という作業がとても難しい楽器です。

歌、そのものは言葉がダイレクトであり、聴いている人にも伝わりやすいですが、ピアノという楽器は言葉を話すことが出来ない分、音で伝えることが必要となってきます。

これはどういう曲なのか、曲全体の中で歌にあたる部分はどこなのか。ピアノ自体が歌を歌っているように弾くには、どのような音を出せばよいのか。 それを考える練習はとても難しく、根気のいる作業ですが、 そうしたデリケートな作業をして初めて、ピアノの音色が音楽を奏で、演奏者と一体となるのだと気付きました。 そして、それがまた、聴いている人に感動を与えるのだと。

右手と左手が歌い合うように。自分自身とピアノが歌い合うように。
合わせて、何より大切な、ピアノを弾く上での姿勢についてもお話し頂きました。

演奏前のお辞儀は、足を揃えて、背筋を伸ばし、今から演奏を聴いてもらう感謝の気持ちを伝えること。 お辞儀を通して、演奏への向き合い方や、気持ちが伝わるものだと改めて聞かせて頂くと、 姿勢を整えることは気持ちを整えることにも繋がるのだと感じた次第です。

何気なく、「演奏前にはお辞儀をする」という定型の指導よりも、何故お辞儀をする必要があるのか。 演奏する、聴いてもらうとはどういうことなのか。

ステージでのマナーを、プロの演奏者でもあるアドバイザーの皆様から直接にご指導頂けることは大変貴重であり、自分の演奏を大切に思う気持ちにも繋がると実感すると同時に、 ステップへの参加を通じて、演奏者としての自分自身に気が付けた、そんな時間となったのでした。

他に、年齢の小さな子ども達が多かったステップでもありましたので、手首が打点の起点とならないように、手首を落ち着かせて指を動かすこと等、テクニック的なお話も盛り込まれ、私たち指導者にとっても大変学び多き講評となりました。



今回、支部の担当者が話す演奏前のコメントの温かさや、 毎回定番としてお渡ししている、河合楽器様、JEUGIA様からの薔薇のプレゼントにもお褒めの言葉を頂戴したことで、長年舞鶴支部が愛され、20周年を迎えることが出来た由縁を改めて実感しました。

こうしてここ、舞鶴から生まれた沢山のピアニストの演奏と、共に歴史を重ねてこられた感謝を胸に、来年のコンペティション、ステップ開催に向け、更に飛躍出来たらと思っておりますので、 今後も舞鶴支部へのご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。

舞鶴支部 広報 尾松司織

※この記事のご感想をこちらにお書き下さい。(Facebook登録者限定)


過去の記事




QRコード

携帯からもピティナ・コミュニティを閲覧できます
ピティナ舞鶴支部