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舞鶴支部発足20周年コンサート・レポート

2019年 10 月 20 日(日)
今年はステップと同時開催で、舞鶴支部の発足 20 周年の記念コンサートが開催されることなりました。

記念コンサートの 内容としては、今回、ステップのアドバイザをお世話になったドゥオールの藤井隆史先生、白水芳枝先生と12人のヤングピアニストがサン=サーンス作曲 動物の謝肉祭を リレー演奏するというものです。



ピティナピアノステップ、コンペショ等で継続5ポイント以上を獲得している地元のピアニストがドゥオールのお二人と過ごした 3日間をご紹介します。

本番 2日前。
緊張と期待の溢れる子供たちが会場に集まりました。まずは一度合わせてみしょう、と始まった初めて練習。



時間の許す限り、初合わせから改善点を丁寧にご指導くださいました。 15分程度の短時間ではありましたが、その間に曲に対しての見方やイメージが広り、 音が変わっていく様子は、驚くばかり。 誰もが、今日より明日はまた上手くなっていたい。そう願った時間。 小さなピアニストたちがまたひとつ大きくなった1日目が終了しました。

本番前日。朝は9時から始まった練習は、一人30分のみっちり練習。 午後の夕方の最終の通し練習に向けて、より気持ち入る練習でした。



この日、何より印象的だったは、ドゥオールのお二人の妥協のなさです。 今回、地元のピアニストと合わせるいうことで、連弾自体の経験も まだまだ少ない子ども達も多数いましたが、だからと言って子どもに対しての妥協はありません。

本気の演奏、舞台作り。
ナレーションを読む速さ、演奏との間、表情の付け方、舞台で動き、姿勢。
舞台作りは、何ひとつ甘さのない丹念な作業でした。

サン =サーンスの動物謝肉祭は、ドゥオールのお二人にとって、長年とっても大切されてきたプログラムです。 それをこうして子どもたちの共演という形で再度練られることがどれほど難しいことか、どれほど有意義なことか、見てるこちらまで熱量を感じる、きめ細やかで緻密なご指導。

どのピアニストにも、本気でぶつかり、本気で良いを求められる姿勢に、その会場にいた誰もが心を動かされたと思います。 ただ、良いものを作りたいという、ひとつの目標に向かっていく空気感が、12人のピアニストはもちろん指導者である私達にまで一体感を与えてくれました。

朗読コンサートであるため、ナレーションと演奏の間合い、詩を読むスピード、表情の付け方に至るまで、ただ目の前の音楽をまっすぐに届けたいとう気持ちが溢れるご指導。

優しさと熱量のある指導はその日、16時まで続きました。

その後 16時半からは全体の通し練習を行い、自分の担当曲を練習してきたピアニスト達は、それぞれが物語の大切なピースとなる感動に包まれていました。

ただ、このプログラムを成功させい!その気持ちが会場にいる全員生まれた瞬間。 「あとは楽しむだけ! 」という藤井先生 、白水先生、お二方からの一言が、悩んだり迷ったり、練習を繰り返したピアニスト達に、今回のコンサートの意義を思い起こさせました。

そして、来たる当日。
朝からの通し練習を済ませ、あとは本番待つのみとなり、それぞが成功を祈りながら解散となりました。

コンサートの開催はステップ終了後の16 時半頃。 会場いっぱいにお客様が詰めかけ、 賑やかに、温かに会場が包まれた頃、ドゥオールのお二人がアバイザーからピアニストになられ、ステージの上に来られました。

まさしく、カーニバルが始った瞬間。

ドゥオールのお二人が 20 周年のお祝いにと「美しき青きドナウ」の華やかな演奏をご披露くださいました。 いよいよ動物の謝肉祭が始まります。

今回は谷川俊太郎さん作の詩にのせて、広瀬弦さんの絵をプロジェクターで投影。 その世界を目と耳で感じて頂ける工夫を重ねました。



一人一人がスポットライトに照らされたピアノの前に座り、 華やかな演奏で音楽の物語をつなぎます。

その集中力と、繊細な音色で客席に透明感が溢れた時、この3日間の思い出と達成感、充実感が心に溶けていくような気持ちになりました。



音楽は一瞬であれど、こうして音という形で心に残ってゆく、永遠のものであることを実感した時、自分自身が音楽に関われる尊さを感じました。

胸いっぱいに感動を与えてくれた、ピアニスト達、熱心なご指導をし、感動の舞台作り上げてくださったドゥオールのお二人。 舞鶴支部が重ねた20年の月日は、こうした小さなピアニストとそれを支えてくださった保護者の方々、心を共にした、全ての指導者の歴史が彩ってくれたのだと感じます。



コンサート終了後は、ドゥオールのお二人と、同じくアバイザーを務めて頂いた松永晴紀先生を囲んでの懇親会となりました。



今日の感想をと、一人ずつにマイク向けられ、話すピアニスト表情は晴れやか。 今回の経験がいかに素晴らしいものだったか、実感する会となりました。



今回の開催にあたり、ご尽力頂いた全ての皆様に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

今後も舞鶴支部の歴史は続いていきます。 ますます、素晴らしい舞台が、演奏が数多く生まれていくことを願って。

舞鶴支部 広報 尾松司織

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