2010富山ステップ開催レポート[レポート]
(2010-06-17 11:00:53) by administrator


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今年も、新緑の美しい季節にステップを開催することが出来ました。関東にお住まいの鈴木弘尚先生、諏訪幹雄先生、田代稚恵美先生、平嶋裕美子先生をお迎えして、演奏をアドバイスして頂きました。

<画像:富山ステップ>

<画像:富山ステップ>

<画像:富山ステップ>

第1部は、導入1の可愛らしい小さなピアニス達からの登場です。
リズムも音も正確に弾かれていて、小さな体から存在感ある音楽が生まれていました。

3、4部では、ブルグミュラー25の練習曲を、12人の方が弾いていました。
「アラベスク」「バラード」「タランテラ」「貴婦人の乗馬」・・・・私が子供の頃から親しまれてきたこの曲集はピアノを習い始めて、初めて曲のタイトルを強く意識した1冊だったような気がします。 メロディやリズムにもインパクトがあり、ワンランクレベルアップした、曲らしい曲と言いましょうか・・・。
いざ弾いたら難しく、必死に練習したのを憶えています。
この先いつの時代も、子供の心をつかむポピュラーなブルグミュラーでいることでしょう。

さあ、5、6部になりますと、ピアノ暦も佳境に入っているプチベテラン方の登場です。
クレメンティ、ハイドン、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ショパン、ドビュッシー・・・偉大な作曲家たちの楽曲が並びます。ここはいばらの道。曲が華やかなだけに、技術も感情移入も高度になります。
そんな恐怖感をいとも簡単にポーンと蹴飛ばし、舞台袖から堂々と歩いてくるピアニスト達を見ていると、よくぞここまで上達したなぁと、目を細めた瞬間でした。

8部はいよいよ注目の大人の方の演奏です。20〜50代の方が出演され、男性は、13人中4人でした。
演奏前のコメントからは、ここに至るまでの本音と挑戦がにじみ出ており、その演奏に深みを増しました。
演奏のうわべではなく、演奏者の心の響が聴衆の胸に伝わってきた気がします。
私個人的には、一人一人に大きな拍手を送りました。

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8部終了後の鈴木先生の講評が大変印象的でした。『どうしたら緊張の中で弾けるのか』という大人の方の質問に対し、先生は『人前で演奏する時には必ず"緊張"という物が生まれてしまう。10人の前で弾くのも100人の前で弾くのも、実はそう変わらない。0人か1人かという所に大きな違いがある。だから必ず練習段階で、1人の前でいいから誰かに聞いてもらう事が大切である。』また、『たとえピアノで失敗したとしても、世の中は何も変わらない。いつものように世界は動く。ある箇所でとちっても、別のある箇所では、今まで出来なかった事が引き出されるかもしれない。』
・・・・つまり、演奏の失敗など、たいした事件ではない!と言う事です。

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今回、鈴木弘尚先生のトークコンサートが2回ありました。北京オリンピックで浅田真央選手がフリーで使われた事でも知られる、ラフマニノフの前奏曲「鐘」は、迫力あるオーケストラとはまた違う感じで、ピアノの重厚な、神々しい音色が響き渡りました。その後、くるみ割り人形より「アンダンテマエストーソ」と続き、最後は先生のアレンジされた「天空の城ラピュタ」で締めくくりました。

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