富山ステップ開催記録[レポート]
(2011-08-04 10:45:39) by administrator


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早いもので、4回目のステップがやってまいりました。たくさんの方に参加して頂きたくて、今回は2日開催を試みました。悪天候とは裏腹に、欠席者もなく、皆さん笑顔で元気にホールに来て下さいました。

アドバイザーの先生といたしまして、神奈川県より菅生晴美先生、大阪府より菊池扶由美先生、東京都より岳本恭治先生がお越し下さいました。スマートで陽気な先生方のお陰か、このステップがとても明るいオーラに包まれていたような気がします。また、2日間先生方に接し、人間味に溢れ、深い所で色々な事を考えていらっしゃると感じました。

今回のプログラムは、1部内に幼少から大人の方まで演奏されるよう、年代を幅広く構成してみました。連弾が17組もあり、兄弟、姉妹、お友達同士等で楽しそうに弾いていました。中にはペアの方が骨折してしまい、先生と連弾されている方もいました。
又、幸いな事に今年も大人の方の演奏を聴く事が出来ました。演奏者は自分の中で、上手く弾けた、失敗した、楽しめた・・・色々な感想をお持ちだと思いますが、聴いている人達は、心がある演奏に感動します。失敗は誰でもします。気になさらないで下さい。

先生方の講評は、まず富山の名産等をお褒め頂き、会場をフレンドリーにグッと引き寄せてから音楽の本題に入るという、絶妙なトークでした。美味しい物をいただく事も、音楽を奏でる上で大事な事なんだ、と菅生先生は言われました。又先生は、コンペの曲を弾いている方に対し、毎日一生懸命練習しているのが分かる演奏だが、いつも同じ硬い音楽になってしまいがち。その場その場でどう演奏したいかを感じ、柔らかい演奏を目指して欲しい、とアドバイス頂きました。又それは指導者への忠告の様な気もします。確かにコンクールに受かる為だけの、型にはめられた演奏では淋しいですよね。心に響く音楽とはどんなものだったかと、改めて考えさせられました。 菊池先生、岳本先生の講評も以下に記してみました。

<菊池先生の講評>
・開始音にこだわる事。
・アウフタクトを1拍目のように弾かない。
・何曲も弾く時は時代を考慮する事。似たり寄ったりの曲になってしまうから。
・山場を何処へ持って来るか考える。
・和音にこだわる。
・手首が下がらない。
・ピアノに近づき過ぎない。

<岳本先生の講評>
・レガートを綺麗に弾けば弾くほど拍子感が無くなる。3拍子か4拍子か分からないから気をつける。
・1拍目を全て強くしない。重さを考える。
・始めたばかりは、弱い音でも良い。だんだん強くなるから心配いらない。むしろ綺麗な音を出すよう心がける事。
・クレッシェンドやディミヌエンドは、直ぐに強くしたり弱くしたりしない。
・メトロノームを使って練習する事。

今回、菅生先生にトークコンサートをして頂きました。たくさん講評を書いて頂き、手の疲労もピークに達しているさなかに大曲を弾かれて、尊敬致しました。リストの『ため息』をかわきりに、映画"ショパン〜愛と悲しみの旋律"より『革命のエチュード』、モリコーネ作曲の『モーツァルトの再来』、映画"ニューシネマパラダイス"より『夕日のガンマン』、『愛のテーマ』等、激しい曲からしっとりした曲まで、次々と演奏して下さいました。先生は、2日間とも素敵な春らしいオレンジ色のドレスに着替えて下さり、私達はコンサートの雰囲気を充分に味わう事が出来ました。また、歌手の西野カナさんも、さだまさしさんも大好きだそうで、いいと思うものはどんどん取り入れて下さい・・と言われました。やってみたいものがあったら、させてみるのが大事。 パティシエでもサッカー選手でも、夢を追いかける事は人生において意味がある・・とも言われました。

昨年より実施事務局企画として、合唱をしています。今年は日本に起こった様々な事を思い、"天使にラブソングを2"より『オー・ハッピー・デイ』の歌を選曲しました。オリジナルはゴスペルですが、合唱形式で日本語で挑戦し、ご父兄にドラムとエレキギターを取り入れて頂きました。練習風景は楽しいものでした。楽器店の男性陣が3人いるアルトは、そこのパートだけでも既に4部合唱になっていましたが、いつも笑いが絶えず、かえってはずれた音程が空気を和ませてくれました(笑)なんとその男性陣の御三方には、ぶっつけ本番でソロをやって頂く事になり、メンバー達は固唾を呑んで見守りました。また、練習に参加出来ない方には、練習中の音源をPCに送って自宅で練習していただきました。楽器店スタッフは電子楽器に詳しいので、エレキの取り扱いも助かりましたし、一人一人が大事な存在でした。ただ、とっても残念な事に、2日目の演奏でエレキのアンプの音量設定がうまくいっておらず、かっこいいエレキの音が聴こえなかったというハプニングがありました。 これが電子楽器とLIVEの怖さです。この点につきましては、重大な反省材料の1つになりました。
お誘いすれば快く協力して下さる先生方、楽器店スタッフ、ご父兄方には、"感謝"の二文字しか思い浮かびません。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

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