豊かなピアノ指導者になるために<一音を大切に>  旭堂楽器店サンホール[セミナー]
(2018-06-15 11:21:26) by ピティナ京都アトリヱステーション


2018年6月14日(木)

今日は、梅雨明け思わせるような青い空が広がっています。
ロシアンメソッドによるテキスト「ピアノレッスンシリーズ」の著者である松田紗依先生の3回コースのセミナーがスタートしました。

このセミナーは、指導力のアップを目指される方や、指導を始めて間もない方へ向けた内容となっていて、最終回は、指導者ライセンスを受講される方の参考にもなるような内容です。

第一回導入編は、はじめてピアノを習う就学前の生徒さんに対するレッスンを、実際に目の前に生徒さんがいるという前提で指導いただきました。

「ピアノレッスンは人間教育。ピアノの先生は、第二のお母さん。生徒さんの成長を一緒に楽しむ気持ちで。」
という先生の言葉の通り、松田先生の生徒さんへの愛情あふれる言葉かけと声音は、優しさに満ちています。そして、子供を飽きさせない配慮と、ほめて自信を持たせる工夫がたくさん。

はじめてのレッスンでは、ピアノという楽器を特別な楽器だと認識させる声かけからはじまります。
ピアノを弾く前に、小さな丸いぬいぐるみを楽しく、優しく触らせることに時間をかけて、ピアノに向かう気持ちを整え、指先の神経を養う事を中心にされていました。
ピアノを弾くのは、3の指で ド を弾くところまでです。

「ピアノの音色はいろいろあるけれど、
子供に無理のない、誰からも愛される、
心をこめた一音からはじめる。
ノン・レガートで。
そして余韻を聞く耳を育てるのです。」

ピアノの奏法については、
とにかく、早く進めないこと。
手のフォームが崩れないように、
ゆっくりゆっくり丁寧に身につけさせることを大切にされていて、
成果を急ぎがちな大人のペースを見直すきっかけにもなりそうです。

参加者の方は神戸、奈良、大阪、滋賀と近畿一円から来られていました。
はじめての一音を弾くことを生徒役になって体験していただきました。
みなさん、松田先生の奏法で、楽に、やわらかく伸びる音色に変化していくことに
感銘をうけられていました。











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