レポート アーカイブ

2015年2月 4日

【実施レポ】楽しく弾くバッハ~インヴェンションは怖くない(樋口紀美子先生)

【実施レポ】楽しく弾くバッハ~インヴェンションは怖くない(樋口紀美子先生)1月12日、浦添市ベッテルハイムホールにて、前日のバッハコンクールin OKINAWA での審査をされました樋口紀美子先生をお招きして、「楽しく弾くバッハ~インヴェンションは怖くない」という魅力的なタイトルの講座が開催されました。

ピアノ学習者や指導者へ向けて、樋口先生のご経験談を交えながら、バッハを楽しく演奏するための素晴らしいお話をたくさんお聞かせいただきました。インヴェンションの全15曲をもとにバッハ作品に相応しいタッチやデュナーミク、主題の扱い方や理想のテンポ設定など、バッハを学習する上で生じるであろう多くの問題についてとてもわかりやすく解説してくださいました。

【実施レポ】楽しく弾くバッハ~インヴェンションは怖くない(樋口紀美子先生)"隣り合う音と音の音程だけではなく、右手と左手の縦の音程も感じ、双方を味わって演奏する"ことは、小学生などバッハを学び始めた生徒さんにも伝えやすいと感じました。こうして縦の音程に注目してトリルの開始音を選択することによって、より美しいハーモニーでトリルの箇所を演奏することができる、というお話もとても印象的でした。実際に演奏してくださったので、すぐにハーモニーの違いが確認できたのもよかったと思います。樋口先生、ありがとうございました。

(Rep:ピティナ沖縄首里ステーション 糸数ひとみ)

2017年6月19日

南城ステップ開催レポート(2017.5.28)

今年の南城ステップはアドバイザーをお勤めいただく高木早苗先生による
トークコンサート、そして恒例となりました
「首里ステーション企画"輝ける期待の星"シリーズ」に
PTNA指導者会員のシバミツさんをお招きしました。

高木先生のトークコンサートでは「愛」をテーマとしたプログラムで、
リストの『献呈』や『愛の夢第3番』などの出演者憧れの曲に、
皆さんうっとり聴き入っていました。

作曲家・ピアニストのシバミツさんもまた偶然「愛」をテーマとしたプログラムで、
先生の自作の曲やグリーグの『トロールハウゲンの婚礼の日』などを
演奏してくださいました。
小さな頃から作曲をしていたというお話に、子どもたちは大変感銘を受けた様子でした。

初めてステップに参加されたプレ導入の参加者、コンペのリハーサルを兼ねた
フリーステップの方、後半のステージではグランミューズの方と、
それぞれの目的に合わせてステップのステージを活用していただきました。

2018年1月12日

【実施レポ】バッハへの道 -現代のピアノで活かすためのバッハ語法を探る-(クラウディオソアレス先生)

2017年12/18(月) 那覇新都心キリスト教会にて、「バッハ演奏と指導のハンドブック」の著者で、指導者として絶大な信頼を得ているクラウディオ ソアレス先生をお招きして「バッハへの道 -現代のピアノで活かすためのバッハ語法を探る-」と題したセミナーが開催され、多くの熱心な指導者が参加されました。

第1部「指導法講座」-良識あるバッハ演奏に導くために-
講座の最初に、ソアレス先生より前日行われたバッハコンクールの沖縄予選について、「真面目にテンポ通り、そして、とてもシャイな演奏が多いように感じました。ミスにとらわれ過ぎずもっと音楽を楽しんで欲しいです。バッハの音楽には時代の特徴をふまえたアゴーギクが重要です。」そしてバロック時代に多く使われていた和音を理解すること、終止の大切さを強調されました。「終止は赤信号!無視しちゃダメ」というユーモアたっぷりの先生の名言に会場も笑いに包まれました。

講座は、映像と音楽を織り交ぜた形で展開されバッハを勉強する上で大切な事を幾つかお話し下さいました。

  1. 現代のピアノでバッハの作品を演奏する場合、当時使われた楽器との違いを意識し、時代のスタイルを考慮しなければならない。

  2. 現代のカンタービレはイタリアオペラの影響を受けていて、なめらかな流ればかりが強調され、細かいアーティキュレーションを表現しないが、バロックのカンタービレはrecitativoで喋る音楽。言葉を喋るように歌っていく。

  3. 強拍弱拍のリズム、音程、和声的か非和声的、対位法、アウフタクト、シンコペーション等を考慮したフレージング。

  4. 運指について、バッハの時代までは親指をくぐらせる奏法が存在せず、音階は2,3,4,5又は4,5,4,5の指使い等、親指を使わず、旋律に音階が現れる時「不揃い」に弾くノートイネガル奏法を使う。

映像を通して、親指を使わず左右8本の指だけでのクラヴィコード演奏を見せて頂き、1の指を使わない奏法から引き出される当時のフレージングがより深く響と共に記憶に残るものとなりました。その他、インヴェンションを例に挙げ、演奏の聴き比べ等からも、バッハ音楽の表現の可能性を見せて下さいました。

第2部「公開レッスン」では、6名の生徒さんが、緊張の面持ちで臨みましたが、先生は、それぞれの良さ、問題点について指摘され、厳しくもユーモアある暖かいご指導に、次第に開放的な音へと変化していくのが聴き取れました。原点版の重要性についてもお話しされ、アーティキュレーションの可能性を先生ご自身の演奏で示して下さいました。ロマン派の作品では、身体の使い方、音の出し方、練習の方法等、丁寧にご指導下さり、「時代の特徴を踏まえての音楽作り、音のイメージを持つことが大事です。」と仰った事が印象的でした。

長時間に及ぶセミナーでしたが、ソアレス先生の教育に対するエネルギーと情熱に圧倒されると共に、常に指導者として研究し学び続けることの大切さを教えて頂きました。ソアレス先生、大変貴重な素晴らしいセミナーを有難うございました。

Rep:バッハコンクールin Okinawa 実行委員 長堂奈津子

2018年5月30日

南城ステップ開催レポート(2018.5.27)

5月27日 南城ステップが、南城市文化センターシュガーホールで開催されました。

伊賀あゆみ先生、高原典子先生、山口雅敏先生、山脇一宏先生を
アドバイザーにお迎えして、97組の参加者がそれぞれの想いを胸に演奏されました。

アドバイザーをお勤めいただいた
伊賀あゆみ先生と山口雅敏先生によるトークコンサートでは、
手の複雑な交差、アクロバットな体の動きを用いた見た目にも楽しい連弾作品や、
沖縄初演となる珍しい作品、会場の参加者と山口先生との共演など、
"進化系デュオ"に魅了されました。
また、恒例のステーション企画「輝ける期待の星」シリーズでは
指導者会員の平良優子さんが、
コンペ課題の「林の中の散歩道」を含む3曲を演奏してくだいました。

コンペ前ということもありリハーサルを兼ねた方や、
ステップ初参加で先生と一緒に連弾をされた小さな参加者の方も多く見られました。



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