« 前の記事| 後の記事 »

汐留5月ステップ開催レポート(2015.5.10)

このステーションでは「べヒシュタイン、フォルテピアノが弾けるステーション」という個性を出していきたいと思っており、ゴールデンウィークもひと段落した5月10日のすがすがしい日に、汐留ステーションの第2回PTNAステップを実施しました。
今回のステップでも前回同様モーツアルト、ハイドン時代の音色を彷彿させるフォルテピアノ・デュルケン(レプリカ楽器)を演奏できるよう楽器を設置し、演奏者がフォルテピアノの繊細な表現を演奏するとともに、現代のピアノで繊細な表現を可能としたべヒシュタインピアノを弾いてそれぞれの音色を聴き比べしていただけたらと思い企画しました。今回アドヴァイザーに福田惺子先生、金子一朗先生、飯野明日香先生を迎え、参加者は41組中10組フォルテピアノ参加者と前回の2倍以上で、大人でフリースステップでの参加者が多かったのも今回のステップの特徴となりました。

講評で金子一朗先生より「今回はレヴェルが高く、心を動かされる演奏が多かった。また音楽を縦(和声)でとらえるだけでなく横(メロディー)と両方でとらえられるようになるといい演奏になっていくのでこれも目指していただきたい」という励みになる言葉をいただきました。
トークコンサートでは、今回アドヴァイザーでステーション代表の飯野明日香先生とユーロピアノ(株)ピアノマイスター加藤と対話し、演奏する立場からこの楽器を弾く魅力とはと質問をしたところ、飯野先生は「自身が古典派の曲を弾くにあたってこの楽器(デュルケン)に助けられた。どう弾いたらいいのかを楽器と向き合い試していくうちに教えてくれるそのような感覚があり、現代のピアノではこのべヒシュタインが似ている感覚・方向性なのかもしれない」「指先に伝わる感覚を表現できる楽器ということでは透明感があり立ち上がりのよいべヒシュタインは多彩な音色を表現できるので、弾き手の思いを表現してくれるいいピアノなのかもしれません」とお話しされました。
モーツアルトのピアノ協奏曲はオーケストラパートをべヒシュタインで、ソロパートをフォルテピアノで演奏し、2台の違いのある音色、繊細な表現で聴衆を魅了しました。

今後ステップ実施の前にフォルテピアノ・べヒシュタインがより知られる、体験してみたいというきっかけワークショップのようなものを企画できたら、参加者の輪が拡がり、ピアニストの見地が拡がるのではと、実施を検討してまいります。

※この記事のご感想をこちらにお書き下さい。(Facebook登録者限定)


過去の記事


カテゴリ



QRコード

携帯からもピティナ・コミュニティを閲覧できます
ピティナ汐留イタリア街ステーション