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【実施レポ】モーツァルトへのレシピ ‐古典の風格を整えよう Vol.3‐(今井顕先生)

170115imai_1.jpg 2017年1月15日(日)表参道カーサ モーツァルトにて今井 顕先生をお招きし、「モーツァルトへのレシピ ‐古典の風格を整えよう Vol.3‐」という題で、大寒波到来の寒い中、講座が開催されました。


今回はソナタK.283を取り上げ、その楽譜から モーツァルトの音楽、表現を読み取るこつ(スラー、スタカート、強弱、表情記号の持つ意味、それらをどんな表現に結びつけるか) 休符に隠れた表情(その先に来るものへの緊張感、色合いの変化により切り口が変わる) 間合いをどう演出するか、拍感の大切さ、その拍感を実際にどう表現するか、 前打音の奏法などを、今井先生の演奏を交えながら、学ばせていただきました。

170115imai_2.jpg 古典派は難しいという固定観念にとらわれがちですが、モーツァルトの時代はやはり音楽は大きな楽しみであったこと、演奏することにまずは楽しむ気持ちが大切、そして、楽譜を正しく読む力、その曲の表現Affektをとらえる力の大切さを改めて思いました。

そして、最後に今井先生の言われたお話、『時代によって古典派の音楽の捉え方が変わってきている。例えば、テンポは多少動いてもいいのではないか』表現の仕方もたくさん有る選択肢の中から自分で考え自分で決めていく力が必要ということを強調されていました。


次回は、5月14日(日)10:00から汐留ベヒシュタインサロンにて 2017年度PTNAコンペティションE,F級の課題曲モーツアルトのソナタを中心に、一層モーツァルトに近づける時間にしていけたらと思っています。


Rep:杉並ステーション
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