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【実施レポ】よくわかるピアニスト呼吸法(伊達華子先生)

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5月25日(土)山形テルサ・リハーサル室にて、伊達華子先生による『よくわかるピアニスト呼吸法』のセミナーが開催されました。
講座名と同名の著書が4月10日に発売になり、著者のお一人である伊達華子先生をお迎えし、3名の生徒による公開レッスン形式の講座でした。
 

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講座は、呼吸に合わせた打鍵と骨への意識が中心でした。
ピアノを弾くという運動により生じる「力み」をなくすには、正しい呼吸が大切であるという話から始まりました。自然な呼吸で身体を柔軟な状態にし、息を吐くと同時に打鍵をすると「力み」は生まれません。
打鍵後ピアノの奥行の向こう側から音が返ってくるのを感じながら
息を吸い、息を吐いて次の打鍵をします。
この動作の連続が基本の呼吸法です。
この呼吸を意識するだけで、モデル生の音がクリアでのびやかな音色に変わりました。

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さらに1音での呼吸から2音・3音と音数を増やし、ユニット単位の
呼吸の練習へと進みました。
このユニット単位の呼吸と拍子の呼吸を合わせることで、身体の
「力み」を生むことなく拍子感のあるより音楽的な演奏になりました。
ユニットが大きくなると、音のばらつき(つぶが揃わない)がでてきます。それは長さの異なる指の当たり方の違いに原因があります。
指の高さをそろえるための「指の骨を立てる」・「手の甲をコントロールして骨を移動する」という表現はとても新鮮に感じました。

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「指」より「骨」という言葉のほうがよりイメージしやすいのか、
どのモデル生も自然と指が立ち、無駄のない指の動きで音の
ばらつきが少なくなったのには感心しました。
「手首を上げる」とか「手を丸く」・「指を立てる」という表現よりも、
「骨」の話の方が効果的だと感じました。
受講生の皆さんが、終始熱心に机の上で手や指を動かしている光景が、
大変印象的なセミナーでした。

 (Rep:ピティナ山形支部所属 武田 鏡子)

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