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大内孝夫先生ミニセミナー(山手支部総会)

2019年5月23日(木)、巣鴨、東音ホールにて山手支部総会が開催されました!

本ページでは総会終了後に催された、『大内孝夫先生ミニセミナー』の様子をご紹介いたします!


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・人気の出るピアノ教室とは
 冒頭、「ピアノの先生方は自分達の凄さに気づいていない。まだまだ、今の自分の学びが足りないとほとんどの方が思っている。ピアノの先生は凄いことを教えているんです!」と大内先生による激励のお言葉。その上で、生徒が集まる教室とはどんな特色があるのか、具体的なアドバイスをいただきました。
 そもそもピアノの先生は、「私が」何を教えられるか、という思考に至りがちであるが、そうではなく、「顧客が」何を求めているか、を考える必要がある。では、ピアノ指導者にとっての顧客とは一体誰なのか?それは子どもだけではなく、大人、他の習い事の教室、そして地元の商工会など、多岐に渡るといいます。例えば近所の他の習い事の教室にチラシを置かせてもらう(お互いに)、地元の商工会に出向き、商工会の大人の方々へPRする、など...顧客は様々な場所にまだまだ眠っており、開拓する余地が存分にあると大内先生は仰います。
 そして本題、「人気の出るピアノ教室とは」。「親が子どもにピアノを習わせている理由」を考えてあげていられるか、が肝心だと大内先生は仰います。親が子どもにピアノを習わせている理由は、「難曲を弾けるようになること」「コンクールで入賞すること」など、もちろんそういう理由のご家庭もありますが、多くはそうではないのではないでしょうか。「安心できる子育て環境」、「子どもの安全がきちんと確保されている」、「子育て上の悩み解決の場」、「健やかな子どもの成長を促す場」など、子どもを安心してあずけられる教室かどうか、という点を重視しているご家庭がきっと多いはずです。その点を理解した上で、ピアノ教室がヒットする秘訣は、子どもを安心して預けられる教室かどうかがわかるHPづくりであったり、日々の相談に乗ってあげられる先生であること、或いは受験に強い教室であることや、学校の音楽の成績を確実にあげられる教室、などの適格なPRができるかどうかが重要だ、と大内先生は仰います。

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・大人のピアノ教室
 もう一つのテーマは、大人の生徒さんのピアノ教室について。「これからの時代、大人こそピアノ!」と、大人がピアノを習う様々なメリットを教えていただきました。
・孤独は害
 ピアノを習うことで必ず人(先生)と会話をすることが習慣化されます。
・運動よりも健康に良い?!
 ピアノは、ゆっきりの掃き掃除程度の消費カロリーだそうです。激しい運動ではなく、適度な運動を習慣的に行えます。
・ボケ防止
 楽譜をみて、そして手を動かす。ピアノ演奏はとても頭を使うため、ボケ防止に多いに貢献します。
 と、笑いも交えつつお話ししていただきました。また、その他の「ピアノを習う大人」のデータとして、平均年齢は約50才だということ。4人に1人は人生で初めてピアノを習うということ。男性:女性の比率は4:6だということ。など、一見ハードルが高いと思われがちな大人のピアノ教室ですが、実はこのようなデータがあります。これを先生方が知っているかいないかでは、ピアノを習おうか悩んでいる大人の方へのアドバイスが大きく変わってくるのではないでしょうか?
楽器はいくつになっても新しい発見を得られる趣味です。人生百年時代の今、子どもだけでなく大人へのアプローチ方法も知り、音楽業界をもっともっと盛り上げていきたいですね。



総会のミニセミナーという位置づけとは思えない、中身がギュッと詰まった充実したセミナーだったのではないでしょうか。大内先生、ありがとうございました!
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東音企画内 ピティナ山手支部事務局
担当:鴨田(yamanote@to-on.com)

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