2015年9月23日、ピティナ参宮橋地区ステップが国立オリンピック記念青少年総合センター・小ホールにて開催されました。さわやかな秋の晴天にも恵まれ、計60名の方々が素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。(うち、19名はコンチェルトステップに参加)
コンチェルトステップの参加者は、高山美佳先生指揮、プロの演奏家によって構成されたオーケストラ〝音の泉管弦楽団〟と共に、三日前にリハーサルを行ない、高山先生と念入りに打ち合わせをして迎えた当日でした。
このコンチェルトステップは、ピアノ独奏曲に作曲家がオーケストラパートを作・編曲し、コンチェルトとして演奏できるという企画です。ブルクミュラーやソナチネなどピアノ学習者なら一度は耳にしたことのある親しみのある曲やカバレフスキー・バルトーク・ショパンなどたくさんの曲目リストから好きな曲を選び、普段通りに練習を積んでオーケストラとのアンサンブルを楽しむことができる、まさに夢のような企画です。また、ベートーヴェンやラフマニノフ・ガーシュインなど本格的なコンチェルトの参加もあった今回のステップでした。
参加者は小学生から、音大生、一般大学を出られた社会人の方まで様々でした。プロや音大生ではなくてもコンチェルトが演奏できるこの体験を通じて、「大変貴重な経験ができた」「とても気持ちよく演奏ができた」「今後のソロの演奏にも活かしたい」など、参加者の皆様からたくさんの感想を頂きました。演奏後の皆様のお顔が充実感に満ち、笑顔で輝いていたことが印象的でした。
コンチェルト参加者は19名。皆様の曲への思いを受け止め、熱の入った指揮で引っ張る高山先生ののもと、素晴らしい演奏が続きました。本来のオーケストラ編成と比べると小編成ではある〝音の泉管弦楽団〟なのですが、それを全く感じさせない美しく迫力のある演奏がプログラムの最後まで、ホールいっぱいに響いていました。
アドバイザーの金井玲子先生・篠崎みどり先生・西野真琴先生から、全体の感想や講評をお話しいただきました。コンチェルトならではの講評をいただきましたので、ご紹介いたします。
スタッフとして舞台裏で演奏を聴いていましたが、ステップということを忘れ、コンサートを聴きに来ている感覚になるほど素晴らしい演奏が続き、大変素敵な時間を過ごすことができました。参加者の皆様、アドバイザーの先生方、高山先生、音の泉管弦楽団の皆様、ありがとうございました。
文京音の泉ステーション スタッフ 長尾麻由子
コンチェルトステップの参加者は、高山美佳先生指揮、プロの演奏家によって構成されたオーケストラ〝音の泉管弦楽団〟と共に、三日前にリハーサルを行ない、高山先生と念入りに打ち合わせをして迎えた当日でした。
このコンチェルトステップは、ピアノ独奏曲に作曲家がオーケストラパートを作・編曲し、コンチェルトとして演奏できるという企画です。ブルクミュラーやソナチネなどピアノ学習者なら一度は耳にしたことのある親しみのある曲やカバレフスキー・バルトーク・ショパンなどたくさんの曲目リストから好きな曲を選び、普段通りに練習を積んでオーケストラとのアンサンブルを楽しむことができる、まさに夢のような企画です。また、ベートーヴェンやラフマニノフ・ガーシュインなど本格的なコンチェルトの参加もあった今回のステップでした。
参加者は小学生から、音大生、一般大学を出られた社会人の方まで様々でした。プロや音大生ではなくてもコンチェルトが演奏できるこの体験を通じて、「大変貴重な経験ができた」「とても気持ちよく演奏ができた」「今後のソロの演奏にも活かしたい」など、参加者の皆様からたくさんの感想を頂きました。演奏後の皆様のお顔が充実感に満ち、笑顔で輝いていたことが印象的でした。
コンチェルト参加者は19名。皆様の曲への思いを受け止め、熱の入った指揮で引っ張る高山先生ののもと、素晴らしい演奏が続きました。本来のオーケストラ編成と比べると小編成ではある〝音の泉管弦楽団〟なのですが、それを全く感じさせない美しく迫力のある演奏がプログラムの最後まで、ホールいっぱいに響いていました。
アドバイザーの金井玲子先生・篠崎みどり先生・西野真琴先生から、全体の感想や講評をお話しいただきました。コンチェルトならではの講評をいただきましたので、ご紹介いたします。
- 指揮者、オーケストラ、ソリスト、三身一体となって演奏することが大切。
- 呼吸を合わせることが大切。真剣に鍵盤だけを見ていてはそれは出来ない。上 体を起こし、指揮者を見るように心がけてみよう。
- テンポの安定は基本。左手のテンポを安定させるよう気をつけて演奏すると、オーケストラと合いやすいのではないか。
- せっかくの大きな舞台、オーケストラとの共演。ホールに響く音をよく聴いて、もっと演奏を楽しもう。
- 全ての曲に言えることだが、例えばフランス音楽を演奏するのなら、作曲家についてはもちろん、当時のフランスの時代背景などを勉強すると、音や表現につながります。
- ペダルを上手に踏むには?のご質問には、「ペダルは足で踏むものではない。耳で踏むもの。先生に教えてもらうものではない。響きをよく聴き習得しましょう」
- 学校が忙しくなりピアノを続けるには?のご相談には「5分でも10分でも、帰宅してまず弾く。勉強の前にまず弾く。短い時間でも続けることでかならず力になる」
- もっと演奏を、音楽を楽しもう。弾くだけではなく、時には体全体を使って踊ってみてはどうか。
スタッフとして舞台裏で演奏を聴いていましたが、ステップということを忘れ、コンサートを聴きに来ている感覚になるほど素晴らしい演奏が続き、大変素敵な時間を過ごすことができました。参加者の皆様、アドバイザーの先生方、高山先生、音の泉管弦楽団の皆様、ありがとうございました。
文京音の泉ステーション スタッフ 長尾麻由子