2023年9月21日

第9回 深谷地区ピティナステップ開催記録

令和5年9月3日(日)深谷市民文化会館小ホールにて、ピティナピアノステップ深谷地区を開催いたしました。
深谷地区での開催は9回目になります。


新型コロナウイルスが流行して以降、様々な制限の元で開催してきたステップでしたが、今年はコロナ以前の運営に戻しての開催となり、人数制限を設けない有観客、トークコンサート有りということで、いよいよ私達の生活に音楽が戻ってきたと感じたピティナピアノステップとなりました。
107名もの方からお申し込みをいただき、大変盛況となったことに感謝申し上げます。

アドバイザーには
阿古江美樹先生
菅原望先生
中川さとみ先生
元田美穂先生
4名の先生方をお迎えし、様々な観点からの暖かいアドバイスを頂戴しました。
熱心に耳を傾ける出演者の姿も見られ、スタッフ一同も大変勉強になりました。ありがとうございました。


♪深谷地区 実施事務局企画♪
「世界一周音楽の旅♪アメリカの作曲家を弾こう」
今年度は、アメリカの作曲家を対象とした企画を行い、57名の方が選曲し演奏して下さいました。
バスティンやギロックを演奏される方が多く見られました。

♪ステップ本番♪
今年度は100名を超える参加者があり、第1部~第8部までの長丁場となりました。
初参加の方から、もう何度もピティナピアノステップに参加され、パスポートも2冊目となる方など、様々なピアノ学習歴の方が参加されました。
今年度は人数制限を設けずに開催されたため、遠方よりお孫さんの演奏を楽しみに来られた方、同級生のお友達の演奏を聴きに来られた小学生の姿もありました。
またコミュニケーションカードもコロナ前と同じように復活したので、印象に残った出演者の方にメッセージを書く方の姿も見られました。
コロナ禍では後日レターパック等で返却していたパスポート、先生方のメッセージも当日にお渡しできたため、返却後でのロビーでは、先生方のメッセージや評価などを熱心に読まれる出演者の姿が印象的でした。


♪トークコンサート♪
第3部終了後に、菅原望先生がトークコンサートをしてくださいました。
菅原先生のトークコンサートを目当てにお越しになった方もたくさんおり、会場は満席状態になりました。
プログラムは
ブルグミュラー25の練習曲より
素直な心
アラベスク
牧歌
貴婦人の乗馬
ショパン/エチュードOp10-12「革命」
ルロイ・アンダーソン/The Syncopated clock

菅原先生のまろやかで柔らかい音色は会場全体を優しく包みこみ、ブルクミュラーはまるで小さなお子さんに絵本を読み聞かせているかのようでした。温かい音色にうっとりして目を閉じると、外の残暑厳しい暑さを忘れさせる長閑で爽やかな田園風景が瞼の裏に広がりました。
ショパンの有名なエチュード「革命」も先生の卓越したテクニックと憂いを帯びた表現に魅了されました。
また、今年度の事務局実施企画でもあったアメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソンの馴染みのある曲もご披露いただき、楽しいメロディーが会場に響き渡りました。
長らくコロナで失われてしまった生の演奏を聴く機会でしたが、素晴らしい菅原先生の演奏が本格的な再開の灯火となって、幸せな一時となりました。小さな子供たちが目を輝かせていた姿が忘れられません。菅原先生からいただいた音楽のプレゼントに、感受性が洗われていくようでした。

菅原望先生、ありがとうございました。

♪継続表彰♪
今年度は12名の方が継続表彰の対象となりました。

5回継続表彰
長谷川咲笑さん
長谷川耀大さん
岸穂乃花さん
米澤希宝さん
真下唯さん
高見澤あかりさん
坂本彩華さん
山中花恵さん
冨岡美優さん

10回継続表彰
川端珠空さん

15回継続表彰
柴﨑杏さん

30回継続表彰
藤井萠絵さん


以上の方々が壇上に上がり表彰を受けました。
今年度は先生方との記念撮影も復活し、華やかな表彰式となりました。
おめでとうございます。
今後の益々のご活躍をお祈りしております。

全ての終演が20時過ぎとなりましたが、審査の先生方には最後まできめ細やかなアドバイスをいただき、心より感謝申し上げます。
出演者の晴れやかな顔と、聴きにいらしたお客様の嬉しそうな顔が印象に残る今年度のステップとなり、スタッフ一同とても嬉しく思っております。
無事に9回目のピティナピアノステップが開催できましたこと、心より感謝申し上げます。
次回、深谷地区は2024年9月8日(日)を予定しております。多くの方々の奮ってのご参加をお待ちしております。


報告者:揖斐恵美

2023年9月15日

菅原 望先生セミナー(深谷・2023/09/04開催)

♪豊かな表現力を身につけるために 菅原望先生から学ぶロマン 派音楽の指導法 〜ブルグミュラーからショパンへ〜 <アーカイブ配信付きハイブリッドセミナー>

2023年9月4日(月)和幸楽器熊谷店ホールにて菅原望先生によるセミナーが開催さ れました。和幸楽器熊谷店のご配慮で、アーカイブ配信のみの受講もあり、多くの皆様に受講して頂く事が可能になりました。


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【曲目】ブルグミュラー25 の練習曲より 『アラベスク ・ バラード ・ 貴婦人の乗馬』
新しい曲を始めるときは、まず音読みをはじめる前に指示を見る癖をつけることの大切さを教えて頂きました。何調で構成されているか•速度記号や拍子•強弱などをよく把握する・・・・後回しになりがちな事ですが、今後のレッスンに活かしていければと思いました。
アラベスクの最初の左手和音のつかみ方や、手の受け止める場所、和音と和音の間の緊張感など大変わかりやすく説明して下さいました。
菅原先生は強弱のとらえ方を弦楽器やオーケストラで表現したり、植物が芽吹いて成長するようにというような表現で教えてくださいます。曲の背景や風景がとてもイメージしやすく聞き入ってしまいました。私たち指導者は表現のバリエーションがとても必要だなと感じました。
また、演奏する際の自分の耳の位置についてなど、大変興味深く勉強させていただきました。

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【曲目】ブルグミュラー18 の練習曲より 『大雷雨 ・ ゴンドラの船頭歌』

大雷雨は、雷がゴロゴロしていて後ろの背景に大きな雲や地鳴りというように大きな背景が見えてほしいというお話や、フレーズ感はあれどクレッシェンドせず自分の前に1本の道があってそこを歩いていくイメージで演奏するなど、先生の言葉に想像やイメージをふくらませて楽しく勉強させていただきました。

また、ピアノと表記されていても、メロディは歌を奏でるように勇気を出して大きな音で演奏してみることの大切さもわかりました。


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【曲目】ショパン ワルツ集より 『ワルツ Op.64-1 小犬 ・ ワルツ Op.64-2 』
Des dur は D dur と違って、明るすぎないように自分を抱きしめるような演奏をするというお話とても勉強になりました。元気な小犬のワルツを弾いてしまいがちですが、Des dur としての優しさ優雅さがあってほしい、小犬が走り回っているのを見て愛らしく•愛おしく思う気持ちを表現するのが Des dur のキャラクターではないかというお話を聞いて、その通りだなと思いました。
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【曲目】ショパン ノクターン集より 『ノクターン Op.9-2』
この曲はセレナーデのようなもの(女性に対して愛を歌う)で、1 階から 2 階の女性に愛を伝えるように演奏する曲と教えていただきました。左手は心地よいギターの音色のように・・・・とおっしゃりながら演奏する菅原先生のピアノの音色がなんともステキで聞き惚れてしまいました。
ショパン自身は同じ場所を同じように弾かなかったという弟子の言葉が残っているようにいろいろな演奏の選択肢もあるというお話ををしてくださいました。
何よりも大切なのは和声を感じる演奏をすることなど語り尽くせないほど沢山のお話と演奏を聴かせていただきました。

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【セミナーを終えて】
菅原先生の温かいお人柄や音に対する思いがとても感じられ、引き込まれるようにお話しを伺い、あっと言う間の2時間でした。場面の移り変りなど、わかりやすく端的な表現を用いて説明して下さり、本当にありがとうございました。今後のご活躍お祈りしております。また、セミナーに参加してくださいました沢山の皆様ありがとうございました。

報告者  笠越美幸

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2022年9月26日

「なにしてあそぶ?」で楽しいレッスンin深谷 (安倍美穂先生)

   「なにしてあそぶ?」で楽しいレッスンin深谷 (安倍美穂先生)

2022年9月5日(月)和幸楽器熊谷店にて安倍美穂先生をお招きし、こどものためのピアノ曲集「なにしてあそぶ?」を使用教材として、表現とテクニックを同時に身に付ける楽しいレッスン法の講座が開催されました。

      

セミナーでは、リトミックと先生の指導法をモチーフにし、生徒さんたちがこの曲を弾いてみたいなぁと思える曲 を作られたいきさつをお話し下さり、一曲ずつ演奏をしながら紹介して下さいました。

 作曲をする際にどのようにされているか、ホワイトボードに紹介して下さいました。

パッフェルベルカノン進行や教会旋法を使い数々の作曲をされていることがわかりました。

なにしてあそぶ?の教本の曲は、誰もが童心にかえれる絵本のような楽曲ばかりで、安倍先生の解説を聴きながら、改めて子供の目線に立って指導することの大切さを学ぶことが出来ました。

        組曲「眠り姫のおはなし」

朗読しながら先生が演奏して下さいました。

ピアノ演奏と物語がマッチし本当に素敵でした。