ステップ アーカイブ

2011年9月29日

羽村ステップ開催します

ご挨拶

 昨年設立し、第1回ステップを催してから早一年、2回目の羽村ステップを
開催いたします。
 昨年の段階では羽村ステーションとしての独自活動も考えておりましたが
何かと取り紛れて過ごしているうちに東日本大震災が起こってしまいました。
直後には支部主催のコンサートも本部の催し物も中止や延期が相次ぎ、停電
や施設の使用制限などもあって、羽村ステップの開催に不安を覚えた時期も
ありました。その中でも唯一、アンサンブル企画だけは計画通り実行する
ことが出来、快く出演を引き受けてくださいましたソリストの方々には
深く感謝いたします。
 ピアノをお稽古している子供も大人も、音楽がピアノだけで完結するもの
とは感じていないと思います。連弾や身近な楽器との合奏も楽しいものですが、
プロの弦楽器奏者とクラシックの名曲をアンサンブルしたい、というのも
クラシック音楽の愛好家なら夢であり、憧れの体験です。今回参加できなかった
方も、ぜひ、次にチャンスがあったらチャレンジしてみてください。
 また、23ステップ、ソロのフリーステップでご参加の皆様にも今度のステージ
体験が文字通りひとつのステップとなり、また新たなステップにつながります
ように、そして緊張しながらも楽しい充実したステージになりますことを願います。

平成23年9月  羽村ステーション代表 萬 喜子


(当日のプログラムより)

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2012年10月 4日

羽村ステップ開催します。

ご挨拶

今日、無事に第3回目の羽村ステップを開催できますことを篤く御礼申し
上げます。昨年お約束いたしました「アンサンブル企画」が実現できな
かったことは残念ですけれども、その代りにジュニアの導入から基礎2
までの参加者が、昨年の8組から今回は14組に急増いたしました。
レッスンを始めてまだ日の浅い子供さんたちのはじめてのステージ経験と
して、このステップの場を選んでくださった先生方と保護者の皆様に感謝
いたします。
一方でグランミューズの参加者が多いことも、一昨年の第1回目から羽村
ステップの特徴として定着した感じがあります。今回は私自身のエントリーを含めまして18組あります。中にはお若い方もいらっしゃいますが、
中高年の参加も一人や二人ではありません。
今後の超高齢社会に向けて、趣味・老化防止の一環としてのピアノレッスン
にとどまらず、公開の場で自己表現しつつ感動を共有できる場としての
ステップを、これからも頑張って続けていきます。

平成24年10月 羽村ステーション代表 萬 喜子


(当日のプログラムより)

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2012年10月18日

羽村ステップ開催レポート(2012.10.7)

10月7日日曜日当日はあいにくの空模様で、ピアノの響き具合を心配しながらのスタートでした。

今回は全体を4部構成にし、1,2部は導入から応用、さらにフリーステップ、時間の関係で早く弾きたいグランミューズ参加者も含めての構成となりました。3部も基礎1から始まり、最後はヴァイオリンとのアンサンブル、4部だけは全部、グランミューズでソロの参加者でした。
進行とともに気温が上がり、雨も上がって空気が乾燥してきたのか、ピアノも鳴りはじめました。初めての試み「Q&Aコーナー」は最初、心配した通り、なかなか質問が出なくて困りましたが、保護者、グランミューズ参加者からの2つ3つの質問に対し、ア ドバイザー3人の先生方がそれぞれに様々な角度からのお答えを丁寧に語ってくださいました。
「幼い子供の簡単で短い曲を、どのように毎日飽きさせずに練習させたらいいか?」
「集中力がない子供に、少しでもレッスン、練習に際して集中させる方法は?」
「曲の練習期間でCDを聴くタイミングはいつがいいか?」
「暗譜のための良い方法は?」
以上が主な質問でした。
お答えをここに記すのは遠慮しますが、それぞれアドバイザーの人間性がにじみ出るユニークなお答えでした。終了後のアドバイザーとスタッフ数名による懇親会では、久保山アドバイザーの様々の活動、(チェルノブイリ被害者支援や地雷撤去支援の ための活動、脳科学にもとづく集中力養成法、その他)が話題になり、また、小嶋アドバイザーの地元寝屋川市でピアノコンクールを立ち上げるお話などが出て、講評やQ&Aにおける個性的なお話の背景が見えて、納得がいきました。

来年のステップの内容を考える上で大いに参考になりそうです。ありがとうござ
いました。
2012年10月11日 羽村ステーション代表 萬 喜子

表彰式、第2部
表彰式、第2部
表彰式、第3部
表彰式、第3部
表彰式、第4部
表彰式、第4部

2013年10月 3日

羽村ステップ開催します

ご挨拶

 羽村でのステップ開催は今回で4回目となります。今回は54組のご参加があり、
そのうち14組がグランミューズの参加者です。お若い方から中高年まで、多彩な
方々が演奏して下さることには本当に幸せを感じます。
 ステップで演奏すると発表会と同じように「人前で、ステージで、ホールで」
弾く体験ができますが、それだけでなくて、普段ご指導くださる先生以外の複数の
先生方から評価とご意見、感想をいただけます。普通にピアノを習っている皆様は
特に子供時代、何人の先生のご指導を受けられたでしょうか。
 私の個人的体験ですが、15歳で高校に入学するまでに、実に6人の先生方に習い
ました。破門やトラブルはひとつもなくて、引っ越し、進学によるものです。
高校音楽科進学で7人目の先生になりました。今になって、この体験はかなり珍しい
ものであることに気づいたところです。表現する言葉やテクニックの流儀は違っても、
音楽に対する深い理解と愛情、ピアノ指導に当たっての真摯な姿勢はすべての先生が
同じでした。新しい先生に褒めていただくと、前の先生のご指導に感謝する気持ちが
湧いたのを思い出します。
 入門から大人になるまで、ずっと一人の先生にご指導いただくことも、また別の
意味で非常に幸せなことです。しかし、学校の担任を例に出すまでもなく、別の見方
や考え方に基づく意見や評価を受けることは、成長のために欠かせません。ひとりの
先生から一貫した方針と人間的絆にもとづくご指導を受けつつも、時には異なる角度
からアドバイスを受けられる、このステップの場を大いに活用して、参加者が音楽への
理解や知識を深め、さらに素晴らしい演奏につなげていって欲しいと、切に思います。

2013年10月  羽村ステーション代表 萬 喜子


(当日のプログラムより)

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2013年10月17日

羽村ステップ開催レポート(2013.10.6)

 10月6日日曜日、10月にしては蒸し暑く、時々小雨模様の天気でしたが、ステップに集まってきた子供たちは元気でした。一人だけ欠席がありましたが、ほかは遅刻もなくスムーズに進行しました。  今回は導入ステップ参加者が何と13人、当然のことながらその殆どが初めての参加で、受付係は大忙しでした。そのうちの7人の皆さんが参加して下さった事務局企画「バスティン・プレリーディング曲集で遊ぼう」は、とても賑やかに楽しく進行しました。ちょっと緊張気味だったこともあって、歌声は出にくかったようですが、そのかわり、初めての組み合わせもあったのにもかかわらず、「わたしが伴奏する」「いっしょに弾きたい」など、みんな積極的で次々に曲を替え、組み合わせを変えて弾き続ける様子を客席の皆様にご覧いただけたと思います。本当に、子供たちはこの曲集が大好きです。お付き合いくださったアドバイザーの先生方も本当にありがとうございました。

 2部、3部はジュニアステージで基礎、応用、フリーと進み、レッスンの年数を重ねて曲も難しくなっていく様子が、通して聴かせていただくとよくわかります。それだけに、指導に際しての問題点や課題が浮かび上がって 来るのを感じました。自分の生徒でなくても、同じようなレベルですと共通の課題があるものなのですね。  4部、5部にはグランミューズの参加者をまとめました。毎回、多数の大人の方々がこの羽村ステップの舞台で演奏して下さるのを感慨深く思います。
今回は14組13人の方が、欠席もなく全員最後まで演奏されました。

 今回のステップでは、参加者の集まりは良かったのですが、裏方スタッフが集まらずに冷や汗をかきました。日にちが迫っての依頼にお応え下さった浅利のぞみ先生、重松琢美先生、広瀬 愛先生、古川奈津子先生、ありがとうございました。大勢の皆様のご協力で、この「ピティナピアノステップ」という催しが成立しているのだということを、今回ほど切実に感じたことはありません。深く、深く感謝いたします。

ピティナ羽村ステーション代表 萬 喜子

企画
企画
企画
企画
企画
企画
第3部 表彰
第3部表彰
第3部表彰
第3部 表彰
第4、5部
第4、5部

2014年10月 2日

羽村ステップ開催します

ご挨拶

 2010年に第1回目を開催した羽村ステップは、今度で5回目となりました。
3回目までは参加者募集に苦労しましたが、昨年は特にPRすることもなく54組の皆様が参加して下さり、そして今回はあれよあれよという間に75組の参加者が集まってしまいました。
 羽村「ゆとろぎ」のピアノステップがようやく定着しつつあるのだな、と感慨深いものがあります。エントリーして下さいました皆様、指導の先生方、ご協力くださっているスタッフの方々に篤く御礼申し上げます。
 お昼休みの時間帯には昨年に引き続き、「バスティン・プレリーディング曲集で遊ぼう」の第2弾を実施事務局企画としてご覧いただきます。ステップ参加の曲目を演奏し終えた子供たちが、誰でも知っているやさしい歌の曲をかわるがわる交代して歌ったり弾いたりいたします。その中でピアノ演奏において重要ポイントのひとつである、「調性」について学んでいく過程を実演したいと思います。
 来年の第6回は、季節を秋から春に変えて、4月の12日に開催いたします。
定着しかかった10月の羽村ステップが春に移動することで、スケジュールの都合がつきにくくなってしまう方もあるかも知れませんが、どうぞ、次回もこの「ゆとろぎ」のステップで楽しく演奏してください。

2014年10月、羽村ステーション代表 萬 喜子


(当日のプログラムより)

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2014年10月16日

羽村ステップ開催レポート(2014.10.5)

10月5日は台風18号が近づいて、朝から雨でした。
それにもかかわらず、第1部から第4部のジュニアステージは59組が欠席なしでしたし、第5,6部のグランミューズも欠席は16組中二人だけ、素晴らしいことです。アドバイザーの先生方もとても良い雰囲気で、とても熱心に講評をして下さいました。
実施事務局企画の「バスティン・プレリーディング曲集で遊ぼう」のコーナーでは13名もの参加者が舞台に上がって来て下さって、実は主催者の予想以上の人数となりました。全員に一回は弾いてほしかったのですが時間の制約でそういうわけに行かず、本当に残念でした。でも、弾かなかった人も元気にしっかりとドレミで歌ってくれました。
昨年の一回目より進行もこなれてきたかと思いますし、何より子供たちが積極的で、演奏も生き生きとしていたのが印象的でした。みなさん、本当にありがとう。
...羽村ステーション代表、萬 喜子より

2014羽村ステップ継続表彰第2部集合
2014羽村ステップ継続表彰第3,4部
2014羽村ステップ継続表彰、第5,6部
2014羽村ステップ講評、石崎先生
2014羽村ステップ事務局企画
2014羽村ステップ事務局企画

2015年4月 9日

羽村ステップ開催します

ご挨拶

 今回、羽村ステーション主催のステップは6回目を迎えます。今回から毎年春、4月の開催に変更いたしました。こちらの諸事情によりますことで、申し訳ありません。今後はなるべくこの季節を動かさないように努めます。
 ステップに限らず、本番のステージで演奏することは、10回20回のレッスンを受けることにも匹敵するほど生徒さんの進歩と成長を促す効果があることは、ピアノ指導者ならば身に染みて実感することです。それに加えて、ある日ある時ある場所での一回きりの「ナマ演奏」という体験を、生徒さん本人、保護者、お客様と共有することは、何物にも代えがたい大きな喜びです。
 「ナマ演奏」を聴くことで共有される体験とはいったい何なのでしょうか?優れた小説家や評論家の表現をいくら読んでもどこかに、微妙な違和感が漂います。デジタル機器が驚異的な進化をして、いつでもどこでもお望み通りの音楽を聴くことができる時代です。ただ、それは「ナマ」ではなくて「デジタル」という加工を施した音楽なのです。知識のため、勉強のためには大いに利用し、娯楽としても楽しめることには大いに感謝したいと思います。お蔭様で現代の私たちは、知識、情報の面ではひと世代前に比べ、格段に豊かになりました。
 それでもなお、ひとつの会場で同じ空気を呼吸しながら響いてくるピアノの音色には、言葉にできない何かが感じ取れます。どうぞ、ひとりひとりの演奏をその拙さや幼さをも含めて、まっすぐに受け止めて聴いてあげてください。あなたの好きな音も嫌いな音もあります。心に響く音も、耳をそのまま通過する音もあります。言葉の要らない世界があります。

2015/4/12 PTNA羽村ステーション代表 萬 喜子
 

(当日のプログラムより)

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2016年4月14日

羽村ステップ開催します(2016.4.17)

ご挨拶

 羽村ステップは今回で7回目、季節を4月に移して2回目になります。
参加者がなかなか集まらなかった前回と打って変わって、今回は90組も
のお申し込みがありました。本当にありがたく思います。
 今回の実施事務局企画として、「ブルクミュラー特集」を催すことに
いたしました。第2部のあと引き続き「音楽表現の練習とは?」と題して、
松内望美先生と私でミニレクチャーコンサートを開催致します。昼休みを
はさんで第3部では通常のステップの演奏ですが、20人の参加者全員が
課題曲、もしくは自由曲のどちらかにブルクミュラーの曲を弾きます。
フリー参加者も一曲はブルクミュラーです。
 そして、その中の二人の生徒さんがブルクミュラーの曲で、アドバイザー
の先生による「ワンポイントレッスン」を受けることになりました。公開の
場所でのレッスンですから、受ける本人だけでなく会場の皆様にとっても
興味、関心があり、役立つ内容になると思います。
 これまでの羽村ステップではアンサンブル企画、バスティン
「プレリーディング曲集で遊ぼう」等々、事務局企画を催してまいりました。
これからも鋭意、新企画を考えていきたいと考えております。どうぞ
羽村ステーションへの皆様のご提案、ご希望をお待ちしております。

2016/4/17 羽村ステーション代表 萬 喜子

(当日のプログラムより)

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2016年4月28日

羽村ステップ開催レポート(2016.4.17)

4月17日日曜日、羽村は朝から強い風が吹いて不安定な空模様でした。
3日前から続く熊本と大分の地震災害が、遠く離れた」羽村にもアドバイザーお一人交代、スタッフ一名の実家被災という影響を及ぼしました。
それにもかかわらず、90組の全員が遅刻もなく予定通りに演奏を終えました。
内容的にもほとんどの参加者がきちんと勉強し、曲を表現することにまじめに取り組んでいる様子がコメントからも演奏からも伝わってきました。
ご指導の先生方のレベルも着実に上がっていることが伺えます。
ステップを主催、開催することは個人の小さなステーションにとってはなかなかの大事業ですが、本当に苦労した甲斐があったと実感いたします。
また、フリーステップの演奏は3分から15分まで、いずれも一回も時間オーバーのベルを鳴らさずに済みました。これも今回が初めてで、ルールをしっかり守って応募してくださった参加者、指導者の皆様に感謝いたします。

今回はじめて、「ワンポイントレッスン」を実施してみました。
事務局企画として「ブルクミュラー特集」を催したので、その流れでブルクミュラーの曲に限定して二人の生徒が小倉先生のレッスンを受けたのですが、緊張しながらも舞台上でしっかり先生のご指導に反応し、演奏が生き生きと変化したことがよくわかりました。きっと、今後の成長につながることと思います。

また、障がいをお持ちの方が大人一人、子供一人、合わせてお二人参加されていました。指導者の先生がさりげなく補助され、お二人とも無事に演奏されました。本当に音楽が好きで楽しんでいる気持が客席の皆様にも伝わったと思います。来年また参加してくださったら嬉しいですね。主催側も頑張ります。ありがとうございました。


ピティナ羽村ステーション 萬 喜子


ワンポイントレッスン1
ワンポイントレッスン2
講評
表彰式1
表彰式2
表彰式3

2017年4月 6日

羽村ステップ開催します(2017.4.9)

ごあいさつ

羽村「ゆとろぎ」のピティナステップは今回で8回目を迎えました。前回に比較すると今年は参加者がやや少なめですが、その分、時間的なゆとりを持って実施できると思います。

慣例となりました事務局企画は、2年前に続いての「バスティン・プレリーディング曲集で遊ぼう・その3」です。レッスンを始めて2~3年の間、導入及び基礎ステップ2ぐらいまでの生徒さんが対象です。このぐらいのレベル、とりわけ年齢的に幼い場合は体格も手の骨格もまだ小さすぎて、大人と同じ大きさの楽器を使いこなすことは不可能ですし、無理な訓練はいいことではありません。
その一方、音感、リズム感を伸ばすこと、楽譜を読みこなすいわゆるソルフェージュの訓練を、音楽を楽しみながら身に着けていく事については最もふさわしい時期でもあります。当日飛び入り参加も受け付けますので、どうぞ、誰でもおなじみのやさしい曲を材料に、客席の皆様もご一緒に楽しんでください。

応用ステップ以上の皆様につきましては、以前にも書かせていただきましたが「聴衆の皆様を前にしたステージでの演奏」を経験することでどれだけ成長できることか、計り知れないものがあります。アドバイザーの先生方のメッセージ内容とともに、ステップ経験を今後のピアノライフに生かしてください。

ピティナ羽村ステーション代表 萬 喜子


(当日のプログラムより)

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2017年4月18日

羽村地区ステップ開催レポート(2017.4.9)

例年にない寒さのおかげで、満開の桜を前にしての開催となりました。
今年は人数が51組と少なかったせいもあり、スタッフの少なさにもかかわらず 進行はスムーズでした。
特にグランミューズの第4部はアドバイザーの先生方も 「楽しみにしている」と仰言って下さったように、レベルの高い演奏が続きました。
ジュニアの皆さんも暗譜の人が多く、今回でこの地区としては8回目のステップ ですが、回を重ねるごとに少しずつレベルが上がっていく感じがします。
主催者としてとても嬉しいことです。来年も頑張ります。

羽村ステーション代表 萬 喜子
表彰式第1部
表彰式第2,3部
表彰式第4部

2018年4月11日

羽村ステップ開催します(2018.4.15)

ご挨拶

羽村「ゆとろぎ」のステップは今回で9回目となります。
多くの皆様のご協力で微力ながらも毎年の開催を継続することができました。
そして、この会場で「継続表彰」を受ける参加者も、毎回かなりの人数になりました。

ピアノのレッスンにおいては、毎日の練習を短時間でも「継続」させること、
毎週のレッスンを、時には叱られたり、丸を一つも貰えなくて落ち込んだりしながら
辛抱強く「継続」することがとても重要です。
それによって、読めなかった楽譜が読めるようになり、
弾けなかった曲が上手に弾けるようになって、「やった!できた!」という
達成感を味わい、さらに「やる気」を継続させていけるのです。

私たち指導者は、レッスンを始めたばかりの幼い生徒さんには、遊びの要素を
取り入れたレッスンで「音楽の楽しさ」をまずはわかっていただこうと目論みます。
しかし、その時期を過ぎて読譜やテクニックの訓練が始まると、
課題への集中力を持たせる方法に悩むことがあります。
そうした時にステップのステージを経験させ、それを積み重ねることで皆様の前で
継続表彰されることが、更なる向上へのモチベーションにつながることを、
実感しております。

              
ピティナ羽村ステーション代表 萬 喜子


(当日のプログラムより)

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2019年4月17日

羽村ステップ開催します(2019.4.21)

 羽村ステップもとうとう、今回で10回目となりました。ご協力
くださいました皆様方に、深く感謝申し上げます。
 区切りの年にヴァイオリンの共演者をお迎えして、ささやかな
アンサンブル企画を実行いたします。ちょうど、全体の中間あたり
第3部の最後の部分とその後の休憩時間に演奏が入りますので、
1部2部の参加者の方々も成績を受け取ったあと、
時間がおありでしたら残ってお聴きいただけたらと思います。
 ピアノという楽器は一台でも十分な響きが出ますので、ソロ演奏が
基本になりますし、実際、ピアノソロには名曲がたくさんあります。
とはいえ、レッスンにおいてソロの練習ばかりしていますと内容的に
広がりが乏しくなりがちです。何といっても音楽の楽しみの肝心な
要素は「人と合わせる」ところにあり、たとえ一人で演奏していても
「一人二役」「一人多役?」を想定しないと多彩な、広がりのある
表現とか劇的な盛り上がりのある演奏はできません。
 ステップに参加される指導者の先生方も、そこのところはよく
心得ていらして、実際、今回のプログラムにも多種多様な連弾曲が
並びました。次回以降のステップでも、さらに多様なアンサンブルを
追及していけたらいいな、と思っております。
     
羽村ステーション代表 萬 嘉子(まん よしこ)


(当日のプログラムより)

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2019年5月 8日

羽村ステップ開催レポート(2019.4.21)

 4月21日日曜日、羽村地区としては10回目のステップを開催いたしました。

参加申し込みは68組、欠席が1名で67組の参加でした。

 第2回以来の、「アンサンブル企画」を実行しました。前回と異なり、共演者は

ヴァイオリン一人だけ、曲目も初級としてバイエル、ブルクミュラーから2曲ずつ、

中級としてクレメンティーとクーラウのソナチネをそれぞれ1、2楽章で計4曲。

それだけに絞りました。参加者は4名、バイエル1曲1名、ブルクミュラー2曲に対し

3名でした。ソナチネは参加者がいなかったので、共演の大倉サラさんのヴァイオリンと

ステーション代表の萬 喜子のピアノでソナチネ2曲のそれぞれ第1楽章を、休憩時間を

使って演奏しました。

申込者が少なかったのは、やはり曲目を絞り込み過ぎたせいもあるかと思います。

一方でリハーサルは十分にできたかな、と思いましたが、それでも参加者から

「もっと、『合わせ』をしたかった」との声がありました。参加の4人とも、

リハーサルの初めの演奏と本番での出来具合を比較すると、見違える(聴き違える)

ほど進歩していたという感じを持ちました。

「アンサンブル企画」を実行するには、準備の時間と段取りにかなりの手間が必要

ですが、それを上回る効果があります。参加者にとっては合奏の楽しさを味わえる

こと、日頃と別の角度からのアドバイスを共演者、アドバイザーの双方から受けられる

こと。聴衆にとってもピアノだけの曲目が続く単調さが破られて、新鮮な音が聞けること。

事情が許せば、また、近いうちに、今度はもう少し曲目を増やして実現したいものだと

考えております。                羽村ステーション代表、萬 喜子

羽村ステップ2019表彰式
羽村ステップ2019表彰式2
アンサンブル
アンサンブル2
アンサンブル3
アンサンブル4


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