ご挨拶
羽村「ゆとろぎ」のステップは今回で9回目となります。
多くの皆様のご協力で微力ながらも毎年の開催を継続することができました。
そして、この会場で「継続表彰」を受ける参加者も、毎回かなりの人数になりました。
ピアノのレッスンにおいては、毎日の練習を短時間でも「継続」させること、
毎週のレッスンを、時には叱られたり、丸を一つも貰えなくて落ち込んだりしながら
辛抱強く「継続」することがとても重要です。
それによって、読めなかった楽譜が読めるようになり、
弾けなかった曲が上手に弾けるようになって、「やった!できた!」という
達成感を味わい、さらに「やる気」を継続させていけるのです。
私たち指導者は、レッスンを始めたばかりの幼い生徒さんには、遊びの要素を
取り入れたレッスンで「音楽の楽しさ」をまずはわかっていただこうと目論みます。
しかし、その時期を過ぎて読譜やテクニックの訓練が始まると、
課題への集中力を持たせる方法に悩むことがあります。
そうした時にステップのステージを経験させ、それを積み重ねることで皆様の前で
継続表彰されることが、更なる向上へのモチベーションにつながることを、
実感しております。
ピティナ羽村ステーション代表 萬 喜子
(当日のプログラムより)