羽村ステップ開催レポート(2012.10.7)
今回は全体を4部構成にし、1,2部は導入から応用、さらにフリーステップ、時間の関係で早く弾きたいグランミューズ参加者も含めての構成となりました。3部も基礎1から始まり、最後はヴァイオリンとのアンサンブル、4部だけは全部、グランミューズでソロの参加者でした。
進行とともに気温が上がり、雨も上がって空気が乾燥してきたのか、ピアノも鳴りはじめました。初めての試み「Q&Aコーナー」は最初、心配した通り、なかなか質問が出なくて困りましたが、保護者、グランミューズ参加者からの2つ3つの質問に対し、ア ドバイザー3人の先生方がそれぞれに様々な角度からのお答えを丁寧に語ってくださいました。
「幼い子供の簡単で短い曲を、どのように毎日飽きさせずに練習させたらいいか?」
「集中力がない子供に、少しでもレッスン、練習に際して集中させる方法は?」
「曲の練習期間でCDを聴くタイミングはいつがいいか?」
「暗譜のための良い方法は?」
以上が主な質問でした。
お答えをここに記すのは遠慮しますが、それぞれアドバイザーの人間性がにじみ出るユニークなお答えでした。終了後のアドバイザーとスタッフ数名による懇親会では、久保山アドバイザーの様々の活動、(チェルノブイリ被害者支援や地雷撤去支援の ための活動、脳科学にもとづく集中力養成法、その他)が話題になり、また、小嶋アドバイザーの地元寝屋川市でピアノコンクールを立ち上げるお話などが出て、講評やQ&Aにおける個性的なお話の背景が見えて、納得がいきました。
来年のステップの内容を考える上で大いに参考になりそうです。ありがとうござ
いました。