6月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり、日比谷夏季ステップを開催いたしました。


今回も導入からグランミューズまで、幅広い層の方が参加してくださり、2日間で総勢163組となりました。2日目は、立ち見のお客様が出るほどで、大変充実したステップでした。
ピアノを始めたばかりの、可愛いピアニストたちの演奏に思わず笑みがこぼれたり、後半のグランミューズの部では音大生の迫力ある演奏があったりと、たくさんのピアノ曲に包まれた贅沢な2日間でした。
また、両日とも、コンペのリハーサルで参加した人も多く、真剣な眼差しが印象的でした。コメントにも「来週が予選です。」「厳しいお言葉をお願いします。」といったものがあり、熱意が感じられました。
1日目は、渡部由記子先生のワンポイントレッスンもありました。先生のレッスンによって、曲にメリハリがつき、わずか10分ほどでどんどん美しい音色に変化しすっきりと仕上がる様子を、参加者の皆さんが熱心にご覧になっていました。

アドバイザーには、1日目・・・大塚由美子先生(徳島県)、小川せつ子先生(愛知県)、永井礼子先生(北海道)、2日目・・・小川せつ子先生(愛知県)、鈴木由美子先生(愛知県)、永井礼子先生(北海道)お迎えしました。
当ステーション代表の渡部由記子先生は、両日とも163組の参加者すべてにステップメッセージをお書きになりました。毎回の講評では、アドバイザーの先生、全員にお話を伺うことができました。
継続表彰は5回から50回まで計22名の方が受賞されました。日比谷ステップに毎回参加される方もいらして、皆から温かい拍手が送られました。

昨年10周年を迎え、今回で22回目となる日比谷ステップ。1回目と変わらない、フレッシュな気持ちで臨みました。
導入から出ていた幼稚園児がいつのまにか中学生・高校生になっていたり、すっかり顔なじみのグランミューズの方がいらしたり・・と「22回」という数の重みを強く感じます。
ステーションが発足した頃は、現在の状態はきっと想像できなかったはずで、毎回のステップを、一生懸命に取り組んできたことが、今の形となっているのだと思います。どんなことも「ひとつひとつの積み重ね」であることは、ピアノ教育と同じです。

改めて、日比谷ステップに参加してくださるすべての皆様に、スタッフ一同、心より感謝いたします。
<次回のステップ>
2012年11月10日(土)、11日(日)
次回も皆様のご参加、お待ち申し上げております。
(Rep.中前 浩子)