本日は、ピティナ・ピアノステップにご参加、ご来場いただきまして、誠にありがとうございます。
日比谷ゆめステーションのステップは、今回で32回を迎えることができました。これもひとえに、ピアノを愛する皆さまのおかげと、スタッフ一同、深く感謝しております。
演奏者と聴衆が、お互いを身近に感じつつ感動を分かち合える場。感動がさらなるステップアップにつながる場。ピアノを楽しみ、かつ真摯に向き合える場。それが、ピティナ・ピアノステップです。本日はどうぞご堪能ください。
今回のステップでは、世界的に活躍なさっている赤松林太郎先生をお迎えし、2日ともに「トークコンサート」を予定しております。楽曲の深い理解に基づいた美しい音楽に定評のある赤松先生は、軽妙なトークと気さくなお人柄もあいまって、全国で大人気の先生であることは、みなさまご存じのとおりです。その赤松先生を本ステーションのステップにお迎えできること、大変光栄であると同時に、スタッフ一同、楽しみにしております。
また、今年はピティナが50周年を迎えます。それまで孤軍奮闘していた全国のピアノ指導者のつながりをはぐくみ、ピアノ教育の質を高めていくという、故・福田靖子先生のビジョンが、全国最大規模のコンクールである「ピティナ・ピアノコンペティション」や全国各地の「ステーション」活動、そして本日みなさまにご参加頂いている「ピアノステップ」などを生み出しました。この50年、ピティナが牽引役となり、日本のピアノ教育のレベルが大きく向上したことは、誰もが知るところでしょう。
あらためまして、本日、演奏者として参加なさる方々、聴衆としてご来場いただく方々、スタインウェイを弾くことのできる素晴らしい会場を提供くださっている松尾楽器商会さま、ステップの場を設けてくださるピティナの方々、そして裏方で支えてくれるステーション・スタッフの皆さんに、深くお礼申し上げます。
日比谷ゆめステーション代表 渡部由記子
(当日のプログラムより)