鈴虫の声とともに深まる秋を感じる季節となり、多くの先生方にお集まり頂きました。
先ず始めに栄子先生から今後の予定に関しての確認です。
10月13日 中嶋宏美先生をお迎えして「愛の3倍速レッスン」のセミナー
只今受付中(お申し込みは塩屋先生lovepiano102hs@yahoo.co.jpまで)
12月25日 バッハコンク-ル in船堀 (都営新宿線 船堀駅徒歩1分)
※バッハコンク-ルは、予選を通過すると全国大会に進めます。また課題曲はたった8小節の短くて弾きやすいものもあるので、コンクール初めての方も是非挑戦してみて下さい!とのことです。
さて、本日の内容ですが、
前半.........松田光子先生の「2歳からの、頭の良くなる知育ピアノ教室」 について
後半30分...根津栄子先生による「バッハコンク-ル課題曲の解説」(課題曲より抜粋)
松田先生は、都内での幼児教室指導歴も長く、また、ご自宅では「頭の良くなる知育ピアノ教室」を運営されています。お二人のお子様はK應医学部、T京大学に進学させていらっしゃる、スーパーお母様です!
さてその内容は。。。。
本日のプリントが配られると、テンポよくリズミカルにスタ-トしました(^^)
プリントは二枚で、一枚は、十二支のかわいい絵がプリントされたもので、早速音楽に合わせて創作された十二支の歌と、かわいい十二支お手玉とが紹介されました。
もう一枚には、29もの言葉が寄せ書きのように書かれているプリントです。
プリントを頂いたときは、面白そう、でも、なんだろう??という印象でしたが、連想ゲームのキ-ワ-ドのように、一つ一つなぞ解きされて行きました。
絵本やスライド写真、そして動画を交えての説明は、とても楽しく興味深く、メンバー全員が松田先生の話術と魔力(笑)に引き込まれて行きました。
大切なことは、それらを親御さんに『何のためにしているのか』を明確に伝えるとのことでした。
以下にプリントの言葉と松田先生のご説明を抜粋にて紹介致します。
★ヤバい・マジ?ウソ?!・・・先生が使ってはいけない言葉です。指導者の言葉遣いは大事です。(指導者は、両親の次に信頼できる存在であって欲しい為)
★パンダ・ウサギ・コアラ・・・動物カードはフラッシュで進めます。言葉と絵の組み合わせと、高速で行う事により強く印象つけられ、即効、脳にインプットされます。(暗譜の練習に繋がり、目と言葉を育てます )
★国旗をたたく・国旗をちら見・・・国旗カ-ドにリズムを加え、いろんなリズムで国名を言いながら、高速フラッシュで進めます。(フォトメモリーで色も瞬時記憶されます)
★つねる子がいない・・・たたく子供はいてもつねる子供はいない。現代の子は、つねることが出来ない!なぜなら、世の中が便利になり、手先を使うことが少なくなっている。手先を使うグッスには、 瓶のふた、ルービックキューブ、こま、がま口のお財布、など、他にも有効なグッズ紹介がありました。(手先を使うことは、ピアノにも当然関係し、脳の発達にも役立つ)
★お名前は?あたりまえ・・・毎回のレッ スンで自己紹介します。(大人になって場面場面で役に立つ、人前で緊張しない人へ)
★くまさんごめんね・ひも・・・紐通し:指先強化。「くまさんごめんね、くまさんごめんね」、と、くまに紐を通すたびに、謝りながら通すいたいけな生徒さんの紹介。心が育っていますねとご父兄にお褒めのお言葉を。
まだまだ続きますが、後は研究会メンバー限定ということで、、、、、省略。
松田先生は、ピアノを習っていて良いことは、リカバリー力がつく・器用になる・語学の耳が育つ・人の気持ちがわかるようになる・・・とおっしゃっていました。
松田先生の指導は、知育と音楽を融合させたもので、様々な本やグッズの選択と活用が素晴らしかったです。常に子供の視点に立ち、飽きさせない工夫が随所に見られ、大変勉強になりました。
今後も色々教えて頂きたいと思いました。
松田先生のお言葉の中で、「二歳までに我慢の出来る子供、待てる子供に育て、親も待てることが大事」とおっしゃったことが心に突き刺さりました。
休憩を挟み、後半は楽しみにしていた根津先生のバッハコンクール課題曲解説。
曲ごとに、弾き方、音色、指使い、バランスなどポイントを限られた時間の中、わかりやすく、ご指導下さいました。
以上、あっという間の充実の二時間。松田光子先生、根津栄子先生 ご指導ありがとうございました。
次回10月13日(金)は人気沸騰中の中嶋宏美先生を大阪からお迎えして『愛の3倍速レッスン』を予定しています。どうぞお楽しみに。
文責 A.千草



