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根津理恵子先生公開レッスン終了!!聴講者のご感想ご紹介

根津理恵子公開レッスン終了!
ひとりたった20〜30分でしたが、音楽の本質に迫る内容‼︎
と言っても何も特別なものではなく、自然体で納得のいくものばかり。一人ひとりに寄り添い心の通ったレッスン。
気づいたら演奏者の奏でる音から おしゃべりをしている様な楽しさ、絵画や景色を観ている様な美しい世界が広がっていました。
6歳が演奏するクヤヴィアクからアンプロンプチュ、スケルツォまで10名が魔法にかかった様に変わった公開レッスンでした。
受講の皆様、聴講の皆様お疲れ様でした。

以下に当日聴講された方々のご感想を抜粋で8名様分ご紹介致します。
①『演奏する前には必ず呼吸をすること』『どんなに歌わせたいところでも必ず拍子を感じていること』と理恵子先生がアドバイスをしただけで受講者の演奏がグッと良くなり、目の前の変化に感動しました。
◎半音階の音と音の間は声楽で言うポルタメントで表現するように(ワルツ)。
◎休符は単に休むだけでは無く、その間、次にどんな音楽にしたいかしっかりイメージする(スケルツォ)。
◎中間部はハーモニーで弾いて暗譜(幻想即興曲)
◎幼児のクヤビアク伴奏のハーモニーの変化に伴う音楽を説明するのに「広いお部屋を回ってまた戻ってくる感じ」など、その生徒の年齢に合わせたイメージしやすい言葉に置き換えて説明されるので受講生はしっかり理解し、直ぐ演奏に反映出来ていました。
強弱だけでは無く透明感、ペダリング等、絶妙な音楽作りがピアニストならではだ!と心打たれました。
理恵子先生のリサイタルで感じる、心から歌うフレージング、躍動感の秘密が少し解りました。

②生徒さんへの言葉掛けが分かりやすく、子供がイメージしやすいワードを使っていらしたのが印象的です。低学年からショパンを学んでいけることは良いお勉強になると感じました。低学年でショパンに取り組めるような土台となる基礎力を積めるようなレッスンを頑張りたいと思います。「機会があれば生徒も見ていただけるよう......)素晴らしい公開レッスンをありがとうございました。

③次の音の上に手を下ろすことが歌う弾き方で憶えておくことが必要で、一音から一音に繋ぐことが大切。歌うフレーズを長く大きく優雅に弾くことは難しいと感じましたが、きめ細かいご指導のためどの様に音色を響かせたら良いかよく解りました。即興曲第1番は指先手首の使い方が大事。小さな方々素晴らしいです。トリルなど美しく出ていて、感心しました。クヤヴィアク、知らなかったので勉強させていただきました。

④受講生の方が目を輝かせてぐんぐん吸収していく姿が印象的でした。「スカートをひらっとはためかすように」「絵の具を伸ばして素敵な絵を描くように」「丸いお部屋に」etc、情景が見えてくるようなアドバイスが分かりやすくてわくわくしました。手元や腕の使い方のご説明がプロジェクターに映り、耳だけでなく目でもよく解りやすかったです。

⑤ショパンらしい音色や弾き方はありますが、基本的な拍子や曲の種類をきちんと理解し、指導することを改めて感じました。フレーズの単位は短くても大きなまとまりを考えていくと流れが自然になり、聴いていても心地よく感じてきました。呼吸を含めて、音楽にしていく工夫を先生のご指導からは沢山学ばせていただきました。また音楽にしていくためのニュアンスやイメージを子どもに分かりやすく楽しくご指導されていて、とても素晴らしいレッスンでした。ありがとうございました。

⑥ショパンなどロマン派の歌い方、テンポの揺らぎや響きのバランスを自分はレコードCDから学びました。○○だから○○のように弾くというロジカルな部分は強く、○○の方が格好よいからという感覚的で耳コピの様な習得の仕方でした。指導する立場になり、○○のように弾いての指示に対しての裏付け、理論、背景が必要になり、勉強していますが、歌い方が自己流になってしまうのが悩みです。今回、ショパンの特徴が沢山学べました。ありがとうございました。

⑦先ず褒めて良いところを認めてからのレッスンで、好感が持てました。生徒さんを尊重しつつ、的確なアドバイスはたとえも分かりやすく、勉強になりました。唱うことの大切さを改めて実感しました。休みも歌うは今回大事なポイントとなりました。
「先生の言われたことを思い過ぎてないで自分の思うように弾いてごらん」の声掛けに大変共感致しました。
小さな子の指導では自分で考えて表現することを大切にしたいと思います。
理恵子先生の一言で演奏がごろっと変わっていくのがとても楽しめました。

⑧ご指導される表現がとても具体的で分かりやすく、素晴らしかったです。常に拍子感を持って崩し過ぎず、左手を安定させ、その上で右手が長いフレーズでメロディーを奏でる、とてもよく分かりました。そして弾いて下さる音は美しく自然でうっとりする音色でした。フレーズとフレーズの無音の時に「次の音まで音楽が動き続ける」事を大切にしたいと感じます。出したい音をすぐ押さえつけたり叩いたりしてしまいがちで、どうしたら美しく出せるのだろうと日々考えていましたが、なでるようにしたり絵の具を指で伸ばしたりバターを塗ったり、沢山の方法を教えて頂きとても勉強になりました。早速試してみたいと思います。
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準備下さった市川フレンドステーションの先生方ありがとうございました。また来年もよろしくお願い致します!

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