今治ステップ開催レポート
今回のステップ今治Ⅰ・Ⅱ地区は「ピアノとチェンバロを弾き比べてみよう!」という主旨で開催いたしました。
この企画が成立したのも、快くチェンバロをお貸し頂けるという申し出があった
からです。企画を決めたものの、生徒はチェンバロを生まれて初めて弾くわけですし私達も詳しくはわかりません、そこで連絡所会員の皆で相談して、チェンバロを11月からお借りして、先生方向けにチェンバロの講座を開催したり、自分達も勉強しつつ、子供達に指導、練習させました。
遠方の先生も、2~3回練習に連れてこられ、事前の準備がとても大変でした。
当日はアドバイザーの先生方とご相談しながら、ピアノとチェンバロのステージ上の楽器の位置を決め、いざスタートです。楽器の座りを移動したり、音色、音量の違う2の楽器を平気で演奏する子供達にとても感動致しました。
幼稚園から成人まで2日間で、86名(169名中)参加の約半数の方がチェンバロにチャレンジしてくれました。演奏した方は皆さんは、音程や鍵盤の幅の違いなどに戸惑いながらも、「弾いてよかった」「楽しかった」と、とても好評で、私達もご来場の方も、聴いていてとても楽しかったです。今回のステップ参加者には、とても素敵なクリスマスプレゼントになったと思います。
指導者としては、バロック音楽に親しみを持つ事ができ、今後の演奏に少しでも役立てばと願っています。尚、トークコンサートも、久元祐子先生のピアノ演奏と、大塚直哉先生のチェンバロ演奏ともに、楽しい解説付のとても贅沢なコンサートとなり、どちらもとても素晴らしい演奏でした。2日間とも、アドバイザーの先生にも、とても丁寧なアドバイスシートを頂き、気持ちのこもったステップになりました。