2017年6月25日(日) 住吉地区 ピティナピアノステップを開催いたしました。
当日は、あいにく朝から大雨となりましたが、89組の皆様にご出演頂きました。
当日は、ティアラこうとう小ホールの素敵なピアノ「ベヒシュタイン」で皆様に熱演していただきました。
草冬香先生
黒河好子先生
丹内真弓先生
寺田ひろみ先生
先生方からの講評では、
寺田先生からは、いつもの自宅やお教室のピアノとは違う、ホールで演奏することによって体感できる、本物のピアノの響きを知ることの大切さをお話しいただきました。
お味噌汁と例えて頂き、だしから丁寧にとったお味噌汁と、コンビニのものとではお味の違いが分かる事と同様に、音楽においても本当の音楽を知るとはどういうことだろうと、参加者の方々に投げかけていただきました。
草先生よりは、「呼吸」についてお話いただきました。声を出す際にも、歌う際にも息をする。ピアノを弾きながらも、呼吸して歌って弾くと、「ピアノの音」が弦を伝わりホールの後ろまで伝わり、演奏者の想いが届く音楽として伝わるとお話し頂きました。
曲のイメージについては、保護者の方々もご一緒に考えて頂けると、より良い音色に反映するのではとアドバイスを頂きました。
黒河先生からは、足台、演奏するにあたっての姿勢を講評として頂きました。
姿勢としては、男性と女性とでは筋力に違いがあり、男性は、ややピアノより遠めで、女性は、筋力と関節を使って弾ける位置にするとより良い演奏に繋がる、という深いお話をいただきました。
そして丹内先生からは、7.8部とアンサンブルとクラシックの講評を頂きました。真逆なジャンルにも関わらずピアノを弾くのに大事な心理は1つであるとおっしゃってました。ポピュラーとクラシックは、相互に大事な要素をもっており、自身が個性を持って思いっきり弾いて頂きたいとおっしゃってました。
2部後、4部あとには、丹内真弓先生によるトークコンサート 「丹内真弓・アレンジワールド2017~旬の曲を弾こう~」が行われました。
参加者の方々に、「次に弾きたい曲決まってる人~?」と、投げかけからスタートしたトークコンサート。
目をキラキラと輝かせながら、よく耳にするいつもの曲が素敵なアレンジによって変化していく演奏を堪能されてらっしゃいました。ホールは、ほぼ満席となり、ステージと会場が一体化したトークコンサートとなりました。
演奏された曲目
第1回目は、ひまわりの約束 「アラベスク」タンゴ風に「アヴェマリア」エオリアンハープ
第2回目は、前前前世 丹内真弓先生バーション 「清い流れ」川面のキラめき、「アラベスク」ブエノスアイレス
当日は、皆様方からたくさんのお花を頂戴いたしました。
継続表彰を受けられた方々
当日の演奏動画はこちらから
最後に、朝から長時間アドバイス頂きましたアドバイザーの先生、スタッフの先生方、駆け付けてくださった先生方、そして支えてくださったTOKYOポピュラーステーション佐土原知子先生に心より感謝申し上げます。
皆様ありがとうございました。
今後もポピュラー、クラシックの垣根を取り払ったステップ運営を目指しております。次回は、2018年7月頃に開催を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
Report 板崎早苗