レポート アーカイブ

2007年11月10日

「基礎」からはじめる音楽表現の指導法

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11月20日(月)、鹿児島で林苑子先生による 『「基礎」からはじめる音楽表現の指導法』 という講座が開催されました。


まず、音楽表現とは楽譜を読み、作曲者の言いたいことを少しでも理解して自分でイメージを 作り、そのイメージを音にする「わざ」である、というお話から講座は始まりました。一つの音にも高い音・低い音・硬い音・柔らかい音・軽い音・重い音・強い音・弱い音...など、たくさんの種類があることを教えてあげるには、ピアノの特徴(音はふるえて伝わること)などを、実際にピアノをさわらせたり、弦を押さえると音が止まってしまうこ となどを体感させることから始めると良いそうです。



また、手の構造もよく理解して第3関節を動かすことも大切だということも教わりました。ピアノは背中で弾き、肘の位置によって手首の高さも決まるということ。足のかかとと腰で体をささえ、2の指をしっかり立てる大切さ、手の形は、顔を洗う時に水をすくうような形が望ましいことなど、本当に書ききれないくらいたくさんのことをお話して下さいました。



そして、指の第3関節を動かすための輪ゴムを使った練習方や、音楽の流れに乗るために「目」が音の先を読む練習の具体的な方法、生徒がうまく弾けていな いときの注意の仕方、うまく弾けない時の具体的な解決法など、家に帰ってすぐレッスンに使えそうなアドバイスをたくさんいただきました。



更に感動したのは、林先生のお人柄です。出来ない生徒に対して、人格を否定するような言い方を決してしない。生徒が出来ないことに対して自分も共感する部分をもつ。そして、「あこがれの心を育てる こと!」。この「あこがれの心」というのは、最初はピアノの演奏に対してだけのこ とかと思っていましたが、先生のお話しを聞いていくうちに、美しい景色や物、素晴らしい音楽、たくさんの感動的な経験を自分から求めたいという心を育てる、そしてそれに感動する...このひとつひとつの積み重ねが、自分のイメージを育て、それを音で表現したいという気持ち、また音に表現出来るテクニックにつながっていくということがわかりました。



美しいものを見たいと思ったら即行動。常に美しいものを見たいというエネルギーを体の中に燃やし続け、コツコツと努力する林先生の生き方に、様々なことを教わった2時間でした。

林先生、どうも有難うございました!


2008年5月23日

コンペ課題曲セミナー(田代慎之介先生)

去る5月11日(日曜日)午後1時から5時まで、鹿児島市民文化ホール4階(市民ホール)において「田代慎之助先生」による2008年コンペ課題曲講座が行われました。
会場には指導者会員の先生方をはじめ、一般の指導者の先生方あわせて46名、親子での参加が100名でした。皆さん熱心に先生のお話や演奏に耳をかたむけていました。

講座はA2級からD級までを順番にバロック・クラシック・ロマン・近現代という形式で進んでいきました。

冒頭にまず田代先生は「音楽にはこれは間違っているとか正しいということはないと思います。多々考えられるアプローチの中から自分が納得するものを 各人が選んで、その方向に向かって音楽を作っていって下さい。今日の講座をその参考にしていただけたらと思います。」とおっしゃいました。その方向性を見 つけるためのひとつの参考にとは言いながらも1曲1曲に対して、作曲家の生きた国、そのころの時代背景、また同じ頃にどんな作曲家がいたか、またその曲の 特徴、和音の作り、音階の使い方による作曲法で曲を分析したりと様々な方向から説明して下さいました。限られた時間の中ですべての曲を演奏しながらお話な さるのは本当に大変なことだと思いますが、とても丁寧な言葉で説明して下さいました。

そしてまた田代先生の演奏の素晴らしさはなんともいえない感動です。音色の美しさ、リズムの歯切れ良さ、レガートの心地よい流れ、50曲以上の演奏 をどの曲も本当に心をこめて丁寧に弾いて下さり、コンサートのようでした。鹿児島には今年で4回目という講座でしたが、ますますパワーアップしてきたとい う感じで感動致しました。

鹿児島での課題曲説明会には以前多くの生徒さんの参加が見られましたが、最近だんだん減少してきているのが気がかりです。昨今の忙しい子供事情もあるのでしょうけれど、今日のような素敵な演奏をじっくり聴いて、音楽の素晴らしさをぜひ感じて欲しいものです。

また今年から指導者パスポートというものが出来ていて、そのレポート用紙やシール・パスポートについての説明もありました。講座の内容や感想を書い てレポートにして提出するというもので、指導者の先生方が帰るとき受け付けに出して帰っていました。初めて提出なさる先生には白いパスポートが本部から 送ってくるということで、皆さん楽しみにしておられるようでした。勉強して頑張ったらご褒美をもらえたような気分で、少し嬉しくなるような制度が出来たの で自分の勉強や努力の記録として形に残しながら頑張っていこうと思いました。

田代先生には遠い鹿児島までいらしていただき、いつも素晴らしい講座をして下さり本当に有難うございました。

(Rep :本多、竹下)

2008年6月26日

コンペ鹿児島地区予選開催報告

第32回ピティナ・ピアノコンペティション鹿児島地区予選が6月13日(金)、14日(土)、15日(日)にとりおこなわれました。

13日はE級とF級、14日はA2級,A1級、B級、15日はD級、C級、連弾初級A、初級B、中級、上級の順でおこなわれ去年より人数もふえた300人(組)大人数のコンペでした。
どの級も子ども達の素晴らしい熱のこもった演奏がおこなわれ、日頃の地道な練習や努力の成果があらわれており感動致しました。また指導者もとても勉強なさっていらっしゃるのだろうと頭がさがりました。
音楽の持つ表現方法の違いや、またその違いによるおもしろさや美しさをたくさん聴かせてもらい、とても勉強になりました。
進行などの反省をしますと、曲の長さなどにより時間の配分に苦労しましたが、審査員の先生方にもご協力いただきながらなんとか無事に終えることが出来ました。又コンペ最終日は活発な梅雨前線の動きにより一日中大雨という条件ではありましたが、無事に予選を終了出来安堵致しております。

審査員の先生方をはじめご協力いただきました先生方、また保護者の皆様どうもありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

2010年5月26日

鹿児島支部総会レポート

去る5月9日、日曜日に鹿児島市民文化ホール5階で鹿児島支部総会が開かれました。

今回は26年間事務局長を務めて下さった市来貴子先生がおやめになるということもあり、24人という例年にない出席多数で行われました。

まず初めに2009年度の会計報告が行われ、支部長挨拶、そのあと本部専務理事からのメッセージが披露され、市来先生の長年の苦労をねぎらわれました。 

次は市来先生からこれまでの会員の先生方の協力に対するお礼と、その協力の大切さを改めてお話なされて退任のご挨拶がありました。

新事務局長には池川礼子先生がなられて、就任のご挨拶をなさいました。

初めにピティナを立ち上げた頃に一緒に苦労なさった先生方も見えられ、そのころの苦労話や思い出話をなさり改めて後に残る者たちが、そのご苦労を無駄にしないようみんなで頑張らなければいけないと思うことでした。

新しい役員として(敬称略)

 支部長      佐々木法子
 事務局長     池川礼子
 事業企画委員  山路三千子・佐々木直子・榎木田真理子
 広報        竹下順子・本多由美子
 会計        出水惠美子

あとはコンペの準備会・日程の報告が行われました。

このあと引き続きサンロイヤルホテルで市来せんせいの慰労昼食会が和気あいあいとなごやかに行われました。


午前中の総会、市来先生の慰労会に引き続き午後から、課題曲説明会がありました。今年の参加人数は(106)名でした。

鹿児島の説明会に毎年来てくださり、すっかりおなじみになりました田代新之助先生。穏やかな語りと素敵なピアノの音色に毎年のことながら、まるで講習会を忘れてしましそうな、コンサートにでも来ているような気分にさせてくれます。

しかも限られた時間の中、的確に時代背景、作曲家や演奏ポイントなど織り込みながら、説明をしてくださいました。

演奏する方のセンスも必要ですと何度もおっしゃってもいらっしゃいました。指導する立場の私たちもいい音楽に常に接しておかなければいけないと改めて教えられた気がしました。

 (鹿児島支部広報 本多由美子 竹下順子)

2010年6月17日

鹿児島予選開催レポート

去る6月11日(金曜日)から13日(日曜日)の3日間にわたり、第34回ピティナ・ピアノコンペティション鹿児島地区予選が開催されました。
1日目がE級・F級、2日目はA2級A1級,B級D級、そして3日目が連弾初級A・B、連弾中級・上級、そして最後にC級というプログラムで行われました。
どの級も参加者の皆さんの熱の入った演奏がなされ、たくさんの素敵な演奏を聴くことが出来ました。

1日目は平日のため夕方から開催され掲示発表となりました。
審査員の先生方の講評と致しまして
◎想像したことが音の表現につながっているか?
◎左手はバランスをとることも大切ですが、良く歌えていることが大切。
◎縦の線(拍子)と横の線(フレージング)、またアウフタクトの弾き方など今の時期に      
 音楽の基礎を作っておくことはとても大切なこと。(バロック・古典は拍子がとれていないと安定感がなくなる)
◎楽譜に書いてあることしかわからないと、音楽表現が力尽きてしまう。その国のこと、時代背景、作曲者の個性などもよく知らないと全部同じ曲になってしまう。
◎C級になると曲も大きく中身のある曲になってくるので、弾くだけの勉強だけにならないように
◎連弾ではオーケストラを意識したような演奏をする、相手をよく聞き2人で一つの曲を作ることを志すこと
◎体を必要以上に動かすと後の成長に逆効果になるので気をつけること
などのアドバイスをいただきました。

ステージでは数年前から足台やペダルなどを父兄の方にしていただいていますが、すっかり定着をしてきて、ステージで歩く音がしないように音のしない靴を履いてきて下さる方、
ステージで靴を脱いで対応して下さる方とステージ上のマナーも板に付いてきました。

今回鹿児島支部は事務局長が市来貴子先生から池川礼子先生に変わって初めてのコンペでしたが、会員の先生方のご協力により無事に終えることが出来ました。
審査員の先生方にスタッフの対応がよく、気持ちよく審査できました。ありがとうございました。と言っていただきました。
心より感謝申し上げます。

鹿児島支部広報 本多・竹下

2011年5月19日

【実施レポ】2011年コンペ課題曲セミナー(中井恒仁先生)

blog_110508kagoshima_nakai.jpg2011年5月8日(日)13時-16時30分まで鹿児島市民文化ホール4階において、112名が受講して中井 恒仁先生による
2011年コンペ課題曲企画 課題曲セミナ講座が行われました。
中井先生による講座は初めてでしたのでとても新鮮で、新しい感動をたくさんいただきました。

 講座はまずA2の曲を使いながら、各時代の特徴や演奏法、
楽譜の見方・打鍵法・スラーの歌い方・音色の違いをどう感じて音に出すか・立体的な音の出し方・和声感を感じる大切さ・音程の差を感じて弾く弾き方・クレシェンドの仕方等々とても丁寧に説明なさりながら進んでいきました。
 
ピアノを弾くときオーケストラの各楽器の音色をイメージして、それを音にしたいと
思って弾くこと、または歌を歌う・声に出して感じている時のように自分の出すピアノの音が
鳴って弾けているか?それをよく聴きながら弾くこと。
 拍子によって抑揚が生まれ、回転が生まれて息のスピードが色々変わり音色も
変わっていくこと、長い音符の時はその先の音に向かって、その音をイメージしながら
歌うことなど書き出せばきりがないほどたくさんのことを教えていただきました。

 先生のピアノの音は本当に魔笛の笛の音がしたり、チェロの音、フルートやバイオリンの
音に聞こえてびっくりしました。
その楽器をイメージするだけで、あんなにピアノの音色が変われるんだということを
再認識致しました。

 そんなたくさんのことをお話なさりながらD級まで素敵なピアノを弾いて下さり、あっと
いう間に時間が過ぎていきました。
 鹿児島は最近はいつも田代先生に素敵なピアノ演奏で講座をしていただいていましたが、
今度久しぶりに中井先生という初めての先生の講座ということで少し緊張しながらもまた
今までとは違った刺激で、とても勉強になり有意義な時間を過ごすことが出来ました。

中井先生、遠い鹿児島までいらして下さりどうも有り難うごじました。

(Rep:ピティナ鹿児島支部、広報 本多由美子)

2012年4月25日

【実施レポ】2012コンペ課題曲セミナー・鹿児島(田代慎之介先生)

去る4月8日午前中の総会に引き続き午後1時から、鹿児島市民文化ホールの4階市民ホール
にて、田代 慎之介先生による「2012年度ピティナ・ピアノコンペティション課題曲講座」
行われました。

講座はA2級から、バロック・クラシック・ロマン・近現代と順番に始まりました。
限られた時間の中で作曲者、時代背景などをお話下さり、その曲のもつ特徴やポイントをD級
までの全曲を的確にお話下さいました。

鹿児島ではすっかりおなじみになりました先生の講座です。今年も先生のコンクールの課題曲
ということを忘れてしまいそうな先生の穏やかな演奏に聴きいってしましました。
ただ3時間の中に60曲以上の説明です。単純に計算しましても一曲につき3分しかありません。
受講者としてはせっかくのこの素晴らしい講座ですのでもう少しゆっくりとお話を聞きたかったです。

田代先生にはお忙しい中、はるばる鹿児島までおいでいただき講座をしていただきまして
本当に有難うございました。

(Rep:ピティナ鹿児島支部  本多、竹下)
                           

2013年4月22日

【実施レポ】2013コンペ課題曲セミナー(伊賀あゆみ先生)

平成25年4月14日(日)鹿児島にて、伊賀あゆみ先生によるピティナ・コンペティションの課題曲
講座が行われました。
A2級からD級までをバロック、クラシック、ロマン、近現代の順でとても
丁寧にリズミカルに楽しい口調で話してくださいました。

ペダルのふみ方、はなし方、フレーズのところでは、少しでも間をあけ、すべての曲を歌いながら
弾けるようにすることが大切だという事
、又、強弱をつける時もただ強い、弱いだけをつけるのでなく、
音色
を変える、自分の気持ちを変える、最初の2小節を歌ったら、次の繰り返しは3・4小節の部分を
歌ってインパクトをつけるなど、細かく
教えてくださいました。

とても熱心に、一曲一曲の特徴、和音、フレ
ーズ感などたくさんのことを教えて下さり、勉強に
なりました。
練習方法もていねいにいろいろお話下さり、参考になりました。

(Rep:ピティナ鹿児島支部 池川礼子)



2013年8月16日

2013鹿児島予選、南九州本選開催レポート

去る6月7日・8日・9日に第37回ピティナ・ピアノコンペティション鹿児島地区予選が谷山サザンホールで行われました。
1日目はE級とF級で掲示発表のみ、2日目はA2級・A1級・C級・D級でA2級とA1級だけが講評と発表がありました。3日目は連弾初級AB,中級、上級、最後にB級が行われ239人(組)の演奏が無事に終了しました。(3日目はすべて講評と発表有り)

  南九州地区本選は7月26日・27日・28日に同じく谷山サザンホールにて行われました。
今年はEF級が多かったため1日目のEF級は開始時間が例年より早く13時30分から演奏開始となり,,掲示発表でした。2日目はA2級・A1級・連弾初級A・B及びB級、3日目がD級・連弾中級・C級が行われ講評と表彰があり258人(組)の演奏が終了しました。

毎年のことながら年齢を問わず皆さんのお勉強ぶりが演奏に現れていて審査される先生方も感心して下さっていました。特に中学生の演奏の講評では、勉強に部活にと忙しくなるこの年齢で、どのように仕上げてくるかが楽しみでしたとおっしゃって、鹿児島本選の皆さんが良くお勉強をしていると褒めて下さいました。ただ中学生からのピアノのお勉強はさらに音楽性を高めるためには幅広く楽譜を研究し大人の演奏を心掛けて下さいと話されました。

鹿児島支部 広報より

2014年6月12日

2014鹿児島地区予選開催

鹿児島地区ピアノコンペティションは6月6日(金)・7日(土)・8日(日)の3日間谷山サザンホールで行われました。全部で244組の参加者で1日目はE級とF級、2日目A2級・A1級B級、そして3日目がD級、C級、連弾初級A・B、中級、上級の順で演奏されました。
今年はプログラムの書き方が今までと違った為、スタッフや演奏者も少し戸惑いましたが皆で協力して無事に終えることが出来ました。

3日間のコンペを通して熱心な講評を書いて下さった審査員の先生方からは、左右のバランスの大切さ、ただ速く弾くだけでなく自分が曲のどこに思いをこめたかがわかるように弾いて欲しい、またピティナのコンペの良さは4つの時代で演奏出来ることなので一つの曲の中にはこれだけは守って欲しいという事・何が目的なのかという事があります。それをよくわかって習得して弾いて欲しい~など1曲・1曲のポイントを説明して下さったりしてとても勉強になり参考にしたいお話をして下さいました。

2014年7月30日

2014南九州本選開催レポート

7月25(金)・26(土)・27(日)に鹿児島の谷山サザンホールにて、南九州地区本選が行われました。
照りつける日差しが肌に痛いほどの真夏日の中286組の参加者が熱演をくりひろげました。
今年は金曜日の演奏開始時間が平年より早かったため、スタッフの先生方は午前中から集合して準備にとりかかりました。
1日目がE級とF級、2日目A1級・連弾中級・連弾上級・C級、そして3日目はA2級のあと連弾初級A・連弾初級B、そしてB級最後にD級の演奏で終わりました。
今年は本当に暑かったせいか審査員の先生が途中体調を崩されるというハプニングもありましたが皆様のご協力のお蔭で、なんとか無事に終えることができました。
 審査員の先生方の講評と致しましては、コンクールは順位がついてしまうがそこにたどりつくまでの経過が大切なのでそれを大事にして欲しい、またそれをふまえた評価をして欲しいとかいうお話がありました。

鹿児島支部広報

2015年5月11日

【実施レポ】2015年度コンペ 課題曲セミナー(ピアノデュオ・ドゥオール)

4月12日(日)13時~16時30分まで鹿児島市民文化ホールでピアノデュオ ドゥオール(藤井隆史先生&白水芳枝先生)による課題曲講座が行われました。
昨年もデュオの楽しさや演奏の素晴らしさに感動しましたが、今年もまたさらにレベルアップした、とても中身の濃い充実した講座をして下さいました。
1曲ごとに、その曲のポイントや左右の手のバランス・指先の使い方による表現の違いなど、細かく書かれた資料を受講者に下さり、お二人それぞれのソロと連弾などもりだくさんの内容となりました。
まずはA1級とB級のバロックを白水先生、次はクラシックを藤井先生、と時代ごとに分けて、お二人が交代しながら演奏と解説を交えて丁寧なお話をして下さり、前半の最後に連弾初級予選の演奏と解説がありました。
後半はC級の全部とD級の近現代、そして最後に連弾中級B予選の演奏と解説で講座は終了しました。
課題曲講座では連弾の講座がなかなかないので、熊本や宮崎の先生方も受講に来て下さっていました。受講者は学生47名、一般83名、計130名でしたが、学生の受講が少なくなっているのが少し残念でした。
先生方の演奏やお話には大変感動いたしました。曲ごとの大切なポイントや演奏方法などをまとめた資料もいただき、本当にありがとうございました。これをもとにしっかり復習させていただきます。先生方本当にありがとうございました。
Rep:ピティナ鹿児島支部 本多・田中

2015年6月17日

2015鹿児島予選実施レポート

6月12日(金)・13日(土)・14日(日)の3日間、鹿児島市の谷山サザンホールに 於いて第39回ピティナ・ピアノコンペティションの鹿児島地区大会が行われました。
2日目と3日目は大雨になり、出演者やスタッフも準備や移動で大変な中、238組の参加 により開催されました。
 1日目が17時からE級とF級、2日目がA1級、連弾プレ初級・中級AB・上級とB 級、3日目がD級とA2級・C級の順で行われ、どの級も緊張感ただよう中、熱気あふれる演奏が 行われました。
 今回は掲示発表が2回、講評と発表が3回ありました。
 審査員の先生方からは、「コンペなので枠を決めて区切らないといけないが、差があって 通らなかったわけではないので、結果にとらわれず前に進んで欲しい。A1級ぐらいまでは、近現 代の曲で表現力を深め、古典の曲に進むとよい。どの級もレベルが高くて音がきれい。近現代の曲 は楽しそうに弾いているが、バロック、古典派の曲も基礎となるものなので頑張って欲しい。指導 の先生やご家族に感謝して欲しい。」などの講評をいただきました。
 今回もほぼ時間どおりに演奏が行われ、大きなトラブルもなく無事にコンペを終えること ができました。
ただ、いつも借りていた市役所の駐車場が行事の関係で借りることができず、大雨の中を車 で来られた方や駐車場係りの方には、ご苦労をお掛けしました。
 審査員の先生方には、遠い鹿児島までおいでいただき、長時間の審査本当にありがとうご ざいました。

記録(本多・田中)

2015年8月 3日

2015コンペ南九州地区予選開催レポート

7月24日(金)・25日(土)・26日(日)に鹿児島の谷山サザンホールにて第39回 ピティナ・ピアノコンペティション南九州地区本選が行われました。3日目は台風の影響を受ける 中、289組の参加により開催されました。
 1日目は13時30分よりE級とF級、2日目はA1級、B級、D級、3日目は連弾初 級・中級AB・上級・プレ初級、A2級、C級
の演奏が行われました。今回は掲示発表が3回、講評と発表が3回でした。
審査員の先生方からは、「小さい 子供たちは大きな音を無理に出そうとせず、歌心や音楽へのあこがれを持ってのびのびと楽し んで弾いてほしい。メロディーと伴奏のバランスを自分の耳を使って弾いてほしい。小さな箇 所だけにこだわらず大きなフレーズを考えよう。アンサンブルはとても勉強になるので続けて ください。指導の先生や家族、スタッフの方々に感謝してほしい。今日までの努力を忘れず今 後の練習につなげてください。」などの講評をいただきました。
今回は、日曜日に台風12号の影響でコンペ開催に支障がでるかもしれないということで、本部との打ち合わせや演奏出来なくなってしまった参加者への対応、 返金方法などさまざまな事態を想定しての運営方法が相談されました。
 色々心配されましたが、雨はひどかったものの演奏に遅れて来る生徒さんもなく、無事に コンペが開催出来、スタッフ一同胸をなでおろしました。
審査員の先生方には、長時間の審査本当にありがとうございました。

記録(本多・田中)

2016年4月28日

【実施レポ】2016年度コンペ課題曲企画 課題曲セミナー(藤井隆史先生、白水芳枝先生)

4月10日(日) 13時から16時30分、ピアノデュオ・ドゥオールの藤井隆史先生と白水芳枝先生による「2016年度コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」が鹿児島市民文化ホールで行われました。

昨年に引き続きの講座でしたが、今年も素晴らしい演奏と充実した講座をしてくださいました。
要点の書かれた演奏プログラムも資料として準備されていました。

1曲ごとにポイントや音のバランス・テンポのとり方・和音のひき方・指先の使い方など細かく指導してくださいました。連弾のprimo seconndoのバランスのとり方も具体的に教えてくださいました。先生方が弾かれるときの表情も豊かで、それ以上に音色の豊かさには感動しました。

前半は連弾初級予選 次にA1級とB級のバロックを藤井先生、クラシックを白水先生、と時代ごとに分けて交代しながら演奏と解説をしてくださいました。今年はいつも後半にあるD級近現代も引き続きしてくださいました。

後半は連弾中級A予選とC級の全部、そして最後に連弾中級B予選の演奏と解説で、講座は終わりました。

デュオとソロの両講座があるので、熊本や宮崎の先生方も受講に来てくださいました。

受講者は88名で受講が少なくなっているのが少し残念でした。

藤井先生、白水先生今日は本当にありがとうございました。


Rep:ピティナ鹿児島支部 本多・田中

2016年6月22日

2016鹿児島予選実施レポート

6月17日(金)・18日(土)・19日の3日間、鹿児島市谷山の谷山サザンホールにて第40回ピティナ・ピアノコンペティション鹿児島地区予選が行われました。

17日がE・F級、18日がA2級・A1級・連弾プレ初級・B級、19日はD級・連弾初級・連弾中級A・連弾中級B・連弾上級・C級の順で257組の審査が行われました。

今年は熊本地震の影響で参加者が少し増え時間調整が必要だったり、また大雨や落雷のため新幹線や電車が一時とまったり、またサザンホール前が大雨のため一時池のように水がたまったり~また支所の駐車場が借りられなかったので参加者の方々の駐車場の心配をしたりと、沢山の不安材料のある中開催されました。
(3日目のD級の時は、落雷のため一瞬停電にもなりヒヤッとさせられました。)

このような悪天候の中にもかかわ、コンクールの進行は順調にいき本当に良かったとスタッフ一同胸をなでおろしました。

審査員の先生方の講評としては、バロックは拍感をしっかりとり、重く弾かないこと。クラシックは腕を振らないように、ロマン期は表現をオーバーにしてペダル使う事などの点をあげられました。

 しかし個人によって差があるのでまずは得意を伸ばして、苦手を克服しましょう!というアドバイスをいただき無事にコンペを終えることができました。

 審査員の先生方、またスタッフの先生方本当にお疲れ様、そして有難うございました。
(本多・田中)

2016年8月 8日

2016南九州本選実施レポート

7月27日(水)・28日(木)・29日(金)に鹿児島市の谷山サザンホールにて第40回ピティナ・ピアノコンペティション南九州地区本選が行われました。

1日目がA1級・A2級・連弾プレ初級・連弾初級・B級、2日目がD級・連弾中級A・連弾中級B・連弾上級・C級、3日目がF級・E級の順で238組の審査が行われました。

今回は掲示発表が4回、講評と表彰が3回ありました。

審査員の先生方からは、「これからもっと上手になる為に、人に聞いてもらうのを楽しむ気持ちが大切です。
休みの間に自然の中で多くの経験することも大事ですよ。音楽の三大要素であるメロディー・和声・リズムを考えて弾いてほしい。拍子をよく感じて生き生きとした音楽を表現しましょう。作曲者の心情をくみ取った表現を考えよう。

きれいに響く音色を作ることに心がけてほしい。連弾は相手を感じ、聴きながら弾けるといいですよ。」などの講評をいただきました。

今年は3日間とも平日開催となり駐車場の心配もありましたが、天気に恵まれ滞りない運びとなりました。酷暑のなか審査員の先生方には、長時間の審査本当にありがとうございました。またスタッフの先生方もご協力ありがとうございました。
記録(本多・田中)

2017年5月15日

2017年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー

2017年4月9日(日)鹿児島市民文化ホールにてピアノデュオ・ドゥオールの藤井隆史先生と 白水芳枝先生をお招きし、「2017年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」が開催されました。
好評につき去年に引き続きの講座でしたが、今年も絶妙なトークと神経の行き渡った演奏は本当に素晴らしいものでした。お二人の息の合ったデュオも感性豊かで、ピアノの音色の素敵さにみなさん感動されていました。
拍感の大事さ、音色の作り方、腕や指先の使い方など的確に指導してくださり、要点の書かれた演奏プログラムが資料として準備されていました。
前半は連弾プレ初級・連弾初級予選、次にA1級とB級のバロックを白水先生、クラシックを藤井先生と時代ごとに交代で演奏と解説をしてくださいました。
後半は連弾中級A予選・連弾中級B予選、C級の全部そして最後にD級のバロックとロマンより1曲ずつ近現代の2曲を解説を交えて演奏してくださいました。
課題曲説明会はソロだけの会場が多い中、デュオも聞けるということで県外からも先生方が受講に来てくださいました。

藤井先生&白水先生、今日は本当にありがとうございました。
Rep:ピティナ鹿児島支部 本多・田中

2018年5月14日

【実施レポ】2018年度 ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー(藤井隆史先生、白水芳枝先生)

2018年4月8日(日)13:00-16:30 鹿児島市民文化ホールにて、ピアノデュオ ドゥオールの藤井隆史先生と 白水芳枝先生をお招きし、「2018年度 ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー」が開催されました。

昨年に引き続きの講座でしたが、今年もわかりやすい解説と神経の行き渡った 演奏は素晴らしいものでした。お二人の息の合ったデュオも感性豊かで、ピアノ の音色の素敵さにはみなさん感動されていました。 和声の違いで音色かえる、拍感の大事さ、バランス、デュオのときはお互いの指先 まで見てあわせようなど的確に指導してくださいました。 要点の書かれた資料も準備されており曲ごとに細かく説明してありました。

課題曲説明会は次の順で進められました。

  • 連弾初級A
  • 連弾初級B
  • A1級とB級のバロック、クラシックを白水先生
  • A1級とB級 のロマン、近現代を藤井先生
  • 連弾初級C
  • 連弾中級A
  • C級バロック、クラシックを 藤井先生
  • C級ロマン、近現代を白水先生
  • 連弾中級B
  今年もソロとデュオの課題曲説明会だったので県外からの受講もありました。 受講者は99名でした。 藤井先生 白水先生きょうは長い時間、熱心に指導してくださりありがとうございました。
Rep: 鹿児島支部 本多・田中

【実施レポ】2018年度 ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー(藤井隆史先生、白水芳枝先生)

2018年4月8日(日)13:00-16:30 鹿児島市民文化ホールにて、ピアノデュオ ドゥオールの藤井隆史先生と 白水芳枝先生をお招きし、「2018年度 ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー」が開催されました。

昨年に引き続きの講座でしたが、今年もわかりやすい解説と神経の行き渡った 演奏は素晴らしいものでした。お二人の息の合ったデュオも感性豊かで、ピアノ の音色の素敵さにはみなさん感動されていました。 和声の違いで音色かえる、拍感の大事さ、バランス、デュオのときはお互いの指先 まで見てあわせようなど的確に指導してくださいました。 要点の書かれた資料も準備されており曲ごとに細かく説明してありました。

課題曲説明会は次の順で進められました。

  • 連弾初級A
  • 連弾初級B
  • A1級とB級のバロック、クラシックを白水先生
  • A1級とB級 のロマン、近現代を藤井先生
  • 連弾初級C
  • 連弾中級A
  • C級バロック、クラシックを 藤井先生
  • C級ロマン、近現代を白水先生
  • 連弾中級B
  今年もソロとデュオの課題曲説明会だったので県外からの受講もありました。 受講者は99名でした。 藤井先生 白水先生きょうは長い時間、熱心に指導してくださりありがとうございました。
Rep: 鹿児島支部 本多・田中

2018年7月31日

2018南九州本選開催レポート

7月27.28.29日に鹿児島の谷山サザンホールで、南九州地区本選が行われました。
27日はE級とF級、28日はD級、連弾初級C、連弾中級A、連弾中級B、C級、29日はA2級、A1級、連弾初級A、連弾初級B、連弾上級、B級の演奏が行われました。
講評と表彰は29日のA2級とA1級のみ行われ、あとは掲示発表でした。

講評は審査委員長より。
一生懸命練習してきたが これが全てではありません。
それから、一つだけ言いたいことがあります!
ピアノの鍵盤を押さえるとどこから聴こえて来ますか?
音が出てくる場所、ピアノから出てくる音、その音を聴きながら演奏して下さい。
との講評でした。

コンペはスタッフの先生方のご協力のもと、無事に終わることが出来ました。

2019年4月12日

【セミナー実施レポート】2019年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー

2019年4月7日(日)に鹿児島市民文化ホールにて関本 昌平先生をお招きし、「2019年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」を開催いたしました。

A1級~C級のバロック、古典、ロマン、近現代曲及びD級の近現代曲を休憩を取らず、すべて演奏と説明をしてくださいました。

先生の曲に対する豊かな感性と演奏は、とても素晴らしく小さな級の曲でもその音色の素晴らしさに、お聴きになった皆さんは感動されたと思います。
スタッカートやゆっくり歌わせる部分を弾く時の腕や指の使い方、音色の作り方拍子感の大切さも具体的に教えてくださいました。
複雑なリズムの部分は、言葉に加えて実際にピアノを弾いて具体的に説明してくださいました。曲のイメージを膨らませるための、先生の面白い話術を加えた演奏に表現する楽しさを教えていただきました。

今回も、一般72名、学生34名、計106名と、県外から多くの受講者にご来場いただきました。
関本先生,長時間の課題曲セミナー本当にありがとうございました。

Rep:本多・田中



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