コンクール アーカイブ

2010年6月17日

鹿児島予選開催レポート

去る6月11日(金曜日)から13日(日曜日)の3日間にわたり、第34回ピティナ・ピアノコンペティション鹿児島地区予選が開催されました。
1日目がE級・F級、2日目はA2級A1級,B級D級、そして3日目が連弾初級A・B、連弾中級・上級、そして最後にC級というプログラムで行われました。
どの級も参加者の皆さんの熱の入った演奏がなされ、たくさんの素敵な演奏を聴くことが出来ました。

1日目は平日のため夕方から開催され掲示発表となりました。
審査員の先生方の講評と致しまして
◎想像したことが音の表現につながっているか?
◎左手はバランスをとることも大切ですが、良く歌えていることが大切。
◎縦の線(拍子)と横の線(フレージング)、またアウフタクトの弾き方など今の時期に      
 音楽の基礎を作っておくことはとても大切なこと。(バロック・古典は拍子がとれていないと安定感がなくなる)
◎楽譜に書いてあることしかわからないと、音楽表現が力尽きてしまう。その国のこと、時代背景、作曲者の個性などもよく知らないと全部同じ曲になってしまう。
◎C級になると曲も大きく中身のある曲になってくるので、弾くだけの勉強だけにならないように
◎連弾ではオーケストラを意識したような演奏をする、相手をよく聞き2人で一つの曲を作ることを志すこと
◎体を必要以上に動かすと後の成長に逆効果になるので気をつけること
などのアドバイスをいただきました。

ステージでは数年前から足台やペダルなどを父兄の方にしていただいていますが、すっかり定着をしてきて、ステージで歩く音がしないように音のしない靴を履いてきて下さる方、
ステージで靴を脱いで対応して下さる方とステージ上のマナーも板に付いてきました。

今回鹿児島支部は事務局長が市来貴子先生から池川礼子先生に変わって初めてのコンペでしたが、会員の先生方のご協力により無事に終えることが出来ました。
審査員の先生方にスタッフの対応がよく、気持ちよく審査できました。ありがとうございました。と言っていただきました。
心より感謝申し上げます。

鹿児島支部広報 本多・竹下

2012年6月15日

2012鹿児島地区予選開催

2012年6月8・9・10日の3日間、鹿児島の谷山サザンホールにて第36回ピティナ・ピアノコンペティション鹿児島地区予選が開催されました。
8日金曜日がE級・F級、9日土曜日がD級・連弾初級AB・連弾中級・連弾上級・C級、そして10日、日曜日がA2.A1級・B級と全部で256人(組)と去年より参加者が増えての開催となりました。
進行もほぼ時間通りスムーズに運び、生徒たちの熱のこもった素晴らしい演奏をたくさん聴くことが出来ました。

 D.E.F級は掲示発表でしたが、それ以外の級は 審査員の先生方の講評と舞台発表がありました。

 連弾では、息の合わせ方についておはなしがありました。無理な呼吸でないことが大切で、そのほうが曲のイメージがあってくること、日頃のレッスンで連弾を弾いていると楽しみながら息の合わせ方が出来るようになること、
そして相手の曲を聴いてあげる余裕が必要であること、またプリモとセカンドの人の音の出方が打鍵が一緒でも違って聞こえることを理解しながら弾くとよく混じり合った音が二人の体に共鳴するとか とても丁寧な解説とかもして下さいました。

 C級ではこの級の頃から本格的にピアノを弾くのに良い体格になっているのですわりかたにも安定感が出て来て、オクターブも少し余裕を持って弾けるようになる。
この年齢から本当のレガートの勉強を始めると良い、指が動くだけでなく書いていなくても弾く時のふしまわし、表情をつけるなどしてこう弾きたいという意思を持って欲しいなどのお話がありました。

 A2・A1級では片手ずつ歌いながら練習すること、フレーズを感じること、毎日の練習の積み重ねの大切さをお話して下さいました。

 B級ではB級からC級にかけて基礎の出来上がる大切な時ですから、左右のバランスをよく聞き音色を作ること、ピアノは他の楽器と違ってたたくとすぐ音が出るので音を作るのはかえって難しい。呼吸も大事歌って弾いてみよう。
楽譜は最後の最後まで繰り返し見て書かれている意味を考える。このことは一生続く。
テンポに関して忙しく聞こえる人は弾いている本人に合っていない。曲のキャラクターに合ったテンポ。表情にあったテンポに注意して。
指のコントロールの勉強を始めるころですからバロッククラシックをたくさん弾きましょう。
とたくさんお話して下さいました

足台を舞台で設置されるお母様方には音の出ない靴を履いてきて下さるようお願をしていますが、それもすっかり浸透して準備してきて下る方がほとんどでした。
舞台袖で我が子の演奏を祈りながら聞いている姿には感動させられます。
今年も大勢の参加者でしたが、会員の先生方のご協力により無事に終えることが出来ました。

2013年8月16日

2013鹿児島予選、南九州本選開催レポート

去る6月7日・8日・9日に第37回ピティナ・ピアノコンペティション鹿児島地区予選が谷山サザンホールで行われました。
1日目はE級とF級で掲示発表のみ、2日目はA2級・A1級・C級・D級でA2級とA1級だけが講評と発表がありました。3日目は連弾初級AB,中級、上級、最後にB級が行われ239人(組)の演奏が無事に終了しました。(3日目はすべて講評と発表有り)

  南九州地区本選は7月26日・27日・28日に同じく谷山サザンホールにて行われました。
今年はEF級が多かったため1日目のEF級は開始時間が例年より早く13時30分から演奏開始となり,,掲示発表でした。2日目はA2級・A1級・連弾初級A・B及びB級、3日目がD級・連弾中級・C級が行われ講評と表彰があり258人(組)の演奏が終了しました。

毎年のことながら年齢を問わず皆さんのお勉強ぶりが演奏に現れていて審査される先生方も感心して下さっていました。特に中学生の演奏の講評では、勉強に部活にと忙しくなるこの年齢で、どのように仕上げてくるかが楽しみでしたとおっしゃって、鹿児島本選の皆さんが良くお勉強をしていると褒めて下さいました。ただ中学生からのピアノのお勉強はさらに音楽性を高めるためには幅広く楽譜を研究し大人の演奏を心掛けて下さいと話されました。

鹿児島支部 広報より

2014年6月12日

2014鹿児島地区予選開催

鹿児島地区ピアノコンペティションは6月6日(金)・7日(土)・8日(日)の3日間谷山サザンホールで行われました。全部で244組の参加者で1日目はE級とF級、2日目A2級・A1級B級、そして3日目がD級、C級、連弾初級A・B、中級、上級の順で演奏されました。
今年はプログラムの書き方が今までと違った為、スタッフや演奏者も少し戸惑いましたが皆で協力して無事に終えることが出来ました。

3日間のコンペを通して熱心な講評を書いて下さった審査員の先生方からは、左右のバランスの大切さ、ただ速く弾くだけでなく自分が曲のどこに思いをこめたかがわかるように弾いて欲しい、またピティナのコンペの良さは4つの時代で演奏出来ることなので一つの曲の中にはこれだけは守って欲しいという事・何が目的なのかという事があります。それをよくわかって習得して弾いて欲しい~など1曲・1曲のポイントを説明して下さったりしてとても勉強になり参考にしたいお話をして下さいました。

2014年7月30日

2014南九州本選開催レポート

7月25(金)・26(土)・27(日)に鹿児島の谷山サザンホールにて、南九州地区本選が行われました。
照りつける日差しが肌に痛いほどの真夏日の中286組の参加者が熱演をくりひろげました。
今年は金曜日の演奏開始時間が平年より早かったため、スタッフの先生方は午前中から集合して準備にとりかかりました。
1日目がE級とF級、2日目A1級・連弾中級・連弾上級・C級、そして3日目はA2級のあと連弾初級A・連弾初級B、そしてB級最後にD級の演奏で終わりました。
今年は本当に暑かったせいか審査員の先生が途中体調を崩されるというハプニングもありましたが皆様のご協力のお蔭で、なんとか無事に終えることができました。
 審査員の先生方の講評と致しましては、コンクールは順位がついてしまうがそこにたどりつくまでの経過が大切なのでそれを大事にして欲しい、またそれをふまえた評価をして欲しいとかいうお話がありました。

鹿児島支部広報

2015年6月17日

2015鹿児島予選実施レポート

6月12日(金)・13日(土)・14日(日)の3日間、鹿児島市の谷山サザンホールに 於いて第39回ピティナ・ピアノコンペティションの鹿児島地区大会が行われました。
2日目と3日目は大雨になり、出演者やスタッフも準備や移動で大変な中、238組の参加 により開催されました。
 1日目が17時からE級とF級、2日目がA1級、連弾プレ初級・中級AB・上級とB 級、3日目がD級とA2級・C級の順で行われ、どの級も緊張感ただよう中、熱気あふれる演奏が 行われました。
 今回は掲示発表が2回、講評と発表が3回ありました。
 審査員の先生方からは、「コンペなので枠を決めて区切らないといけないが、差があって 通らなかったわけではないので、結果にとらわれず前に進んで欲しい。A1級ぐらいまでは、近現 代の曲で表現力を深め、古典の曲に進むとよい。どの級もレベルが高くて音がきれい。近現代の曲 は楽しそうに弾いているが、バロック、古典派の曲も基礎となるものなので頑張って欲しい。指導 の先生やご家族に感謝して欲しい。」などの講評をいただきました。
 今回もほぼ時間どおりに演奏が行われ、大きなトラブルもなく無事にコンペを終えること ができました。
ただ、いつも借りていた市役所の駐車場が行事の関係で借りることができず、大雨の中を車 で来られた方や駐車場係りの方には、ご苦労をお掛けしました。
 審査員の先生方には、遠い鹿児島までおいでいただき、長時間の審査本当にありがとうご ざいました。

記録(本多・田中)

2015年8月 3日

2015コンペ南九州地区予選開催レポート

7月24日(金)・25日(土)・26日(日)に鹿児島の谷山サザンホールにて第39回 ピティナ・ピアノコンペティション南九州地区本選が行われました。3日目は台風の影響を受ける 中、289組の参加により開催されました。
 1日目は13時30分よりE級とF級、2日目はA1級、B級、D級、3日目は連弾初 級・中級AB・上級・プレ初級、A2級、C級
の演奏が行われました。今回は掲示発表が3回、講評と発表が3回でした。
審査員の先生方からは、「小さい 子供たちは大きな音を無理に出そうとせず、歌心や音楽へのあこがれを持ってのびのびと楽し んで弾いてほしい。メロディーと伴奏のバランスを自分の耳を使って弾いてほしい。小さな箇 所だけにこだわらず大きなフレーズを考えよう。アンサンブルはとても勉強になるので続けて ください。指導の先生や家族、スタッフの方々に感謝してほしい。今日までの努力を忘れず今 後の練習につなげてください。」などの講評をいただきました。
今回は、日曜日に台風12号の影響でコンペ開催に支障がでるかもしれないということで、本部との打ち合わせや演奏出来なくなってしまった参加者への対応、 返金方法などさまざまな事態を想定しての運営方法が相談されました。
 色々心配されましたが、雨はひどかったものの演奏に遅れて来る生徒さんもなく、無事に コンペが開催出来、スタッフ一同胸をなでおろしました。
審査員の先生方には、長時間の審査本当にありがとうございました。

記録(本多・田中)

2016年6月22日

2016鹿児島予選実施レポート

6月17日(金)・18日(土)・19日の3日間、鹿児島市谷山の谷山サザンホールにて第40回ピティナ・ピアノコンペティション鹿児島地区予選が行われました。

17日がE・F級、18日がA2級・A1級・連弾プレ初級・B級、19日はD級・連弾初級・連弾中級A・連弾中級B・連弾上級・C級の順で257組の審査が行われました。

今年は熊本地震の影響で参加者が少し増え時間調整が必要だったり、また大雨や落雷のため新幹線や電車が一時とまったり、またサザンホール前が大雨のため一時池のように水がたまったり~また支所の駐車場が借りられなかったので参加者の方々の駐車場の心配をしたりと、沢山の不安材料のある中開催されました。
(3日目のD級の時は、落雷のため一瞬停電にもなりヒヤッとさせられました。)

このような悪天候の中にもかかわ、コンクールの進行は順調にいき本当に良かったとスタッフ一同胸をなでおろしました。

審査員の先生方の講評としては、バロックは拍感をしっかりとり、重く弾かないこと。クラシックは腕を振らないように、ロマン期は表現をオーバーにしてペダル使う事などの点をあげられました。

 しかし個人によって差があるのでまずは得意を伸ばして、苦手を克服しましょう!というアドバイスをいただき無事にコンペを終えることができました。

 審査員の先生方、またスタッフの先生方本当にお疲れ様、そして有難うございました。
(本多・田中)

2016年8月 8日

2016南九州本選実施レポート

7月27日(水)・28日(木)・29日(金)に鹿児島市の谷山サザンホールにて第40回ピティナ・ピアノコンペティション南九州地区本選が行われました。

1日目がA1級・A2級・連弾プレ初級・連弾初級・B級、2日目がD級・連弾中級A・連弾中級B・連弾上級・C級、3日目がF級・E級の順で238組の審査が行われました。

今回は掲示発表が4回、講評と表彰が3回ありました。

審査員の先生方からは、「これからもっと上手になる為に、人に聞いてもらうのを楽しむ気持ちが大切です。
休みの間に自然の中で多くの経験することも大事ですよ。音楽の三大要素であるメロディー・和声・リズムを考えて弾いてほしい。拍子をよく感じて生き生きとした音楽を表現しましょう。作曲者の心情をくみ取った表現を考えよう。

きれいに響く音色を作ることに心がけてほしい。連弾は相手を感じ、聴きながら弾けるといいですよ。」などの講評をいただきました。

今年は3日間とも平日開催となり駐車場の心配もありましたが、天気に恵まれ滞りない運びとなりました。酷暑のなか審査員の先生方には、長時間の審査本当にありがとうございました。またスタッフの先生方もご協力ありがとうございました。
記録(本多・田中)

2017年6月19日

2017鹿児島予選実施レポート

6月16日・17日・18日の3日間、谷山サザンホールで、第41回ピティナ・コンペティションが開催されました。
16日・金曜日はE級とF級で掲示発表。
17日・土曜日はA2級、連弾プレ初級、連弾初級、連弾中級Aで掲示発表、午後からはA1級とB級の審査が行われました。
この部では講評と表彰が行われました。
翌日18日・日曜日はD級、連弾中級B、連弾上級が掲示発表、午後からC級があり講評と表彰が行われました。
どの級もとても熱のこもった演奏が行われました。
講評として、良いホール、良いピアノでたたくことなく良い響きで丁寧に弾いていました。反面、各曲のイメージをもっと考えて表現に持っていけたらいいです。想像力をふくらませ、自己主張していいです。またもっと呼吸をして演奏して欲しいです。つまった演奏がきになりました。とか、デュオは呼吸が合っていてよかったが、ベースの小指の音が気になりました。指先のコントロールをして弾けるように、テンポが走らないように~などのお話がありました。
また演奏家のスタイルを守って欲しい、アレグレット、アンダンテなど作曲者の書いてあることをまずは忠実に守って欲しい~などの講評もありました。しかしとてもレベルの高い演奏でしたとも言って下さいました。
3日目は夕方にはすべて終わりコンペを無事に終了出来ました。
去年よりB級の人数が減りましたが、演奏時間のスケジュールもとても順調 で、無事にコンペを終えることが出来ました。

2017鹿児島予選実施レポート

6月16日・17日・18日の3日間、谷山サザンホールで、第41回ピティナ・コンペティションが開催されました。
16日・金曜日はE級とF級で掲示発表。
17日・土曜日はA2級、連弾プレ初級、連弾初級、連弾中級Aで掲示発表、午後からはA1級とB級の審査が行われました。
この部では講評と表彰が行われました。
翌日18日・日曜日はD級、連弾中級B、連弾上級が掲示発表、午後からC級があり講評と表彰が行われました。
どの級もとても熱のこもった演奏が行われました。
講評として、良いホール、良いピアノでたたくことなく良い響きで丁寧に弾いていました。反面、各曲のイメージをもっと考えて表現に持っていけたらいいです。想像力をふくらませ、自己主張していいです。またもっと呼吸をして演奏して欲しいです。つまった演奏がきになりました。とか、デュオは呼吸が合っていてよかったが、ベースの小指の音が気になりました。指先のコントロールをして弾けるように、テンポが走らないように~などのお話がありました。
また演奏家のスタイルを守って欲しい、アレグレット、アンダンテなど作曲者の書いてあることをまずは忠実に守って欲しい~などの講評もありました。しかしとてもレベルの高い演奏でしたとも言って下さいました。
3日目は夕方にはすべて終わりコンペを無事に終了出来ました。
去年よりB級の人数が減りましたが、演奏時間のスケジュールもとても順調 で、無事にコンペを終えることが出来ました。

2018年7月31日

2018南九州本選開催レポート

7月27.28.29日に鹿児島の谷山サザンホールで、南九州地区本選が行われました。
27日はE級とF級、28日はD級、連弾初級C、連弾中級A、連弾中級B、C級、29日はA2級、A1級、連弾初級A、連弾初級B、連弾上級、B級の演奏が行われました。
講評と表彰は29日のA2級とA1級のみ行われ、あとは掲示発表でした。

講評は審査委員長より。
一生懸命練習してきたが これが全てではありません。
それから、一つだけ言いたいことがあります!
ピアノの鍵盤を押さえるとどこから聴こえて来ますか?
音が出てくる場所、ピアノから出てくる音、その音を聴きながら演奏して下さい。
との講評でした。

コンペはスタッフの先生方のご協力のもと、無事に終わることが出来ました。



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