セミナー アーカイブ

2010年5月 7日

4/24コンペ課題曲セミナー(伊賀あゆみ先生)

blog_100424kakegawa_iga.jpg2010年4月24日(土)午前10時から12時まで、掛川市「美感ホール」にて、講師に 伊賀あゆみ先生をお迎えし、「2010年 ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー」を開催いたしました。
ソロA2級からC級までの演奏と解説をしていただきました。
よく通る声と素晴ら しいピアノの音で、最後は先生自身のお好きな曲ということで、C級の「ロマンス」を演奏していただきました。

初めに、ホワイトボードへ「指先しっか り」「手首らくらく」「きれいな手の形 」と書いて『ピアノの音をよく聴いて感 じる』ことについて話されました。
練習の方法についても速いテンポで弾くにはまず、ゆっくりしたテンポで音符だけでなく、楽譜の中の音楽を読み取ることが大事。
フレーズを感じるには始めに声 を出して歌って息継ぎの音を大切に。
ピティナコンペでご幼少の時から金賞ばかり受賞されている方なのでご自分の練習時のエピソードなど交えて実りのある信憑性の高いお話でした。

今回も地域の小学校の土曜日参観と重なってしまいましたが、熱心な学生9名が参加し、素晴らしいお話にペンを走らせていました。
今年も机を9台設置して、楽譜を広げて講座を受けるスタイルにしたので、年齢に関係なく全級の楽譜を持参する参加者が昨年よりも多く見られました。

掛川支部での説明会は今回で7回目になりました。
会場がJR東海道新幹線の掛川駅より徒歩5分という便利さが喜ばれました。
今回も午後からおなじ美感ホールにて「 ピアノステップ」が開催され、伊賀先生には引き続き「アドバイザー」もお願いいたしました。
二日間の演奏と解説、アドバイスをありがとうございました。

2011年5月19日

【実施レポ】2011年コンペ課題曲セミナー(黒田亜樹先生)

blog_110423kakegawa_kuroda.jpg2011年4月23日(土) 午前10時-12時、掛川市「美感ホール」にて、講師に黒田 亜樹先生をお迎えして2011ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナーを開催いたしました。(主催:ピティナ掛川支部、後援:兵藤楽器店)

掛川支部での説明会は今回で8回目になりました。
会場がJR東海道新幹線の掛川駅より徒歩5分という便利さが喜ばれました。朝からあいにくの冷たい雨で会場が寒かったのですが、受講者と黒田先生の熱気で 寒さを感じなくなりました。

 ♪ソロA2級-C級の解説をしていただきました。まず ソロA1級・B級から始め A2級・C級の順でした。

 ♪黒田亜樹先生はイタリアのミラノ在住の先生なので この度の『東日本大震災』の復興にミラノの人達も応援の言葉や支援をしてくれた事と帰国が予定通りにいかなかった話がありましたが、すごく盛りだくさんに多くの舞曲についての本場の意味やリズムのとり方 演奏方法を短い制限時間内にお話してくれました。課題曲の模範演奏というより いろいろな解釈を示してくれました。

 黒田先生、ありがとうございました。

 (Rep:PTNA掛川支部 林 彰子)

2012年4月25日

【実施レポ】2012コンペ課題曲セミナー・掛川(田代慎之介先生)

blog120414kakegawa_tashiro.jpg2012年4月14日(土)午前10時から12時まで、掛川市 美感ホール に於いて、田代 慎之介先生をお迎えし、
「2012年度コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」を開催いたしました。ソロA2級からC級の演奏と解説をしていただきました。
2008年にも田代先生の素晴らしい演奏にうっとりしてしまいましたが、今回も一音一音の美しい響きに演奏への気持ちが引き締まりました。

♪ Allegro イタリア語の愉快に・快活にの意味の速さで。
♪ Menuet 貴族のたしなみの舞曲の品格のあるリズム!
♪ Praeludium 和声を生かした細かい音での曲作りを!
 音楽大学の講義のようで、深く課題曲に取り組めました。

♪ 掛川支部での説明会は今回で9回目になりました。会場がJR東海道新幹線の掛川駅より
  徒歩5分という便利さが喜ばれ、ピティナ会員17名、一般11名、学生12名の合計40名が
  受講いたしました。今年も朝からあいにくの雨で寒かったのですが、会場の空調設備の
  操作ミスでなかなか暖かくならず、先生にご心配をおかけしました。
 
  また、午後からおなじ美感ホールにて「ピアノステップ」が開催される為、田代慎之介先生
  には丸2日間の『講師』『アドバイザー』をありがとうございました。アドバイザーの伊藤みち
  先生もセミナー会場にいらっしゃいました。

 今回も課題曲セミナーが開催できたことに対し、本部のお力添えに感謝いたします。

(Rep:ピティナ掛川支部 林彰子)

2013年4月22日

【実施レポ】2013コンペ課題曲セミナー(石井なをみ先生)

WEB130413kakegawa_ishii1.jpg2013年4月13日(土)10:00-12:30、掛川市美感ホールに於いて、
石井なをみ先生をお招きし、「2013ピティナコンペ課題曲セミナー」を
開催いたしました。(主催:掛川支部 後援:(有)兵藤楽器店)
ソロA2級・A1級・B級・C級の演奏と解説をしていただきました。
今回は、掛川支部での10回目のセミナーとなり、今年は天候も良く
会場までホテルから徒歩にて先生をお迎えしました。

<セミナー内容>
 ♪ 石井先生流のアナリーゼの方法の一部をお話しされました
・構成 ・・・・・二部形式とか三部形式など
・キャラクター・・生き生きと・明るい・寂しい・重厚・森の中等
・タッチ・・・・・シャキッと・スタカートとレガート・高くジャンプする等

WEB130413kakegawa_ishii2.jpg ♪ GAVOTTE(ガボット)は宮廷での踊りの曲で高くジャンプする力強さのある音で
MINUET(メヌエット)は宮廷で貴族が初めに習う舞曲
SARABANDE(サラバンド)宮廷での最上級の舞曲
SCHERZO(スケルツォ)8分の3拍子のときは4小節を4拍に感じるテンポで

 ♪ 練習方法のヒントのお話で まず目標に向け計画をたてて練習し、
部分練習は目的を明確にし耳で聴き唄って短時間で集中して行う

石井先生は親しみのある口調でユーモアも交え楽しいお話しでした。
また午後から 同じ会場で『ピアノステップ』が開催され 石井先生には「アドバイザー」も
お願いいたしました。(あとお二人のアドバイザーの竹本絵巳先生と寺北香苗先生もセミナー会場
に居られました。)今回も『ステップ』と同日開催にてセミナーを行うことが出来ました。
石井先生、ありがとうございました。

(Rep: ピティナ掛川支部 研修係 林 彰子)

2014年5月 8日

【実施レポ】2014コンペ課題曲セミナー(菊地裕介先生)

2014年4月26日(土)10:00-12:30、掛川市美感ホールにおいて、菊地裕介先生をお招きし、「2014コンペ課題曲セミナー」を開催いたしました。 参加者はピティナ会員22名、一般9名、学生10名の合計41名が参加いたしました。

♪ 初めに演奏に対する2つのお話がありました。
《いろいろあってすべて良い》
《ならぬものはならぬ》

♪ どんな作品も演奏の質の高さが必要で、そのために技術や作品の内容・時代背景などをどれだけ練習したか?勉強したか?調べたか?

♪ 技術的に難点の《連打》については手首のコントロールの仕方や鍵盤から指を離しすぎない事。
《休符》は厳密な長さの意識を持って消す(切るのではなく)。また大事な仕切り直しの《間》となる時もある

♪ 《楽譜に忠実な演奏》大作曲家が考え抜いた作品なので、楽譜に記されたことを大切に忠実に守って弾く

♪ 菊地先生はパリやドイツなど10年も生活して勉強されたのに、学生参加者に解りやすく日本語で説明してくださいました。
演奏も模範演奏CDの録音の時から少しテンポや間を変えた弾き方をされて、表現方法は《いろいろあって皆良い》と。

掛川支部での11回目のセミナーとなりました。
今年も天候もよく、会場までホテルから徒歩にて先生をお迎えしました。また午後から同じ会場で 『ピアノステップ』が開催され、菊地先生には「アドバイザー」もお願いしました。
あと、お二人のアドバイザーの多胡まき枝先生と山上里衣子先生もセミナーに参加されました。 今回も『ステップ』と同日開催にてセミナーを行うことができ、ピティナ本部・支部の皆様のお力添えに感謝いたします。

(Rep:ピティナ掛川支部 林彰子)

2015年5月27日

【実施レポ】コンペ課題曲セミナー(丸子あかね先生)

2015年4月12日(日)15時-17時 掛川市美感ホールにて、講師に丸子あかね先生を講師にお迎えし、「2015年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」を開催いたしました。
♪選定委員として級ごとに勉強に必要な要素を取り入れて選曲いる事

・A2級 ペダルは使用しない
・A1級 和音奏法
     四期の曲想の違い
・B級  近現代の曲の速度の設定
・C級  選曲は演奏のプログラムを考える(同じ速度の曲にしない)  

♪同じ「ガボット」でも四期や作曲家の国によって速度などが違うのでよく研究する。たとえばイタリア国は情熱的に早め、フランス国は優雅にゆったりと演奏 

♪C級のクラシックスタイルの場合ソナチネはペダルは浅く踏むとか、エリーゼの為にはテンポをゆらさない、ソナタは音の粒を揃えてなど

今回、掛川支部での12回目のセミナーとなりました。
昨年度まではセミナーの後、同じ講師の方に引き続きステップのアドバイザーをお願いいたしましたが、 今年は「ピティナ掛川支部の2015年度の総会」の後にセミナーを開催し、会員が一日で二つの行事に参加できるようにピティナ本部の協力の元、計画しました。
今回も学生も参加し、長机を9台設置して楽譜をひろげて勉強することが出来、支部の皆様のおちから添えに感謝いたします。

Rep:ピティナ掛川支部 林 彰子

2016年4月14日

【実施レポ】2016年度ピティナ・ピアノコンペティション 課題曲セミナー(石黒 加須美先生、石黒 美有先生)

160403ishiguro1.jpg2016年4月3日(日)掛川市美感ホールにて石黒 加須美先生、 石黒 美有 先生をお招きし、「2016年度ピティナ・ピアノコンペティション 課題曲セミナー」が開催されました。
♪課題曲アナリーゼ特集の楽曲分析と解説も担当している講師の方なのでA2級・A1級・B級の年齢の時に基礎として鍵盤上の手の位置の移動や舞曲のリズム、楽譜の中に隠れている楽器を見つける事の重要性を。 ♪石黒先生の利用している「五線譜に鍵盤の図が書いてあるノート」は調性と鍵盤の位置が一目で理解でき、主要3和音の関係も分かりやすく教える事が出来ると感じました。 ♪アウフタクトの前の拍の必要性、同じメロディーは同じ弾き方では無い、臨時記号は普通に弾かないで特別の音に、スタカートも音を短く切るだけでなく重さをかえる弾き方が必要など。


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掛川支部での13回目のセミナーとなりました。
今回は午前中に支部有志にて近現代の課題曲の公開レッスンを開きました。 自分だけの演奏でなく人に(審査員)に聴いて頂く、ホールなどの会場にて演奏するつもりで自宅でも練習する大切さを確認しました。 石黒加須美先生の熱心な解説と美有先生の素晴らしい演奏、ありがとうございました。 今回も会場に机9台を設置したので楽譜を広げて見ながらセミナーを受ける事が出来ま した。会場設営、集客等、支部のご協力に感謝いたします。


Rep:掛川支部研修班 林 彰子

2017年5月12日

2017年度 コンペ課題曲企画 課題曲公開レッスン

170423ishiguro_1.jpg2017年4月23日(日)10:00-16:00 掛川市美感ホールにて 石黒加須美先生 石黒美有先生 をお招きし、「2017年度 コンペ課題曲企画 課題曲公開レッスン」が開催されました。

後援   (株)兵藤楽器店
参加者  ピティナ会員15名 一般3名 学生4名 受講生13名 保護者13名         合計48名
♪昨年に引き続き石黒加須美先生と石黒美有先生にお越しいただき今回は 『課題曲公開レッスン』で午前にA1級4名・C級1名 午後はB級3名・D級5名の レッスンを含むセミナーとなりました。
♪初めに一人目のA1級「Canzonet」の演奏の後、ホワイトボードに
「ピアノを弾き始める前に・・・」
1. 何拍子? 2. テンポは? 3. 何調? 4. 何拍目から始まる?
と書いて質問をしました。良く勉強していた受講生はすらすらと答えました。 コンペの曲に限らず楽譜を演奏する前に重要な事と言われました。
♪次に 「倚音」「同音連打」 と書き、奏法について、いくつかのパターンを示し練習しました。
♪C級「子守歌」の時は声部をソプラノ・アルト・テノール・バスに分けて声部ごとの練習や二つの声部を取り出して練習する事の必要性をお話しされました。
♪演奏の中に空気(間)や勢い・ブレーキなども感じ、又作曲された当時の時代背景も勉強し 調べる事も大切と言われました。 受講生の13名は熱心に演奏し石黒両先生のアドバイスを吸収して、呼吸やピアノから紡がれる音が変化して行くのがはっきり見られたセミナーとなりました。

170423ishiguro_2.jpg♪今回で掛川支部での課題曲セミナーは14回目となりました。
美感ホール(200席)のステージ部分だけを使用し、固定席は使わず、机9台と移動椅子50脚を並べてのセミナーとしました。 音響はホールなので素晴らしく、良い音を聴く耳も育ったと思います。
石黒加須美先生、石黒美有先生の熱心なセミナーと素晴らしい演奏に感謝いたします。

最後にご協力いただいた兵藤楽器様はじめ参加者・スタッフの皆様に感謝します。

2018年4月20日

2018年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー

180323ogura_1.jpg2018年3月23日(金)10:00-14:00 掛川市美感ホールにて、小倉 貴久子先生のセミナー「2018年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー」が開催されました。(後援:(株)兵藤楽器店)

♪今回は小倉貴久子先生をお招きして昨年より一か月早く開催いたしました。初めて春休み中の平日の金曜日の開催でした。
♪タイムスケジュールはA2級・A1級の解説と演奏を10:00から始め休憩の後 、11:00からB級 その後「軽食タイム」を取り、続いて12:00からC級また休  憩し13:00からD級でした。

♪すべて『近現代スタイル』の曲から解説してA2級の場合は特に歌詞の有る無しに関係なく歌を感じて対話するように演奏する事 また『クラシックスタイル』ではフレーズが小節を越えない演奏が本流。
作曲家についての情報や曲の背景についても調べる事の重要性をお話しされ小倉先生が調べた事も教えてくれました。


♪臨時記号の音は響きを聴いて大切に演奏。『バロックスタイル』のフォルテやフォルティッシモは教会のパイプオルガンの響きをイメージして ただ強く弾いかない。
♪古楽器にお詳しい小倉先生なので『バロック・クラシックスタイル』の曲は作曲家がチェンバロを使っていたのかクラヴィコードまたはウィーン系のピアノかイギリス系のピアノなのか、どの楽器のために作曲したのか等 少しお話してくれました。
♪演奏には「アゴーギグ」が必要だが間を取りすぎるとわざとらしくなり難しいので冷静に聴いて練習する。

180323ogura_2.jpg♪今回で掛川支部での課題曲セミナーは15回目となりました。D級以外は『ロマンスタイル』も解説・演奏が有り今年の課題曲の全体像がほぼ掴めたセミナーになりました。
小倉先生の演奏はバランスや音色が素晴らしく、いろいろ弾き分けてくださったので学生さんも良い音を聴き分ける耳が育ったと思います。 ありがとうございました。 最後にご協力いただいた兵藤楽器様はじめ参加者・スタッフの皆様に感謝申し上げます。

Rep: ピティナ掛川支部  林 彰子



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