レポート アーカイブ

2011年3月23日

甲子園3月ステップ開催レポート

前日に起こった地震の為、アドバイザーである根津先生と長谷先生が関東からお越しになることが困難な状況になり、一時は開催の中止も検討されましたが、本部と支部の話し合いの中、稲垣先生と中西利果子先生がアドバイザーをお引き受けくださり、中田元子先生、そして横山先生と共に無事に開催、そして終了することができました。

また、中西先生の発案で行なわれました緊急募金にて、皆様よりご好意が集まりましたので、3/23にピティナ神戸甲子園ステーション名で、日本赤十字へ送金させて頂きました。
ご協力頂きました皆様、重ね重ね、ありがとうございました。

参加者の皆さんの中には、遠くから新幹線の時間を気にしながら来られた方もいて、開催者として感謝の念で一杯です。

残念ながら今回お越し頂くことができなかった根津先生、長谷先生をはじめ、震災で大変な被害に遭われている関係者の皆様に、あらためてお見舞い申し上げます。
そして、今度こそ、またお会いできることを楽しみにしております。
本当にありがとうございました。

2012年10月11日

石井なをみ先生のバッハコンクールのセミナーを聴いて

石井先生.JPG
平成24年10月2日(火)、ヤマハミュージック大阪 神戸店3階サロンにて、
石井なをみ先生をお迎えし、日本バッハコンクールの課題曲セミナーが開催されました。

全国18箇所で開催される第3回日本バッハコンクール。
今年からPTNAの提携コンクールとなり、
全国で開催されるコンクールとなりましたが、
その開催の経緯からお話は始まり、
前半には、バロック期の音楽の演奏方法、具体的な指導方法について、
お話がありました。
後半は、第3回日本バッハコンクールの課題曲を、演奏をまじえて、
強弱やアーティキュレーション、フレーズの目的地、曲の山となる部分、
ゼクエンツの弾き方など、わかりやすく解説してくださいました。

受講生のお声です。
・内容深い、しかもウィットに富んだ講座、眠くなる暇なしでした。
誰にも真似できないなをみ話法!引き込まれました。
・課題曲選びに迷っていましたが、演奏が聴けて解説してくださったので、
とても役に立ちました。
・一つ一つのポイントがわかりやすく、コンクールだけでなく、
普段のレッスンにすぐ活用できるヒントがたくさんありました。
ありがとうございました。
・バッハは自分自身が苦手だったので、教えるのに自信がありませんでした。
でも、今日の講座で自分ももう一度楽譜をよく読んでみようという気持ちに
なりました。楽しんで取り組めそうです。
・さすが!石井先生!という講座で、あっという間に時間が過ぎました。
・バッハに入る前の生徒にどうやってバロックを取り入れようかと思っていましたが、
先生の講座を聞いて、早速取り入れてみたいと思います。
・生徒をコンクールに出す自信が無かったのですが、
まずは一緒に頑張ってみようという気持ちになりました!

バロック期の音楽の指導ポイントや
バッハコンクールについてはムジカノーヴァ9月号にも詳しく掲載されています。
こちらも是非ごらんください!

バッハの指導法の講座は数々あれど、
コンクールは指導者も生徒も一緒になって成長できる絶好の機会だと...。
そう語られた先生に、受講生の皆さんも、深くうなづいておられました。

石井なをみ先生、ありがとうございました。

石井なをみ先生の今後の講座スケジュール
滋賀 
日時:2012年10月16日(火)10:00~12:00 
場所:栗東芸術文化会館さきら小ホール

松山 日時:2012年10月18日(木)10:00~12:00 
場所:ファンタジーホール

詳しくはhttp://www.piano.or.jp/seminar/schedule/
をご参照ください。

甲子園南st. inoue

2013年3月21日

甲子園3月地区ステップ開催レポート(2013.3.9)

1、2部の継続表彰です。
左から、5回、5回、20回の方々です。おめでとうございます。
ワンポイントレッスン風景です。 今回は、中村先生と末松先生のお2人にお願いしました。 写真は末松先生です。 大変丁寧なご指導でした。 ワンポイントレッスン風景です。
今回は、中村先生と末松先生のお2人にお願いしました。
写真は末松先生です。
大変丁寧なご指導でした。
3、4部の継続表彰です。 おめでとうございます。 3、4部の継続表彰です。
おめでとうございます。
そして、鈴木先生のトークコンサートです。
その前の質問コーナーで、「真ん中のペダルはどんな曲で使うのですか?」という質問があり、 演奏付きで先生が答えてくださいました。
ということもあり、既にトークコンサートの時はたくさんのお客さんが入りました。
ホールは一杯でした。
今回はチャイコフスキーの小品を3曲演奏してくださいました。
①ワルツ・スケルツォ
②ロマンス
③5拍子のワルツ
です。
とても素晴らしい時間でした。
そして最後の継続表彰です。
10回、40回、55回です。
おめでとうございます。
今回は初めてのサロンということもあり、色々とまどう場面もありましたが、メンバーが一丸となって会を成功させることができました。
先生方、スタッフの方々、そして参加された皆様、ありがとうございました。

2015年3月26日

甲子園3月ステップ開催レポート(2015.3.8)

2015年3月8日、甲子園南ステーションにおいてステップを開催しました。当日は、お天気にも恵まれ暖かい1日となりました。
 アドバイザーとして、黒田亜樹先生、松本裕子先生、山口雅敏先生、伊賀あゆみ先生がお越し下さいました。  沢山の方々にご参加頂きありがとうございました。
 一昨年よりピアノの大修理が行われ、新しく生まれ変わったピアノでの演奏は、私たちが第1号となりました。以前より高音域に深みが加わり素晴らしい響きでした。
 その御陰で、講評の時、コメント用紙に指が弱いのでどうしたらいいですかの質問が沢山ありましたが、ピアノが響くので気にならなかったと言われていました。
今回、発表会として、何人かの先生が沢山の生徒を出して下さいました。また、時期的なこともあり、沢山の受験生が参加して下さり、中々レベルの高いステップになりました。
受験生に対しての講評はもう曲に慣れてただ弾くのみになっている。何時間も練習するのではなく、このように弾きたいとイメージトレーニングしなさい。また、本番ぎりぎりまでゆっくり練習をしなさい。そのことにより、今弾いた音をどのように表現していけば良いかが分かると、とても勉強になるアドバイスを頂きました。
 黒田亜樹先生のトークコンサートは、たった10分の短い時間でしたが、沢山の人が聴いて下さいました。
曲目は
 1曲目は、武満徹「こどものためのピアノ小品より第2番 雲」
 2曲目は、ピアノに少し細工をしてチェンバロ風の音で、ダガン「かっこう」、
   3曲目は、先生お得意のピアソラ「リベルタンゴ」
です。
 継続表彰では、65回参加の方がおられました。ピンクのメダルで、初めて見ました。記念すべき日に立ち会えたことをうれしく思います。
出演者のみなさんにはまた来年も出たいと嬉しい言葉を頂き、無事に終えることができました。
アドバイザーの先生方そしてスタッフの皆さん、長時間ありがとうございました。
出演者の皆さん、来年もお会いできることを楽しみにしております。
甲子園南ステーション  辰野 いづみ

2016年3月 3日

甲子園南ステーションステップレポート(2016.2.20)

 2月20日、甲子園南ステーションにおいてステップを開催しました。
当日は、雨風が強く寒い1日となりました。
 アドバイザーとして、石井なをみ先生、菊地裕介先生、篠崎みどり先生、芹澤文美先生、保坂千里先生、松永晴紀先生がお越し下さいました。
 今回は、3月に行われるピアノコンチェルトの練習のために2台のピアノを取り入れました。2台ピアノだけで5時間近い演奏になったため、急きょ休みなしのステップとなりました。
 アドバイザーの講評は、1、2部は、小さい皆さんの参加が多かったため、指の作り方についての話でした。小さいときはまだ筋肉ができていないので、好きな曲をひくだけでなく、しっかり指を動かし、4小節でいいから指を作る練習をしたほうが良い。そうすると筋肉ができる。
コンチェルトの部は、曲のフレーズの中心がみえない。また、オーケストラとピアノがお互いの掛け合いをどのように受け答えするかを考えなければいけない。そうすることで、アンサンブルの楽しさの意味を持つことができる。
 また、ラフマニノフのコンチェルトを演奏した人たちに、音が多いので、ラフマニノフ本人の演奏を聴いたら、どの音が重要かがわかるとアドバイスをもらいました。
 9部、10部は受験生が参加されました。
今回は、各部ごとの講評になったため、人数も4人だったので個々にアドバイスを頂けてよかったと思います。
菊地裕介先生のトークコンサートは、ラヴェルの水の戯れを演奏して下さいました。演奏が終わってから先生と写真を撮ったり、サインを頂いて楽しいひとときを過ごすことができました。
アドバイスの先生方、そして、スタッフの皆さん、長い時間ありがとうございました。
出演者の皆さん、お疲れ様でした。来年もまたお会いしましょう。


2020年3月11日

甲子園2月ステップ開催レポート(2020.2.23)

今回は、ソロステップと2年に一度の2台ピアノのステップになりました。

アドバイザーとして飯野明日香先生、石井なをみ先生、梅根恵先生、岡田将先生、清水恵子先生そして高山美智子先生にお越し頂きました。

発表会、受験生、3月に行われるピアノコンチェルトに出演される方々がたくさん参加して下さいました。みんなとても聴き応えのある演奏でした。
今回は、休みなしのステップとなったため講評は一部づつ実施しました。
ロビーに椅子をならべ、アドバイザーの先生方ととても近い所で和やかな雰囲気で行われました。

ソロの講評は、間違えないように弾くことにとらわれる演奏ではなく、曲をどのように弾きたいか、 どんな音で弾きたいかを考えて練習すると、指だけ動く演奏ではなく表現豊かな演奏になると アドバイスを頂きました。このように曲を仕上げていく方法にとても興味深く感じました。

2台ピアノでは、オーケストラに自分が合わせるだけでなく、 時にはオーケストラをひっぱっていく演奏をしなければいけないとアドバイスを頂きました。

トークコンサートでは、岡田将先生が、ショパンの英雄ポロネーズを弾いて下さいました。
生演奏を聴く機会もなかなかない中、このような時間を皆さんと共有できたことは 本当に良かったと思います。

アドバイザーの先生方、そしてスタッフの皆様、長時間お疲れ様でした。
出演者の皆さん、来年も是非出演をお待ちしております。

追記:
3月にコンチェルトに出演される皆様は、新型コロナウイルスのため、演奏会が中止になりました。 一生懸命準備をされてきたのに残念でなりません。
次回、もっと成長されて舞台に立たれることを楽しみにしております。

甲子園南ステーション
   辰野 いづみ

2022年3月25日

甲子園2月ステップ開催レポート(2022.2.23)

2年ぶりにピティナステップを開催することができました。
アドバイザーとして羽田正明先生、鈴木弘尚先生、破戸由紀美先生がお越し下さいました。
連日の寒波により、ホールの暖房が全く効かず異例のコートを着ての実施となりました。そのような状態にもかかわらず、当日は欠席者もなく活気溢れる発表の場となりました。
そして、毎年参加してくださる出演者のお母さまから「ステップを開催される先生方には通年より労力がかかり大変だと思います。感謝致します。学校行事も2年に渡り中止や縮小される中、親としては、娘の外での姿を見ることが出来るので、ステップを楽しみにしています。」と嬉しいお言葉を頂きました。このような状況で開催出来て本当に良かったです。

コロナ禍で、アドバイザーに舞台で講評を頂くのはどうかと迷いましたが、色々と素晴らしいアドバイスを頂くことが出来ました。また、継続表彰の方々をアドバイザーが読み上げ、お祝いの言葉を頂けて良かったと思います。
アドバイスとして、小さな生徒さんに、クレッシェンド、ディミヌエンドの練習をいっぱいすると、表情豊かな演奏になるとおっしゃっていました。
また、右のメロディが同じでも、左の伴奏の和音が変われば、楽しい、悲しい、苦しい、怒ったなど表現が変わることを、ピアノを弾いて実践して下さいました。
さらに、ペダルが濁る演奏が多かったので、ペダルの使い方を細かく教えて頂きました。ペダルでこんなにも曲想や音色が変わるのかと改めて学ぶことが出来ました。

トークコンサートでは、鈴木弘尚先生が弾いて下さいました。ホールの暖房が全く効かなかったため、手を温めようと曲目を増やして下さり、私たちにとってとても幸せなひとときとなりました。曲目は、次の通りです。
ブラームス  間奏曲 op.119-1
ラフマニノフ 前奏曲 op.3-2「鐘」
ショパン   ワルツ第7番 嬰ハ短調op.64-2
ワルツ第2番 変イ長調op.34-1

アドバイザーの先生方、そしてスタッフの皆様、長時間お疲れ様でした。
出演者の皆さん、来年も是非出演をお待ちしております。


甲子園南ステーション
辰野 いづみ



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