セミナー I度とⅤ度で遊びましょう! レポート
楽しいレッスン・ピアノが好きになるレッスンを願って、ピアノニストにとって、即興伴奏や即興での曲作り・子どもにあっ田演奏指導いう欲張りな理想を実現すべく、ステップの翌日にアドバイザーをなさった安倍先生にお願いしたセミナーでした。
多彩な経験をおはなしされていて、奥深い演奏経験と楽曲への理解を安倍先生が持っておられると思いました。
早速 口座は受講者を生徒役にして、模擬個人レッスンが始まりましたが、最初の柳井純子先生が、躊躇なく生徒役で初見で先生と連弾、また3人連弾の色々伴奏を即興的に弾かれました。音楽の表情の変化と発展を目の当たりに出来ました。そして、前日のステップで、チーフアドバイザーをなさった羽原久美子先生が、生徒役で初見でピアノを弾いてくださり、テクニックの練習に楽しい伴奏をつけるというお話では今年A級金賞の谷君が
モデル生徒に、あっという間の2時間で終わりました。
次は受講したお一人の方の感想です。
○安倍先生の曲作りに関してのお話が聞けておもしろかった。例えば、Ⅰ.Ⅴを効果音でできた曲の話やカードマジックのようにトントンとカードを揃えたり、パラパラとカードを繰ったりザァーとカードを広げて戻したり、というトランプをあつかっている様子が想像される曲など。
○Ⅰ.Ⅴの音を左手で弾いていると右手でいろいろなことをしても曲の調が一定にできる。
半音階、黒鍵、半音の装飾音が調に関係なくいろいろなところで使える。など子どもと連弾したり、遊べると思った。
○子どもの知ってる曲にⅠ.Ⅴだけでなく少し和音を変えてみると面白い。(たくさん変えるとまとまらなくなる。)
調に関係なく和音の共通音がある和音を使うと結構面白いらしい。
○知ってる曲の前奏でイメージを作ってあげるとそれなりに子どもが感じていろいろ弾ける。
例 メリーさんの羊 さびしい感じで ホルンの感じで バグパイプの感じで お琴と笛の響きで(メリーさんは、ファとシがないので日本音階に合うと思った発想が面白いと思った。)
ほっとしてアメリカに帰ってきてなど
先生の発想で子どももイメージしやすくなるし結果的に6回以上も知らず知らずのうちに練習できて良いと思った。
○ブルグミュラー5番を取り上げてお話をつくたり、イメージを創るのも面白かった。
以上、曲を創った先生自身のお話が聞けて一番良かった。実際に先生がレッスンされてのお話や、模擬レッスンでどのように使えるかいろいろな角度でお話されたのも良かった。また、運動会の代休でお母様について来た子が体験してくれたり、アドバイザーチーフの羽原先生も一緒に御参加いただき良かった。などが感想です。安倍先生のレクチャーはお話を聞いてなるほどと思ったり、自分もレッスンに使っていることの再確認ができて良かった。生徒に早速試してみようと思った。
小倉ステーション 古賀博子