長期シリーズで行ってきたバッハのインヴェンション全曲アナリーゼが終了しました。引き続き3声のシンフォニアを勉強していきます。シンフォニアは、2声のインヴェンションにもう1声が加わったというだけではなく、バロック時代の音楽の重要ないくつかの様式を知って初めて深く理解できる曲集です。
越谷の講座では、特にコレッリなどのトリオソナタをいくつか取り上げ、バロック時代の3声書法の特徴を学んだうえで、あらためて鍵盤楽器による3声書法に取り組んでいきます。
曲のアナリーゼをすることが何も特別なことではなく、表現の重要な一部であることを、これまでのアナリーゼを通して参加者みなが再認識してきました。
作曲家による構造的な視点からの分析に加えて、各種の版・解釈本やCD演奏の比較、さらに指導経験豊かな参加者による指導法の検討などを交えるなど、幅広く深い勉強会となっています。
支部会員以外の方のご参加も随時歓迎です。初心者の方、どちらかというと勉強が苦手の方もお気軽にご参加いただけます。
今後の予定:
9月13日(月)10時
10月7日(木)10時
いずれも和幸楽器越谷店にて。
詳細は追ってご連絡します。