【レポート】コンペ課題曲セミナー(越村紅先生)
2010年3月22日(月)、長野県松本文化会館リハーサル室において、越村紅先生による「2010ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー」を開催いたしました。
課題曲発表とほぼ同時に開催されるセミナーに参加したいところではありますが、そのために東京へ出かけることもなかなかできません。このようなセミナーを地方で開催していただけるのは有り難いことです。ピティナの場合、その課題曲の多さ故、すべての解説に一定の時間をかけるのは困難で、今回もA2からD級のセミナーで、3時間でも足りませんでしたが、丁寧に解説していただきました。
内容については、「痒いところに手が届く」ものであり、「作曲家が曲に込めた思いを大切に!」という越村先生のメッセージが十分伝わってきました。
やはり講師の経験にもとづくお話は指導法であれ、表現方法であれ、大変興味のあるものでした。今回は課題曲がテーマでしたが、作曲家に的を絞った講座等の開催も考えて参りたいと思います。