1月30日(木)、相模原市橋本にある杜のホールはしもと多目的室にて久元祐子先生による『ピアニストが案内するモーツァルト』講座が開かれました。
モーツァルトが生きていた時代の楽器、歴史、生涯、手紙から読み解く心理状態などを久元先生の豊富な知識と共に解説いただきました。
楽譜について触れられた後、演奏法について語られました。
タッチ、アーティキュレーション、デュナーミク、フィンガリング、ペダリングなど、モーツァルトのピアノソナタを幅広く取り上げ説明され、中でもK.333とK.545の2曲についてより詳しく解説されました。
セミナー全体を通して、モーツァルトの美学をわかりやすく、時には驚きの雑学を交え受講者の心を引き付ける内容でした。
皆さまからは、とにかく音がきれい、先生の穏やかな声に心地よく聞かせていただきました、という感想をいただき多くのファンを持つ先生に納得され、更にファンを増やしたように思います。
この講座を受講し、改めてモーツァルトを勉強し直したくなった、もっと早くに聞いておけば良かった、という感想もありました。
当日は相模原市内の中学2年生2名が職場体験としてセミナーお手伝いに協力してくれました。
吹奏楽部に所属するお2人ににとって、セミナーの雰囲気は緊張感があり、内容も難しく感じたと思いますが、この経験は宝物となった事と思います。
セミナー後には先生を交え食事会を行いました。
久元先生の気さくなお人柄に皆さんとの会話が絶えない楽しい時間となりました。
早くも、講座リピートのリクエストをいただき、大変好評なセミナーを開催することができました。
ステーションとしては、久元祐子先生をお招きでき、新しい出会いも沢山生まれ皆さまに喜んでいただけた事に大変有難く満足しております。
次回セミナーは5月7日(水)、杜のホールはしもと多目的室にて多喜靖美先生による課題曲公開レッスンとなります。
ステーションの先生方が生徒を務めますのでレヴェルの高い公開レッスンとなる事と思います。
ご参加お待ちしております。