公開レッスン アーカイブ

2014年3月 9日

演奏能力を高め、より自由な発想を引き出すための 樋口紀美子公開レッスンのお知らせ




樋口紀美子先生による公開レッスンが
南麻布春季地区ステップの翌日、同じ会場にて開催されます。


クラシック音楽の本場であるヨーロッパ・ドイツにて33年にわたって活躍、
そして、今もなお指導と演奏活動を両立し、常に前進し続けてきている
樋口紀美子先生。


先生からレッスンを受ける事で
演奏能力を高め、より自由な発想を引き出される事と思います。





ステップ翌日に受講することで、成長を2倍3倍に!
コンペティション直前のブラッシュアップに!
聴講することで、ピアノ指導法を学ぶ場に!



多くの方のお申込み・ご参加をお待ちしています。
受講人数に限りがありますので、先着順で締め切らせて頂きます。
お申込みはお早めに。


開催日 6月1日(日)
時間  午後1時~午後9時 
会場  南麻布セントレホール
講師  樋口紀美子先生

受講料 30分 10,000円 / 45分 15,000円 / 60分 20,000
         ♪ 南麻布春季地区ステップ参加者は、
              ステップ参加者票をご提示いただくと1割引になります。
     30分 9,000円 / 45分 13,500円 / 60分 18,000

聴講料 一般1,000円 /  会員 800円 /  学生 無料


お申込みは
電話 048-255-8007 FAX 048-255-8007 
またはメール leibniz2014@gmail.com  まで

 

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2014年4月28日

樋口紀美子CDリリース記念リサイタルのご案内



2014年秋、樋口紀美子先生の演奏による
ショパンのCDがリリースされます。



樋口先生のインスピレーション溢れる演奏によるショパン。
是非お聴き逃しなく!



そしてCDリリースを記念してオールショパンプログラムによる
リサイタルが開催されます。(ピティナ後援)



10月23日(木)19時~
浜離宮朝日ホール
大人4000円(学生2000円)


生演奏を堪能した後はCDで楽しむ・・・
2014年芸術の秋はショパンの秋でいかがでしょうか?


多くの方のご来場を楽しみにしています。



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<先生のレッスンを受けてみたい方へ!!>

樋口紀美子先生公開レッスン が6月1日開催されます。
自身の演奏のブラッシュアップにいかがでしょうか?

5月31日のステップ参加されてから受講されると特典もありお勧めです
申込み締切は4月28日(月)となっています。是非お急ぎください。

2014年5月12日

6月1日開催 樋口紀美子先生公開レッスンの曲目と時間を発表します



お待たせいたしました、レッスン曲目と時間が決まりました。
お越しになられる際のご参考になさってください。

5月25日時点での発表となります。
よって時間・曲目の変更の可能性もございます。
随時更新してまいりますので、ご確認ください。


6月1日(日)13:00-21:00


13:00-13:30
【グランミューズ】 リスト:リゴレット・パラフレーズ

13:30-14:30
【E級】 バッハ:平均律 第1巻 第9番 ホ長調 BWV854 
     ドビュッシー:夢

14:30-15:30
【特級】 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1 第1楽章
     スクリャービン:エチュード Op.42-5
     リスト:ハンガリアンラプソディ 第13番

15:30-16:00  休憩

16:00-16:30
【D級】 バッハ:シンフォニア 第12番 イ長調 BWV798
    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1番 Op.2-1 第1楽章
    メンデルスゾーン:無言歌集より Op.67-4 「紡ぎ歌
     中村美穂子:月うさぎ

16:30-18:00
【C級】 ヘンデル:組曲 第11番 HWV437 アルマンド
     バッハ:インヴェンション 第14番 変ロ長調 BWV785
     ベートーヴェン:7つのバガテル 第4番 Op.33-4
     秋元恵理子:夏の夜の流星群
     平吉毅州:真夜中の火祭

18:00-18:30  休憩

18:30-19:30
【特級】 J.S.バッハ:4つのデュエット 第1番 ホ短調 BWV802
      ドビュッシー:12のエチュード 「オクターヴのための」
      ベートーヴェン:ピアノソナタ 第21番 ハ長調 Op.53
                   「ワルトシュタイン」 第2、3楽章

19:30-20:30
【F級】 
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第18番 Op.31‐3 第1楽章
     尾高尚忠:ソナチネ 第2楽章
     ショパン:エチュード Op.10‐8

20:30-21:00
【グランミューズ】 
ハイドン:ピアノソナタ ト短調 Hob44 第1楽章


聴講は受付中です。コンペ前の勉強に是非ご検討ください。
    


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2014年5月27日

【曲目最終決定】6月1日(日)樋口紀美子先生公開レッスン 



レッスン曲目と時間が最終決定致しました。
お越しになられる際のご参考になさってください。


6月1日(日)13:00-21:00


13:00-13:30
【グランミューズ】 リスト:リゴレット・パラフレーズ

13:30-14:30
【E級】 バッハ:平均律 第1巻 第9番 ホ長調 BWV854 
     ドビュッシー:夢

14:30-15:30
【特級】 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1 第1楽章
     スクリャービン:エチュード Op.42-5
     リスト:ハンガリアンラプソディ 第13番

15:30-16:00  休憩

16:00-16:30
【D級】 バッハ:シンフォニア 第12番 イ長調 BWV798
     ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1番 Op.2-1 第1楽章
     メンデルスゾーン:無言歌集より Op.67-4 「紡ぎ歌
     中村美穂子:月うさぎ

16:30-17:30
【C級】 ヘンデル:組曲 第11番 HWV437 アルマンド
      ベートーヴェン:7つのバガテル 第4番 Op.33-4
     秋元恵理子:夏の夜の流星群
     

17:30-18:30
【特級】 J.S.バッハ:4つのデュエット 第1番 ホ短調 BWV802
      ドビュッシー:12のエチュード 「オクターヴのための」
      ベートーヴェン:ピアノソナタ 第21番 ハ長調 Op.53
  
                   「ワルトシュタイン」 第2、3楽章
18:30-19:00  休憩 


19:00-19:30  
【グランミューズ】 フォーレ:ワルツカプリス第1番 Op.30

19:30-20:30
【F級】 
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第18番 Op.31‐3 第1楽章
     尾高尚忠:ソナチネ 第2楽章
     ショパン:エチュード Op.10‐8

20:30-21:00
【グランミューズ】 
ハイドン:ピアノソナタ ト短調 Hob44 第1楽章


聴講は受付中です。コンペ前の勉強に是非ご検討ください。
    

2014年6月19日

【開催記録】公開レッスン (必読のメッセージと嬉しいお知らせつき)



6月1日、南麻布春季ステップの翌日

『樋口紀美子先生による公開レッスン』が行われました。




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午後1時から9時までコンペティションC級、D級、E級、F級、特級、グランミューズの

10名の受講生のレッスンが繰り広げられ、また30名の聴講生もお越しいただきました。




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受講生の中には、前日同ホ-ルにて行われたステップに出演された方も多く、

2日間にわたり樋口先生のアドバイスが受けられ、

より深く先生の意図を理解し演奏につなげることができたように感じます。




樋口先生は33年間ドイツにおいてピアニストとして活動。

一方、指導者としても活動。

門下生からオーケストラとの再度にわたる協演者、

数々のコンクール上位入賞者を輩出してきました。



そして日本に帰国され現在、常に感じられておられる事

「日本で学ぶ人たちにとって、いかにヨーロッパ音楽を感じて演奏するか」



今回バッハやベートーヴェンといった古典期の曲が多く演奏されるなか、

先生は常に『アウフタクト』つまり、小節線のある音楽を意識し

拍感や間のとり方を大切にするようにとおっしゃっていました。



・・・その他、聴講した私達の心にまっすぐ届くメッセージが次々と!!

一部だけではありますがご紹介します。





「練習の目的は音楽的表現が先であり、その後に外さなくなるという結果がくる。

決して順序が逆になってはいけない」


「音にこだわりを持って練習、音楽的に本当に流れているか?」


「聴いている人が主役」


「公開レッスンのタイトルにある『自由な発想』とは・・・

作曲家からのメッセージである楽譜にかかれている事を忠実に読み取り、

追求していくプロセスを経てこそ、引き出されてくるもの」






【聴講生からのアンケートより】


・樋口先生の熱のこもった集中力の切れないレッスンが素晴らしい。

・欧州の薫りがする先生の音色でした

・先生自ら演奏して伝えるご指導はわかりやすく、

 直後の受講生の音質ががらりと変わり、お見事です!

・指導法を学ぶ上でとても勉強になりました

・演奏に対する姿勢とお考えは、納得のいくお話でした。






今回、樋口紀美子先生の公開レッスンは初の試みでしたが、

今後も若きピアニストの向上と指導者育成を目指して、

公開レッスンを続けていこうと思います。





【嬉しいお知らせ】


ご好評につき、第2回公開レッスンを開催する事が決まりました。

時間が限られております。ご希望の方はお早目にご連絡ください。


日時  :  7月28日(月) 11時~13時30分

                15時30分~18時30分

会場  :  松尾ホール ( アクセス地図はこちら )

受講料: 30分10000円・45分15000円・60分20000円

聴講料: 1000円

連絡先: PTNA南麻布インターナショナルステーション

      Tel & Fax : 048-255-8007

      mail :  leibniz2014@gmail.com






2014年7月15日

本選対策に!演奏力アップに! 公開レッスン開催のお知らせ

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多くの方のご参加、聴講をお待ちしています。

申込み締切日は7月20日(日)となります。

【聴講について】
受講者同伴の保護者の方1名無料となります。
当日聴講受付可能です。

048-255-8007
leibniz2014@gmail.com


2018年7月 5日

7/15(日)樋口紀美子先生によるセミナー&公開レッスン

20180715樋口紀美子セミナー&公開レッスンチラシブログ用.JPG

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【曲目】7/15樋口紀美子先生によるセミナー&公開レッスン

ピアニスト樋口紀美子による公開レッスン
ショパンからドビュッシーへ

南麻布セントレホール
2018年7月15日(日)

〔第1部〕 ショパン
13:00~14:00 レクチャ―
        ショパン:12のエチュード Op.10 全曲演奏と解説

14:00~16:00 公開レッスン
                    1. ショパン:マズルカ Op.56 No.2 ハ長調、 No.3 ハ短調
                    2. ショパン:「アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ」より
                                               華麗なる大ポロネーズ Op.22 変ホ長調
                    3. ショパン:バラード 第1番 Op.23 ト短調
                    4. ショパン:バラード 第3番 Op.47 変イ長調


〔第2部〕 ドビュッシー
17:0018:00 レクチャ―
                         ドビュッシー:12のエチュード
                             「ショパンの思い出のために」全曲演奏と解説

18:00~20:00 公開レッスン
                    1. ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より 月の光
                    2. ドビュッシー:「前奏曲集 第1集」より 帆、アナカプリの丘
                    3. ドビュッシー:「12の練習曲」より 5本の指のための、
                              組み合わされたアルペッジョのための


ドビュッシーの受講は残り1枠です。お早めにお申し込みください。
ショパンの受講申し込みは締め切らせていただきました。
なお、当日曲目を変更する場合がございます。ご了承ください。
引き続き、聴講の申し込みを受け付けております。当日参加も可能です。
WEB申込み⇒こちらへ

2019年1月 9日

【バッハ曲目】樋口紀美子先生 公開レッスン1/20(日)

音楽の基礎 バッハ・インヴェンションを学ぶ

 ~樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン~

日比谷スタインウェイサロン東京
松尾ホール
2019年1月20日(日)


〔第1部〕レクチャー

14:45-16:00 J.S.バッハ・インヴェンションについてレクチャー&全曲演奏


休憩(10分)


〔第2部〕公開レッスン

16:10-16:25 インヴェンション 第1番 ハ長調

16:25-16:40 インヴェンション 第8番 ヘ長調

16:40-16:55 インヴェンション 第13番 イ短調

16:55-17:15 平均律 第2巻 第20番 イ短調

17:15-17:35 平均律 第2巻 第6番 ニ短調

17:35-18:05 パルティータ 第1番 変ロ長調

18:05-18:35 パルティータ 第2番 ハ短調


受講の申し込みは締め切らせていただきました。
引き続き、聴講の申し込みを受け付けております。当日参加も可能です。

聴講料:ピティナ会員3,000円 / 一般3,500円
    *レクチャー&レッスン聴講、合わせてご参加いただけます。

ピティナHPからのお申込みはこちら

お問合せ先:ピティナ南麻布インターナショナルステーション
email : leibniz2014@gmail.com

2019年1月31日

【実施レポ】樋口紀美子先生バッハ・インヴェンションセミナー&公開レッスン

音楽の基礎 バッハ・インヴェンションを学ぶ
~樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン~
2019.1.20(日) 14:45-18:40
スタインウェイサロン東京 松尾ホール

セミナーインヴェンション2019-010.jpg
 2019年1月20日(日)日比谷スタインウェイサロン東京 松尾ホールにて「音楽の基礎
バッハ・インヴェンションを学ぶ~樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン
が開催されました。
 セミナーは〔第1部〕樋口先生によるバッハ・インヴェンションのレクチャーと全曲
演奏、〔第2部〕バッハの曲による公開レッスンの2部構成で行われました。当日は50
名を超える方々の参加があり、一年で最も寒い時期にもかかわらず、会場は汗ばむほど
の熱気に包まれました。ドイツで33年にわたりピアニスト、指導者として活躍されドイ
ツの空気や音楽を肌で感じてこられた樋口先生のレクチャーと演奏に期待が高まります。

 第1部ではまずはじめに、バッハ自身が書いたインヴェンションの前書きを樋口先生
がドイツ語で読んでくださいました。そこには、「カンタービレで弾くように」という
ことがはっきりと書かれてあり、バッハを弾く上でカンタービレは一番大事なことだと
先生は強調されました。とかくバッハの音楽を堅苦しいもののように捉えがちな日本の
教育を受けてきた私たちには、新鮮な驚きです。バッハをカンタービレで弾く、それは
ロマン派のようなテンポルバートを伴ったカンタービレではないけれど、音の上がる・
下がるや、メロディーの音と音の間の音程や上声と下声の間の音程がどのくらい離れて
いるかを常に意識し、心の中でそれを感じながら弾くことだと先生は教えてくださいま
した。ピアノという楽器は他の楽器と違い演奏者自らが音程を作らなくてもよい楽器で
すが、ピアノを弾く人ももっと音程を感じること、音程感覚を持つことが大切だと、各
曲解説や公開レッスンの際に話されていました。

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 また、私たちが最も迷うアーティキュレーションについては、2度はレガート、3度と
4度はポルタート(ノンレガート)、6度や8度はスタッカートという基本はあるものの、
曲によって演奏者によって何通りもの解釈や素晴らしい可能性があるそうです。アーテ
ィキュレーションが作曲者によって示されていないから難しいと思うのではなく、樋口
先生がおっしゃるようにフレーズがどのように始まり、どこで終わり、どこにつながっ
ていくのか、様々な可能性を考えて試しどう弾くかを楽しむぐらいの気持ちを持ってバ
ッハの音楽をもっと楽しんでいきたいと思いました。

 レクチャーの後には、樋口先生がインヴェンション全15曲を通して弾いてくださいま
した。各曲のポイントを伺ってから聴く演奏はなるほどと感じることも多く、レクチャ
ーだけでは得られない貴重な学びとなりました。あらためて15曲を通して聴くことで、
樋口先生がおっしゃる前の曲から次の曲への調性の移り変わりを味わい、インヴェンシ
ョンの新たな魅力を発見できた感じがします。

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 休憩を挟み、第2部の公開レッスン。冒頭、樋口先生
の「音楽に上手、下手はありません。今日初めて聴か
せていただく方もいらっしゃるけれど、その方の人間
性、出会いを楽しみにしています。」との大変印象的
なお言葉に続いて始められました。
 まず受講生の良い所を褒めて引き出し、問題解決の
ための方法が次々と提案され、演奏がより音楽的に生
き生きと変わっていく、先生の持つ音楽の深さと熱意
に、受講生のみならず聴講している私たちも引き込まれるレッスンでした。
 第1部のレクチャーで話されていた「心の中で感じて音楽をやること」「音の方向性
を感じ表現すること」そして「それぞれの調性が持つイメージを感じ調性の変化を味
わうこと」などが実際に受講生の演奏に対して投げかけられるので、受講生の演奏の
変化を通して、バッハを生き生きと自然に弾くために大切なことがよく見えてきます。
「バッハの時代の音楽は個人的な感情ではない、もっとユニバーサルで宇宙まで行っ
てしまうようなもの」という先生のお話に、なるほど...だからバッハの音楽は普遍的
であり、音楽の基礎なのだと思いました。
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 素晴らしい現代のピアノで、素晴らしいバッハの音楽を
演奏すること―それは、樋口先生の師J.S.バッハ国際ピア
ノコンクール創設者のW.ブランケンハイム先生が生涯をか
けて目指し、伝えてきたことだそうです。ピアノが好きで
好きでたまらないとおっしゃる樋口先生の音楽への情熱に
あふれた、非常に密度の濃いセミナーからは、現代のピア
ノでバッハを生き生きと演奏するための示唆と、たくさん
のヒントやアイディアをいただくことができました。
 樋口先生、4時間にわたるエネルギッシュで素晴らしい
セミナーをありがとうございました。

                  〈Rep.古川恵美〉


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