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2014年5月27日

【曲目最終決定】6月1日(日)樋口紀美子先生公開レッスン 



レッスン曲目と時間が最終決定致しました。
お越しになられる際のご参考になさってください。


6月1日(日)13:00-21:00


13:00-13:30
【グランミューズ】 リスト:リゴレット・パラフレーズ

13:30-14:30
【E級】 バッハ:平均律 第1巻 第9番 ホ長調 BWV854 
     ドビュッシー:夢

14:30-15:30
【特級】 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1 第1楽章
     スクリャービン:エチュード Op.42-5
     リスト:ハンガリアンラプソディ 第13番

15:30-16:00  休憩

16:00-16:30
【D級】 バッハ:シンフォニア 第12番 イ長調 BWV798
     ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1番 Op.2-1 第1楽章
     メンデルスゾーン:無言歌集より Op.67-4 「紡ぎ歌
     中村美穂子:月うさぎ

16:30-17:30
【C級】 ヘンデル:組曲 第11番 HWV437 アルマンド
      ベートーヴェン:7つのバガテル 第4番 Op.33-4
     秋元恵理子:夏の夜の流星群
     

17:30-18:30
【特級】 J.S.バッハ:4つのデュエット 第1番 ホ短調 BWV802
      ドビュッシー:12のエチュード 「オクターヴのための」
      ベートーヴェン:ピアノソナタ 第21番 ハ長調 Op.53
  
                   「ワルトシュタイン」 第2、3楽章
18:30-19:00  休憩 


19:00-19:30  
【グランミューズ】 フォーレ:ワルツカプリス第1番 Op.30

19:30-20:30
【F級】 
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第18番 Op.31‐3 第1楽章
     尾高尚忠:ソナチネ 第2楽章
     ショパン:エチュード Op.10‐8

20:30-21:00
【グランミューズ】 
ハイドン:ピアノソナタ ト短調 Hob44 第1楽章


聴講は受付中です。コンペ前の勉強に是非ご検討ください。
    

2018年7月 5日

7/15(日)樋口紀美子先生によるセミナー&公開レッスン

20180715樋口紀美子セミナー&公開レッスンチラシブログ用.JPG

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【曲目】7/15樋口紀美子先生によるセミナー&公開レッスン

ピアニスト樋口紀美子による公開レッスン
ショパンからドビュッシーへ

南麻布セントレホール
2018年7月15日(日)

〔第1部〕 ショパン
13:00~14:00 レクチャ―
        ショパン:12のエチュード Op.10 全曲演奏と解説

14:00~16:00 公開レッスン
                    1. ショパン:マズルカ Op.56 No.2 ハ長調、 No.3 ハ短調
                    2. ショパン:「アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ」より
                                               華麗なる大ポロネーズ Op.22 変ホ長調
                    3. ショパン:バラード 第1番 Op.23 ト短調
                    4. ショパン:バラード 第3番 Op.47 変イ長調


〔第2部〕 ドビュッシー
17:0018:00 レクチャ―
                         ドビュッシー:12のエチュード
                             「ショパンの思い出のために」全曲演奏と解説

18:00~20:00 公開レッスン
                    1. ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より 月の光
                    2. ドビュッシー:「前奏曲集 第1集」より 帆、アナカプリの丘
                    3. ドビュッシー:「12の練習曲」より 5本の指のための、
                              組み合わされたアルペッジョのための


ドビュッシーの受講は残り1枠です。お早めにお申し込みください。
ショパンの受講申し込みは締め切らせていただきました。
なお、当日曲目を変更する場合がございます。ご了承ください。
引き続き、聴講の申し込みを受け付けております。当日参加も可能です。
WEB申込み⇒こちらへ

2018年12月18日

1/20(日)バッハ・インヴェンション:樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン

音楽の基礎 バッハ・インヴェンションを学ぶ

 ~樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン~


ショパンをはじめ後世の作曲家に多大な影響を与えたバッハ。
バッハの重要性はわかっていても、その作品を現代のピアノでどう
弾くか、迷われている方も多いのではないでしょうか。

今回のレクチャーでは、ピアノ学習者なら誰もが弾くインヴェンションを取り上げ、バッハを音楽的に生き生きと表現するための演奏法と指導法を学びます。

樋口紀美子先生は、33年にわたり、ドイツでピアニスト、指導者として活躍され、高い評価を得ています。
バッハの演奏については、J.Sバッハ国際ピアノコンクールの創設者W.ブランケンハイム氏のマスタークラスにて長年研鑽を重ねられました。
W.ブランケンハイム氏について詳しくはこちら。英語です。

ドイツの伝統に根ざした樋口先生の演奏とレクチャー、公開レッスンは、バッハの新しい魅力を発見し、より良い演奏や指導につながる素晴らしい内容です。

音楽表現の基礎を形作るために重要なバッハ・インヴェンションについて、ご一緒に深く学んでいきましょう。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。


日時:2019年1月20日(日) 
    14:45~16:05(レクチャー)
    16:15~18:15(公開レッスン)

会場:日比谷スタインウェイサロン東京 松尾ホール

聴講料:ピティナ会員3,000円 / 一般3,500円
    *レクチャー・レッスン聴講、合わせてご参加いただけます。

ピティナHPからのお申込みはこちら

お問合せ先:ピティナ南麻布インターナショナルステーション
email : leibniz2014@gmail.com


2019-1-20バッハインヴェンションセミナーチラシ_000008.jpg

2018年12月31日

1/20(日)バッハ・インヴェンション:樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン

【再度ご案内】

音楽の基礎 バッハ・インヴェンションを学ぶ

 ~樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン~


先日、日本バッハコンクール各地区大会が終わり、2月には全国大会が開催されます。
バッハを勉強されている方も多いのではないでしょうか。

バッハを、自然に、美しく、生き生きと演奏するためには、どうしたらよいのか?
樋口先生の演奏とレクチャー、公開レッスンを通して学んでいきましょう。

樋口紀美子先生は、ドイツで33年にわたり、ピアニスト、指導者としてご活躍され、高い評価を得ています。
バッハの演奏については、J.Sバッハ国際ピアノコンクールの創設者W.ブランケンハイム氏のマスタークラスにて長年研鑽を重ねられました。
W.ブランケンハイム氏について詳しくはこちら。英語です。
http://www.bach-cantatas.com/Bio/Blankenheim-Walter.htm

今回のセミナーでは、樋口先生がインヴェンション全15曲を弾き、レクチャーしてくださいます。
ピアニストでいらっしゃる先生の演奏とお話からは、バッハの演奏についての多くの気付きと学びを得られることと思います。

続いて行われる公開レッスンでは、実際のレッスンをご覧いただくことで、バッハの演奏と指導をより深くわかりやすく学んでいただけます。
音楽的に深く追求し、でも生徒一人一人の様子に合わせてわかりやすく熱意を持って行われる樋口先生のレッスンは、きっと皆様の演奏や指導に役立つことと思います。

ドイツの伝統に根ざし、ピアニストでもあり指導者でもある樋口先生のバッハセミナーは、ピアノ学習者や指導者はもちろん、アマチュアピアニストや音楽愛好家の方々にも大変勉強になる内容です。

バッハコンクール全国大会に向けて、また来年のバッハコンクールに向けて、そして何よりもご自身の音楽を深めるために、音楽を愛する方、バッハを愛する方、皆様にご参加いただきたいセミナーです。

日時:2019年1月20日(日) 
    14:45~16:05(レクチャー)
    16:15~18:15(公開レッスン)

会場:日比谷スタインウェイサロン東京 松尾ホール

聴講料:ピティナ会員3,000円 / 一般3,500円
    *レクチャー・レッスン聴講、合わせてご参加いただけます。

ピティナHPからのお申込みはこちら

お問合せ先:ピティナ南麻布インターナショナルステーション
email : leibniz2014@gmail.com

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2019年1月 9日

【バッハ曲目】樋口紀美子先生 公開レッスン1/20(日)

音楽の基礎 バッハ・インヴェンションを学ぶ

 ~樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン~

日比谷スタインウェイサロン東京
松尾ホール
2019年1月20日(日)


〔第1部〕レクチャー

14:45-16:00 J.S.バッハ・インヴェンションについてレクチャー&全曲演奏


休憩(10分)


〔第2部〕公開レッスン

16:10-16:25 インヴェンション 第1番 ハ長調

16:25-16:40 インヴェンション 第8番 ヘ長調

16:40-16:55 インヴェンション 第13番 イ短調

16:55-17:15 平均律 第2巻 第20番 イ短調

17:15-17:35 平均律 第2巻 第6番 ニ短調

17:35-18:05 パルティータ 第1番 変ロ長調

18:05-18:35 パルティータ 第2番 ハ短調


受講の申し込みは締め切らせていただきました。
引き続き、聴講の申し込みを受け付けております。当日参加も可能です。

聴講料:ピティナ会員3,000円 / 一般3,500円
    *レクチャー&レッスン聴講、合わせてご参加いただけます。

ピティナHPからのお申込みはこちら

お問合せ先:ピティナ南麻布インターナショナルステーション
email : leibniz2014@gmail.com

2019年1月31日

【実施レポ】樋口紀美子先生バッハ・インヴェンションセミナー&公開レッスン

音楽の基礎 バッハ・インヴェンションを学ぶ
~樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン~
2019.1.20(日) 14:45-18:40
スタインウェイサロン東京 松尾ホール

セミナーインヴェンション2019-010.jpg
 2019年1月20日(日)日比谷スタインウェイサロン東京 松尾ホールにて「音楽の基礎
バッハ・インヴェンションを学ぶ~樋口紀美子先生によるレクチャー&公開レッスン
が開催されました。
 セミナーは〔第1部〕樋口先生によるバッハ・インヴェンションのレクチャーと全曲
演奏、〔第2部〕バッハの曲による公開レッスンの2部構成で行われました。当日は50
名を超える方々の参加があり、一年で最も寒い時期にもかかわらず、会場は汗ばむほど
の熱気に包まれました。ドイツで33年にわたりピアニスト、指導者として活躍されドイ
ツの空気や音楽を肌で感じてこられた樋口先生のレクチャーと演奏に期待が高まります。

 第1部ではまずはじめに、バッハ自身が書いたインヴェンションの前書きを樋口先生
がドイツ語で読んでくださいました。そこには、「カンタービレで弾くように」という
ことがはっきりと書かれてあり、バッハを弾く上でカンタービレは一番大事なことだと
先生は強調されました。とかくバッハの音楽を堅苦しいもののように捉えがちな日本の
教育を受けてきた私たちには、新鮮な驚きです。バッハをカンタービレで弾く、それは
ロマン派のようなテンポルバートを伴ったカンタービレではないけれど、音の上がる・
下がるや、メロディーの音と音の間の音程や上声と下声の間の音程がどのくらい離れて
いるかを常に意識し、心の中でそれを感じながら弾くことだと先生は教えてくださいま
した。ピアノという楽器は他の楽器と違い演奏者自らが音程を作らなくてもよい楽器で
すが、ピアノを弾く人ももっと音程を感じること、音程感覚を持つことが大切だと、各
曲解説や公開レッスンの際に話されていました。

セミナーインヴェンション2019-014.jpg
 また、私たちが最も迷うアーティキュレーションについては、2度はレガート、3度と
4度はポルタート(ノンレガート)、6度や8度はスタッカートという基本はあるものの、
曲によって演奏者によって何通りもの解釈や素晴らしい可能性があるそうです。アーテ
ィキュレーションが作曲者によって示されていないから難しいと思うのではなく、樋口
先生がおっしゃるようにフレーズがどのように始まり、どこで終わり、どこにつながっ
ていくのか、様々な可能性を考えて試しどう弾くかを楽しむぐらいの気持ちを持ってバ
ッハの音楽をもっと楽しんでいきたいと思いました。

 レクチャーの後には、樋口先生がインヴェンション全15曲を通して弾いてくださいま
した。各曲のポイントを伺ってから聴く演奏はなるほどと感じることも多く、レクチャ
ーだけでは得られない貴重な学びとなりました。あらためて15曲を通して聴くことで、
樋口先生がおっしゃる前の曲から次の曲への調性の移り変わりを味わい、インヴェンシ
ョンの新たな魅力を発見できた感じがします。

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 休憩を挟み、第2部の公開レッスン。冒頭、樋口先生
の「音楽に上手、下手はありません。今日初めて聴か
せていただく方もいらっしゃるけれど、その方の人間
性、出会いを楽しみにしています。」との大変印象的
なお言葉に続いて始められました。
 まず受講生の良い所を褒めて引き出し、問題解決の
ための方法が次々と提案され、演奏がより音楽的に生
き生きと変わっていく、先生の持つ音楽の深さと熱意
に、受講生のみならず聴講している私たちも引き込まれるレッスンでした。
 第1部のレクチャーで話されていた「心の中で感じて音楽をやること」「音の方向性
を感じ表現すること」そして「それぞれの調性が持つイメージを感じ調性の変化を味
わうこと」などが実際に受講生の演奏に対して投げかけられるので、受講生の演奏の
変化を通して、バッハを生き生きと自然に弾くために大切なことがよく見えてきます。
「バッハの時代の音楽は個人的な感情ではない、もっとユニバーサルで宇宙まで行っ
てしまうようなもの」という先生のお話に、なるほど...だからバッハの音楽は普遍的
であり、音楽の基礎なのだと思いました。
セミナーインヴェンション2019-015.jpg
 素晴らしい現代のピアノで、素晴らしいバッハの音楽を
演奏すること―それは、樋口先生の師J.S.バッハ国際ピア
ノコンクール創設者のW.ブランケンハイム先生が生涯をか
けて目指し、伝えてきたことだそうです。ピアノが好きで
好きでたまらないとおっしゃる樋口先生の音楽への情熱に
あふれた、非常に密度の濃いセミナーからは、現代のピア
ノでバッハを生き生きと演奏するための示唆と、たくさん
のヒントやアイディアをいただくことができました。
 樋口先生、4時間にわたるエネルギッシュで素晴らしい
セミナーをありがとうございました。

                  〈Rep.古川恵美〉


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